次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 6月18日(日) 15時30分から17時30分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。



また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百十三、折りたたむ 大東流合気柔術 東京稽古会  

相手の手首を折りたたむようにして地面につけ、制します

こう書くと、いかにも力技で相手をねじ伏せるようなイメージを持たれるかもしれませんが、ハズレです。


折りたたむ7


例によって、力を使わずにやったほうがスムーズに相手を倒せるんですね。古武術では。
動画を見ましょう。





相手に手首を掴まれます。
前回やった「手を開く」操作で相手の攻撃を止めます。(其の百十二、開いて止める

手首を柔らかく使い、相手の腕の上から巻き付けるようにして、手首をつかみます。
この時、手先だけを動かしたのでは、上手くいきません
相手に「嫌がられる」、つまり、相手の抵抗を受ける感じが強くなります。


折りたたむ3


手を動かすときには、必ず身体全体で操作すること。
これまで何度もやってきましたから、分かりますよね。(「其の百三、連動する」「其の百十、前に置く」など)

相手の腕の外側に手刀を回すときには、身体を外に向け、次に内側に斬りこむときにはまた腰を内側に回します。


折りたたむ6


こうすると、不思議なことに、相手の手首はさほどの抵抗感なく折れてくれます。
これは、相手が強い力で握っていればいるほど、そうなります。

バットの両側を二人で握って回しあいっこしたら、太い側を持った人が、有利ですよね。
太い方を子供が握って、細い方をプロレスラーが握っても、子供が勝ちますよね。
あれ?このたとえ合ってましたっけ???
つまり、手首がバットの細い方で、腰がバットの太い側ですといいたかったんですが・・・あかん、混乱してきた。


ともあれ。

相手の手が曲がったら、空いた片方の手を手の甲に添えるようにして優しく折りたたむようにします。


折りたたむ5


この時点で相手の腰は崩れているはずですから、そのまま自分の体勢を低くすると、あっけなく相手は倒れてくれます。

ここも、力任せに手の力で押し崩そうとしてはダメです。
相手の手を握っている接点には、必要以上の圧力をかけず、身体全体を連動させて低くなることがコツです。

これで、相手は抵抗なく倒れます。


折りたたむ2


あらためて、自分の書いた文章を読み返すと、「インチキ臭いぞこいつ」と思われるんじゃないかと心配ですが・・・。

でもホンマやねんもん!

気になる方は、一度稽古会へどうぞ。
東京稽古会は、誰でも参加できますので。体験も可能です。


Posted on 2016/07/18 Mon. 09:38 [edit]

category: 片手捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  手刀 
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其の百十一、片手捕四方投 大東流合気柔術 東京稽古会  


片手を掴んできた相手を、手刀を使って投げ倒します。

以前に解説した四方投は、両手を掴まれるところからでしたね(「其の百五、四方投げ」)。今回は片手捕です。
前回、前々回(「其の百九、つなげる」,「其の百十、前に置く」)の身体操作法を使っていますので、分かりにくかったら、もう一度そちらを参照してみてください。


片四1


しっかりハマると、受け手側はちょっと痛いんですが…動画を見ましょう。





相手が手首をつかんで来ます。
外に踏み出して、手刀を使って、内側から相手の腕を斬りこんでいきます
もう一方の手を添えて、相手の手首を握ります。
今度は相手の腕が刀だと仮定し、その刀を振りかぶるようにして、身体の向きを変え(体の転換)斬り落とします。



片四4


ちょっとわかりづらいかな?最初は自分の手刀で相手に斬りこみ、崩します。
その時、自分の手の中には相手の手首がありますね。
ちょうど刀の柄を握るような形になっているはずです。

そこを、相手の腕ではなく、刀に見立ててしまうんです。これがコツです。
最初にハマると痛いと書きましたが、ハマるのはこのコツを相手が使ったときです。
人間の腕をモノ扱いするんですから、えげつない古武術です。


片四2


もう一つのコツは、相手の肘を突きこむようにすることです。握っているのは手首ですが、そこを動かそうとこだわるのではなくて、その先の肘を動かしていきます。

これも相手の腕を刀に見立てることの応用です。
刀を使うとき、柄を動かすことにこだわるやつはいませんよね。その先の刀身・刃の部分が重要ですから。


片四3


ここまで3回にわたって、手刀を使った身体操作と、意識の修練を解説しました。
大東流合気柔術を理解するヒントがたくさん含まれているので、また、稽古で繰り返しやってみましょう。


Posted on 2016/07/01 Fri. 09:20 [edit]

category: 片手捕

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其の百九、つなげる 大東流合気柔術 東京稽古会  

相手に手首を掴まれたとき、それを振りほどこうとせず、出来るだけそのままの状態で「握らせておいて」投げる身体操作です。


つなげる1


なんのことだかさっぱりわからないという方、動画を見ましょう。





先生が言っているように、掴まれたところを「放っておく」ことが出来れば、最初の関門は突破です

このブログでもこれまでに何度か出てきているように、大東流合気柔術では脱力することがとても大事です。
掴まれた接点(ここでは手首)に力を入れて対抗すると、相手との力比べになってしまいます。相手から攻撃を受けているところではなく、自分の身体の中心に近いところから動かしていきます

先生は、肘から動かしていくという表現をされていますね。
ちょっとわかりづらいかもしれませんので、解説します。


つなげる3


肘から指の先までを、一本の刀に見立てます。
これを手刀といいますが、刀ですから途中で曲がったり折れたりしませんよね
腕をあくまで刀として動かすことで、手首だけに力を集中してしまうことを避けるんです。

さらに言うと、足を捌いて、腰の動きと肘~手首の動きを連動させています。
(「其の百三、連動する」など)
つまり、身体全体で肘から先に「生えた」刀を操作している感覚です。

まずは、これを体得してみてください。


tunageru2.jpg


さて、今回の身体操作、実は少し前にやった「其の百六、連動して投げる」と同じものです。
ひとつの身体操作ですが、切り口を変えることでいろんな方面からアプローチが出来るんですね。

古武術の稽古の奥深いところだと思います。



Posted on 2016/06/17 Fri. 09:12 [edit]

category: 片手捕

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其の百六、転換して投げる 大東流合気柔術 東京稽古会  

四方投げがうまくかからないときに、試してみたい動きの修練です。


転換して投げる5


大東流の型稽古では、相手の攻撃を受けたところ、その接点を利用して技を仕掛けていくことがほとんどです。
前回の四方投げでは、捕られた両手首で相手に力を伝え、崩し、制しています。

この時に、相手の手のひらが自分の手首から離れてしまうと、力を伝えることはできなくなります。
これを「切れる」と言います。

接点において「切れる」ことなく技をかけられるかが大事なんです。

動画を見ます。





片手を掴まれたとき、相手がそこ(手首)を離さないように腕を動かし、自分の方に誘導して、投げます。

普通にやったのでは、当然、相手の手は「切れ」ます。投げられるのが分かっているのに、じっと手を握ったままでいてくれるわけはありませんから。

ではどうするか?


転換して投げる4


一言で言うと、「相手を攻め続ける意識を持つ」んです。
手首を引っ張ろうとすると、相手から意識が離れます。すると当然ですが、手も「切れて」いきます。
そうではなく、相手に向けた手刀、その切っ先を、投げ終わるまで相手に突きつけるようにイメージしてみるんです。
これだけのことで、相手は手を離せなくなってしまいます。

同じことが、四方投げの型を練習するときにもポイントになります。
動画にあるように、相手の側面に入って転換するとき、相手から目を離さず、攻め続ける意識を持ってみましょう。
きっと、見違えるように技がかかるはずです。


転換して投げる2


書き方がちょっとインチキ臭いと思われるかもしれませんが、一度稽古で体験してみてください。
ただ「意識する」だけで、びっくりするように身体の動きが変わります

もちろん、ここまでにやってきた「連動する」動きや、接点に「力を入れない(脱力)」など、基本的な身体操作が出来ていることが前提です。


転換して投げる3


でも、何度もいいますが「意識」で身体は変わります
それを実感することが、古武術を学ぶ意義です。




Posted on 2016/05/30 Mon. 09:35 [edit]

category: 片手捕

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其の八十、手に入れる  

「手に入れる」といっても、「GET(入手する)」ではありません。


手に入れる7


正確に言うと、「手のひらの中に、相手が入ってくるまで手刀を動かす」です。
何のことだか余計わからなくなりましたかそうですか。

動画を見ましょう。





先生が言っているのは、「自分から相手の手首を掴みに行かない」ということです。

ではどうするか?
まずは、相手が自分を掴んでいることをひとまず忘れます。
それから自分の手刀を立て、斬り下ろすようにします。

そうすると、自然に相手の手首が自分の手の中に入ってくるのです。
入ってきたら、「仕方がないので」掴みます。そのまま斬り下ろしていくと、相手は倒れてくれます。


手に入れる6


「仕方がないので」掴むなどと書きましたが、半分冗談で、半分本当です。

以前「掴まれたところは、放っておく」という口伝を紹介したことがありました(「其の七十八、低く入る」)が、ここでもその教えが活きるんです。


手に入れる1


相手の攻撃を受けたところ、ここでは手首ですが、そこを振りほどこうとしたり、力を入れて抵抗を起こすと、力のぶつかり合いが起こります。

実際にやってみると分かりますが、そうなると膠着状態に陥ってしまい、技どころではありません。


手に入れる2


そうではなく、一旦掴まれたところを意識から外して「自分のやるべきこと」をまずやります。ここでは手刀を立てて斬り下ろすことです。

大東流では、無理矢理に相手をねじ伏せたり、力ずくで思い通りにさせることは尊ばれません。
それと悟られないうちに、自分の意識を相手に伝え、そのように動かしてしまっている状態が理想なのです。


手に入れる3


この身体操法は、その訓練になります。
体重移動や、肘の使い、足捌きなど、細かいことを言えば沢山のポイントが必要になる技法ですが、まずは「掴まれたところを意識の外に出す」という稽古をしてみましょう。

それなら、今日からでも出来るはずです。

Posted on 2016/02/02 Tue. 12:01 [edit]

category: 片手捕

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