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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(金・祝) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、12月16日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の百七十九、胸捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  


胸捕を制するシリーズの2回目です。
護身術的な考え方として、上段突き(ストレートパンチ)への対処法として稽古することが出来ます。


胸捕小手返1


前回は攻撃に対して内側に捌いてから逆腕に捕っての小手詰でしたね。
外側に捌くとどうなるのでしょうか?

動画を見てみましょう。





相手が腕を伸ばしてくるのに対して、外側に捌いて攻撃線を外します。
この時、前回と同じく半身になっているはずです。
そうなっていない場合は、相手の攻撃に添うように捌くことを心がけてください。

相手に向いている方の腕で肘打ちをするような形になると、自然と相手の伸ばした手首を掴めるような位置にいるはずです。


胸捕小手返3


ここで相手の手首を捕ります。
相手の腕の伸びている方向に添うように手を重ね、相手の拇指丘に小指をかけるようにしましょう。
親指が当たる位置は薬指と小指の付け根のあたりです。
慣れないうちはここが難しく感じられるかもしれませんね。
継続して稽古すると、ぴたっと会う感覚が出てきますから、まずはゆっくり丁寧に修練を積んでいきましょう。

次に、手首を捕った方とは反対の手で、相手の手の甲を包むように斬り下ろしていきます。
この時にしっかりと足を踏み込んで、体重移動とともに斬りこんでください。
小手先の操作では相手に力が伝わりません。


胸捕小手返2


相手を倒したら、あおむけになっている相手をうつ伏せにします。
小手返しに捕っている手をゆるめずに、腕を伸ばしながら相手の頭上をまわるのがコツです。
腕を極め続けていることで、自然と身体が回転していきますよ。

護身術としては、この小手返しが割と取り組み易いかもしれません。
東京稽古会で、やってみませんか?






Posted on 2018/04/05 Thu. 18:29 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  小手返  姿勢  手刀  中心  攻撃線  重心  体重移動 
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其の百七十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から4度にわたって、胸捕への対処法を解説していきます。
胸捕は読んで字のごとく、胸倉を掴まれる動きですが、相手の腕が一直線にこちらの顔面近くに向かってきますから、「上段突き」のかたちに似ています。

いわゆるパンチですね。


胸捕小手詰1


稽古では女性や初心者も多いので、最初から上段突きでやり始めると受け損なって顔面にモロに入ったりします。
いきなりそんなことしてくる道場はイヤですよね。

そんなわけで護身術的な考え方を学ぼうとするときに、この胸捕は便利なんです。

前置きが長くなりましたが、動画を見ていきましょう。





パッと見が複雑そうな動きですが、これも今までやってきた操作の発展形です。
こちらに向かってくる相手の手を、捌いて流します。
動画では「掴ませないように」という表現をしていますが、これは「突きを外す」と同じ意味です。


胸捕小手詰4


捌く方向は相手の突きの内側です。
これを外に捌くと技が変わってきますよ。

内に捌くと身体が半身になりますね。相手に近い方の腕で肘打ちをするような形になると、自然に相手の手首のあたりを捕ることが出来ます。


胸捕小手詰5


手首を逆腕捕にとって、相手の肘をロックするように手前に引き込みながら、刀を立てるように手首を上に向けます。
こうすることで相手の小手(橈骨と尺骨で構成された上腕部分)が極まります。

お辞儀をするように小手を沈めると、相手はたまらず崩れ落ちます。


胸捕小手詰2


逆腕捕の手首を、剣を立てる要領で上に向けるところが難しいかもしれませんが、あとはこれまでやってきた動きです。
東京稽古会で、やってみましょう。

Posted on 2018/03/29 Thu. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  当身  攻撃線  剣の理合 
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其の百六十九、上下に分ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回はちょっと遊びの要素を入れて稽古してみましょう。

大東流合気柔術は人の骨格、筋肉の配置などを利用して固めたり制したりする技術の体系だと以前に書いたことがあります。
その昔、武術者たちが死刑囚の腑分け(解剖)に立ち会い、人体の構造を研究して技を完成させていったと言う伝説もあります。戦国とか、江戸時代の話ですね。

古武術とはまさに戦闘のための、殺人技術をルーツに持つことをほうふつとさせる話ではあります。


上下


とまあ、おどろおどろしいムードで始めましたが、やってることはいたってのんきな身体操法です。

腕、肩の関節の特徴を利用して相手を思い通りに動かしていくんですね。

動画を見てください。





胸捕に来た相手の腕を手刀でとらえます。
横に払うのではなく、手刀をやや前に出すようにしてください。
大事なことは、毎度言うことですが小手先でやらないこと。自分の中心で操作します。

これで相手の肩が詰まりました。

次に、もう片方の腕を捕ります。
これも力で握りこんで引っ張るのではなく、手刀を絡みつけるように操作するのが理想です。
握るのであっても、力をこめず、軽く引っかけるようにしましょう。


上下2


両方の腕を捉えたら、これを上下に分けるように動かします。
自分の中心を意識して、両方の手刀を縦に操作してください。

相手の両腕は肩の部分で詰められています。鎖骨側に寄せられている感じですね。
身体の構造上、それ以上には曲がりません
でもどんどん力が加わって来るので…しょうがなくなって、からだをひっくり返してしまいます。

今度は肩甲骨の方に腕が寄せられます。
こっちでも、肩関節はある程度以上には曲げられません
しょうがないので、上に上に逃げる…。
結局、爪先立ちになって自由が奪われる、というハメに陥るんですね。


上下1


こういう考え方は、他の型でも随所に使われています。
自分の中心で操作すること、縦に動かすこと、柔らかく、力を入れずに…いつも同じことばかり言ってますが。

稽古に行き詰ったら、息抜きにやってみてください。


Posted on 2018/01/24 Wed. 11:05 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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其の百六十四、居捕逆腕捕 大東合気柔術 東京稽古会  

居捕の逆腕捕。これも何度か取り上げた型です。

同じ型を稽古しても、その時々によって意識するポイントが異なるのが、古武術の面白いところです。


居捕逆腕捕1


相手の攻撃の仕方や強さ、または身体的特徴によっても、こちらの対処法が変わってきます。
出来るだけ多くの引き出し(対処法)を身につけておくと技に深みが出てきますよ。

今回は身体を「適切な位置に動かす」ことの重要性について書いてみたいと思います。
動画を見てみましょう。





双方座って技を行います。受け手の攻撃は胸捕です。

この時に、胸を掴んできた相手のもう一方の手を警戒してください。
相手は必ず攻撃してくるという意識が大切です。
実際に、相手に模擬短刀などを持ってもらって稽古するといいかもしれません。

相手のもう片方の手からの攻撃を受けないようにするためには、そのままの位置に留まっていてはダメです。


居捕逆腕捕2


自分の正面に手刀を擦り上げるようにして、相手の肘に手を当てます。
同時に身体をやや外に移動しながら相手の肩を詰めるように踏み込みます

と、実際にやってみると感じることですが、
正座をしているので、立っている時よりは身体を自由に動かしにくいですね。
そこで、相手の外側に重心をかけつつ、膝を前に進めるようにしてみましょう。

この時、膝に重心がかかっていますね。
上半身で相手を押し込もうとしては力が伝わりませんよ。
正しい姿勢で自分の中心からまっすぐに相手に力を向けてください。


居捕逆腕捕3


さらに、相手の中心に当身を打ちながら大きく踏み込みます。
中心と言いましたが、胸を掴んでいない方の肩に向かって踏み込むようなイメージでもいいでしょう。
これで、相手の攻撃は完全に無効化されます

初心者ほど大きく足を動かしがちですが、稽古を積めば、ほんの少し重心を移動させるだけで、相手を制することが出来ます。
自由に動きにくい居捕では、特にその効果がはっきりと表れますよ。


Posted on 2017/12/15 Fri. 10:44 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 手刀  姿勢  古武術  中心  居捕  連動  重心 
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其の百六十、肘を制する(肘返) 大東流合気柔術 東京稽古会  

「肘を制する」身体操作法で型を解説するシリーズの二回目は「肘返」です。

前回(「其の百五十九、肘を制する(逆腕捕)」は胸を掴んできた相手の肘を伸ばすことで逆関節にとって制する考え方でした。


肘を制する(肘返し)1


肘返は、それに加えてさらに、自分の思うところに肘を持ってくる(連れてくる)ことで技をかけていきます。

動画を見てみましょう。





双方が座って技を行います。居捕(いどり)ですね。
受け手側の攻撃は胸捕です。
胸倉を掴んできた相手の手首を、親指の付け根で引きつけるようにして、自分の胸に密着させます。

この接点を通じて、相手の肘に力を伝えていくんですね。

まずは相手の肘を伸ばします。親指で引きつけながら、身体を相手の外側に捌きます。前回の逆腕捕では肘に当てた手の角度を変えることでこの操作を行いました。
今回は手首に当てた胸と親指の二点で同じことをしなければなりません。
少し難易度が高いですね。


肘を制する(肘返し)3


身体の角度を変えて、相手の肘が曲がらない方向に力を加えます。さらにやや下から角度をつけて捌くことで、相手の肩を詰めるようにしましょう。
相手の自由な方の手からの攻撃を警戒してください。
ここで当身を入れます。そのまま、当身を打った手を相手の肘にあてがいます。

次に、自分の正面に相手の肘を持ってこなければなりません。
この時、相手の肘にあてた手で強引に持ってこようとしがちですが、これは、力任せの悪手です。

そうではなく、ここでも、胸と親指で挟んだ接点を使うことを意識してください。
具体的には、その接点を使って相手の肘の先端を動かしていくイメージをもつと分かり易いですよ。
今度は、肘の可動域で言えば「曲がる方」に動かす訳ですからやや簡単です。

相手の肘が自分の正面に来たら、肘にロックをかけ、転換して投げます。


肘を制する(肘返し)2


「肘返」どうでしたか?
「伸ばす」と「曲げる」。両方を使って肘を制していきました。

次回は「裏落」です。

Posted on 2017/11/12 Sun. 09:16 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 当身  転換  居捕 
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