次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 9月18日(月・祝) 14時00分から16時00分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。



また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八、ずらす 大東流合気柔術 東京稽古会  

十字受けで中心で相手を受け止めたら、次はその接点を活かして相手を崩す操作を行います。


ずらす


それが今回の「ずらす」動きです。
一本捕を例にとって解説します。

まずは動画を見てください。





交差させた腕で相手の正面打ちを受けます。
しっかりと中心でとらえることで、相手の体重が自分の丹田にかかっていることが感じられると思います。

片方の腕を外し、相手の肘につけます。
一本捕で相手の肘を制するときの要領です。
相手の腕を押し返したり、押し負けたりせずに、受け止めたときのバランスを維持してください。


ずらす3


次に、その形を保ったまま身体を開きます
この時、陥りやすいのが接点を引っ張ること。小手先の動きになってしまって、相手の腕にしか力が伝わりません。

足、腰、腕を連動させて、接点にかかっている力をのせたまま、身体を開くことで、相手の全身を崩すことが出来ます。
両手で相手の腕を斬り落とすようにすると・・・一本捕がきれいに決まりました。


ずらす2


「十字受け」から「ずらす」。
この一連の身体操作は、相手の力をしっかりと捉えて、それを自分の思う方向に誘導するための訓練です。

感覚を研ぎ澄ませて、相手の力を感じてみてください。

Posted on 2016/06/11 Sat. 09:52 [edit]

category: 正面打

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  からだ  姿勢  手刀  一本捕  正面打 
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其の百七、十字受 大東流合気柔術 東京稽古会  

相手の攻撃を自分の中心で受けるための修練法です。


十字受け2


動画を見ましょう。





自分の目の前で両手を交差します。
すると、両腕の交点はほぼ自分の真正面に来ます。

これで相手の正面打ちを受ければ、自分の中心で攻撃を受けられます。

ただ、これは正面から見たときの話。
横から見たときに、前傾していたり、後ろに体が反っていてはいけません


十字受け6


腰の上に上半身が真っ直ぐ乗っている状態が、正しい姿勢でした。
(「其の二、立ち方」「其の三十四、中心 」
これは、自分の頭のてっぺんが上空から糸で釣り下げられている状態を想像してもらえれば分かりやすいかと思います。
あるいは紙コップを頭の上に乗せて、落とさずに歩く、あの姿勢です。
「其の六十八、膝行(しっこう)」) 


十字受け5


その状態で十字受けをすれば、相手の攻撃を自分の一番強いところで受け止めることになります。

この基本動作をくり返し訓練することで、片手で受けても、動きながら受けても、体勢がくずれていても中心で相手をとらえられるようになります。


十字受け4


地味ですが、効果的な訓練です。


Posted on 2016/06/06 Mon. 09:56 [edit]

category: 正面打

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其の八十八、捌いて打つ  

型稽古を基本にしている大東流では、修行する者同士が如何に真剣に相手に対峙することが出来るかというところが重要になってきます。


受け(初めに攻撃する方)の攻めがしょぼいと、捕り(技をかける方)の稽古になりません。
かと言って毎回ムチャクチャに殴りに行っても困るのですが。
大人ですので加減してくださいね。


捌いて打つ3


さて、今回は以前にもやった横面打ち(「其の四十一、横面打ち」)です。
ただ、発想を少し変えています。


互いに剣を持って対峙している場合、馬鹿正直に正面から振りかぶって斬りに行ったりはしません。ノドを突かれて殺されてしまいますから。
やはり、相手の中心を避けて攻め込みます。


捌いて打つ2


同じように、攻撃を受けた時も、相手の攻撃線を外すように捌いてから打ち込みます。
動画を見ましょう。





先生の手本のように、横面打ちとは相手の攻撃を外すために「外側に捌いてから行う正面打ち」なんです。

だから、剣を斜めに振り回してはいけないんです。
「横面打ち」という言葉から、手刀を水平チョップみたいにする人がいますが、それは相手から容易に避けられてしまいます。ただ、しゃがめばいいんですから。


捌いて打つ1


正面打ちを受けたら、その手をゆるめないようにして、相手の側面に入身するようにします。
この時に自分の中心が相手の方にしっかりと向いているようにしましょう。


捌いて打つ4


この、相手の攻撃の中心線を外しながら、自分の攻撃はしっかりと中心線上で行っている・・・という考え方が、重要です。

次回も、この横面打ちを使った技を解説していきます。
 

Posted on 2016/03/09 Wed. 11:08 [edit]

category: 正面打

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tag: 大東流  正面打  手刀  入身  中心線 
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其の八十六、肘を制する  

一本捕シリーズ」も、これでようやく最後です。
「其の八十一、一本捕詳解」であざとく予告したように、正面打ちを受けた後、「肘を制する」身体操作を解説します。


肘を制する


ある意味「一本捕」は肘を制するところが技の肝でもあります。
ですからこれを修得することで、技の理解度が格段に上がるでしょう。

早速、動画を見てください。





「制する」という言葉の語感から、力強く制圧するというイメージを抱いていた人は驚かれたんじゃないでしょうか?

「肘を制する」とは、すなわち「引っかける」ことなんです。
これも大東流合気柔術の思考法の面白いところですね。
局所に強く握りこむような圧力をかけると、本来伝えるべき力がうまく伝達しないと考えるのです。

さらに、引っかけるという身体操作には、「相手のからだを伸ばす」という意図も含まれます。


サムネ1


まず、正面打ちを受けた後、相手の肘を「引っかけるよう」に制します。そのまま前に出ることで相手の肘から肩が伸ばされます。
さらに出ると、今度は相手の脇~横腹の筋肉が伸びます。
実はこれも肝心なんです。

こうすることで相手の抵抗はかなり抑えられてしまいます。

一本捕の方法論にはこの他にも多種多様な考え方があり、脇を「詰めていく」やり方などもあります。あくまでもここでは「伸ばす」方法を採ると考えてください)


肘を制する2


さらに、「引っかける」「伸ばす」という操作は腕にも及びます。
手刀で相手の腕を斬り落とすときのことを思い出しましょう。

手首を握りこんで力ずくで落としては上手くいかないんでしたよね。
これも同じ原理です。手首、肘、肩までを伸ばし「一直線(一本)」にすることで相手は抵抗できなくなってしまいます。

だから「一本捕」というんです(ホントかどうかは知りません)。


肘を制する3


「一本にする」時のコツですが、相手の手のひらのアレをああすることでごにょごにょ・・・。
あまりにも秘伝に近いのでこれ以上はここには書けません。ごめんなさい。

稽古に来られたら、お教えしましょう!(多分)



Posted on 2016/03/01 Tue. 12:14 [edit]

category: 正面打

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其の八十五、重ねる  

また一本捕です。もう飽きたかな?

今回は少し変わったやり方です。
前に解説した半座半立の体勢なのですが、相手が二人います(!)


重ねる2


大東流合気柔術では、上級者になると大勢の敵を相手にして、制するということをやります。
「多人数捕(たにんずうどり)」といいます。


重ねる


師範ともなれば、3人や4人の屈強な外国人が掴みかかって来るのを、あっさりと捕り押さえてしまいます。動画サイトなどでそんな映像を目にした方もいるかもしれません。

これはその初心者バージョンです。

動画を見ましょう。



まずは前回の半座一本捕の要領で相手を制します。
次に打ちかかって来る相手も同じように制して、その上腕部を先に倒した相手の腕に重ねるようにします。

すると、二人とも動けなくなってしまいます。

「ウソやん!」と思われる方が大半だと思います。
もちろん、余程熟練しないと本当に動けなくするのは難しいです。

ただ倒すだけでなく、その後の操作が大切なんです。解説してみます。


半座一本捕4


相手を崩して、倒します。その後、相手の腕を地面につけていくのですが、ここで大事なのは肩から先に接地させるようにすることです。
手首から引っ張るようにしてはダメです。むしろ、相手の腕を一本の棒だと見立て、棒の先端(ここでは肩の方)で地面を突くようなイメージで操作します。

肩が接地したら、肘から手首までを徐々に地面にくっつけていきます。
ペタリと一気につけると、上手くいかないことが多いです。「ネチャーッ」と粘着させていくような感じでやってみて下さい。

さらに、相手の体と腕の角度が90度~100度くらいに開くように膝行で移動します。

この時、両膝を相手の脇と手首に密着させ、腕を真っすぐに伸ばさせた状態にすることが大事です。これを、「張りを作る」といいます。
そうすることによって相手は地面に縫い付けられたようになり、起き上がれません。


重ねる3


理屈としては、こうです。

ただ、その通りやったからすぐ出来る、というものでもないんです。
相手によっても微妙にやり方を変えないとダメですし、大体、目の前で相手が攻撃してくるのに「ネチャーッ」とやったり「張りを作」ってる暇なんかありません。

それを一瞬でやるんです。修行を積んだ人たちは。

千里の道も一歩から。まずは稽古しましょう。


Posted on 2016/02/23 Tue. 12:09 [edit]

category: 正面打

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