次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 9月18日(月・祝) 14時00分から16時00分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。



また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百三十七、添わせる  



相手が攻めてきたとき、その攻撃線を外し、手首を通じて崩す身体操作です。
一見すると、相手の肘を極めて制しているように見えますが、そうではありません。


添わせる2


この、「パッと見たところと違う場所を攻める」というのは、古武術である大東流の特徴だと、私は思っています。
昔の武芸者は技の本質を見破られれば即、死につながりますから、そこを隠そうという智慧の名残ともいえるでしょう。

まずは動画を見てみましょう。





受け手側の攻撃は胸捕です。胸倉を片手で掴みにきます。
慣れてきたら、上段突きを捌くようにすると、さらに動きのコツをつかみやすくなります。

さて、相手の力は自分の胸に向かって真っすぐにやってきます。
これをそのままの体勢で立っていると、まともに相手の攻撃を受けることになります。
また、胸を掴まれた後に来る、次の攻撃にも対応しなければなりません。

そこで、身体を相手の外側に捌きます。
攻撃線を外すことで相手の力を逃がすんですね。


添わせる1


この時、上半身だけを動かしてしまいがちですが、しっかり足を動かして身体全体で捌いてください

重要なのは、攻撃線を外そうとして相手から大きく離れてしまうのではなく、相手の腕に添うようにして捌くことです。
そうすることで、次に自分の攻撃に移ることが容易に出来ます。

相手の手首を自分の腕が「T」の字になるように上下から挟んで捕ります。
これも足の捌きと連動するとやり易いですよ。

相手の手首を捕ったら、自分の胸にくっつけるようにします
このことで自分の中心から出る力を活かすんですね。


添わせる4


胸に当たっている相手の手首を引きつけたまま、お辞儀をするようにその接点を下に下げます。
そうすると、身体全体の力が相手の手首に集中します。手首という小さな部位を、体幹を全部使って攻めるわけですから、相手にはものすごい力がかかっていきます。
たまらず、腰から崩れていくというわけです。

動画を見ると、あたかも相手の腕に当てた肘で押さえつけて、逆関節に極めているように見えるかもしれません。
実はそうではなく、これは相手の手首を極めています
冒頭で書いた通り、これが古武術ならではの「フェイク」と言えます。
肘を極めようとすればするほど、相手に伝わる力は拡散して、逃げられやすくなってしまいます。


添わせる3


ポイントは、手首を捕った手に、力を入れないこと。
力づくでやると技はかからなくなります。大東流の特徴ですね。

体験してみると、たちまちこの解説の意味することが分かると思います。
一度やってみたいと思われる方は、東京稽古会に参加してみてください!





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Posted on 2017/02/08 Wed. 09:06 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  古武術  姿勢  合気柔術 
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