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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 10月14日(日) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、11月23日(金)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の二十二、正面打  

大東流の型稽古では、自分に向けられた攻撃に対応して動くことから技が始まることがほとんどです。
攻撃には打つ、掴む、突く、絞めるなどたくさんのバリエーションがありますが、「正面打」はその中の一つです。

大東流剣の理合が元になっている武術です。実際に刀は持ちませんが、剣を使う意識で技を行います。
ですからこの正面打ちも、剣で相手の正中線を断ち斬る心構えが肝要です。



ここで少しお勉強を。

大東流合気柔術中興の祖といわれる武田惣角先生は、幼少のころに小野派一刀流を修め、幕末の剣豪として名高い榊原健吉から直心真影流の免許を受けたほどの剣の達人でした。

惣角2

その後、合気の術、空手、軽業、槍、手裏剣、果ては修験道での密教修行まで追求しまくり、現在の大東流の巨大な技の体系を築きあげられたそうです。

そんな惣角師は晩年、昭和になっても、短刀を抜き身で帯に手挟んで往来を歩いていたといいますから、かなりブッ飛んだ人だったことは間違いありません。
惣角3

でも、そのおかげで大東流が現在このような形で残っているわけです。仰げば尊し。

Posted on 2015/04/19 Sun. 21:08 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  武田惣角  剣の理合  正面打 
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其の二十一、合気上  

恥ずかしい話なのですが。
大東流を修行して数年経ちますが、「合気上」のことは未だに良く分かりません。

合気上げ1

正座で向かい合い、膝に置いた手首を相手にしっかりと押さえつけられた状態から、逆に相手を崩して、押さえつける。これが、道場でやっている「合気上」の稽古です。

瞬間的に出来たと思えることはあっても、すぐにその方法では通用しなくなってしまいます。いつまで試行錯誤が続くのかと、稽古のたびに途方に暮れています。
そんな「合気上」、先生が言うにはすべての技に通じる重要技法であり、合気柔術の核心に迫るための鍛練法だそうです。ホント、途方にくれます。



身体に力を入れず、指先から力を出すこと。腕で持ち上げるのではなく、肘、腰、腹など、身体の全部をまとめて使うこと。相手の力を吸い込むようにして、その力の方向を導き変えてやること。
今まで教わってきたことはそれこそ山のようにあるのですが、どれも身体に記憶しきれないままです。

というか、上げようと思ってはいけないと教わることもあります。力任せでも、上がればええんや、と言われることもあります。どうしようもなかったら、頭突き入れたり、足で当身入れろ、とけしかけられることすらあります(入れませんけど)。
アタマ、混乱するでしょ。
でも、考えてみれば「合気上」は技に入るための方法に過ぎないわけです。要は相手が崩れればいいのであって、これ自体が技ではないのだから。
「いかにして上げるか」に固執しているから、うまくいかないのかも知れません。

合気上げ

見よ!この方の合気上げ。佐川幸義先生です。エライことになってます。

屁理屈を言ってごまかしてますが、やっぱり、出来るようになりたい!ですね。
毎日稽古できると、いいんですけどね。

Posted on 2015/04/18 Sat. 20:22 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気上  大東流  合気柔術 
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其の二十、なんば  

ひねり、捻じる動きをせず、肩と腰を同時に前に進める動き。これを「なんば(歩き)」と言います。

稽古では、皆さん戸惑いながら動いていましたね。小さい頃ふざけてロボットの真似をして遊んだ時みたいになっている人もいました。



現代人には意識しないと出来ない不思議な身体操法ですが、昔の日本人は、腕を振らずに歩く、この動き方が基本でした。着物(和服)の特性上、着くずれしないように歩くと自然とそうなったという説もありますが、古武術的にいうならば体軸をぶれさせさずに歩くことで「疲れにくく、力を出しやすい」ことが、最大の理由だと思われます。

明治維新後、国民皆兵となったころ、欧米の軍事教官が日本兵に「駆け足」を命じたところ、ほとんどの者が走ることができなかったという話もあります。
身体をねじるように手足を交互に動かす「行進」も、このころになって「輸入された」身体操法だそうです。

で、日本の誇る長距離ランナー「飛脚」の写真を見ていたら・・・

飛脚

なんばで走ってる!!

飛脚2

100年ほど昔、現代とは逆転した身体感覚で生きていた日本人がいたわけです。
身体の使い方を考える上で、興味深い話だと思いませんか。

Posted on 2015/04/17 Fri. 20:26 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: からだ  古武術 
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其の十九、正座  

稽古するときに意識しなくてはならない重要なことのひとつに、「正しい姿勢をとること」があります。その正しい姿勢を身につけるのに最適な鍛錬法がこの「正座」です。

これまで何度も出てきたので「またか」と思う人もあるかもしれませんが、それほどに重要な身体の使い方です。



若い人のなかには「正座をしたことがない」という人もいて、びっくりすることがあります。
確かに、今の日本の生活様式では、正座をしなくとも普通に過ごせますよね。

身体的な実感は、その人々の生活する場所の固有の文化と分かちがたく結びついていると信じる私としては、少し寂しい時代の流れではあります。

茶道


さて、折角ですから、古武術的に正しい正座について。

まず、床に膝をついて「膝立ち」の状態になります。
次に、膝に重心を掛けたまま、徐々に沈んでいくような意識で尻を踵につけます。
このとき、重心は膝の方に乗ったままです。なので、踵と尻の間には薄い紙が一枚はさまっているような感覚です。

膝の間は、握りこぶしが二つ入るほどの間隔を空け、足は重ねずに、親指を揃えます。
上半身の力を抜き、下丹田で重みを感じるようにして、やや前傾になり、顎を引いて、前方へ自然に視線を開く。

これが、正座です。
どこでも出来ます。これも立派な武術の鍛錬です。是非やってみてください!

Posted on 2015/04/16 Thu. 21:25 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 正座  大東流  合気柔術 
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其の十八、回転受身  

小学校の授業では、前回りのときには頭の後ろ側を地面につけてから始めるように教えるようです。小さい子供の場合身体の重みを支える腕の筋力が弱いので、仕方のないことかもしれません。ただ、それが癖になっているのか、この前方回転受身の練習の時も、頭をつけてしまう人が結構います。

繰り返しますが、受身の最大の目的は「頭部(とその延長である脊髄)を守る」ことにあります。



猫を高いところから逆さまにして落とすと(やらないでください)、身体を回転させて足を下に向けて着地します。頭と背骨が急所であることを、ネコなりに良く知っているからです。

ねこ落下

前回り受身、後ろ回り受身ともに、頭を接地させません。背中を一枚の紙と考え、片方の肩とその対角にある腰を線で結んだ斜めの線を想定してください。そしてその線をなぞるように背中を地面につけていきます。

ちょっと分かりにくい説明かもしれませんが、このイメージを持つと、上達が早いですよ。

Posted on 2015/04/15 Wed. 12:22 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 受身  古武術  大東流 
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