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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(金・祝) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、12月23日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の百九十三、峰で攻める 大東流合気柔術 東京稽古会  



自分の手を剣に見立てて操作する。
大東流合気柔術の基本となる考え方「剣の理合」のひとつです。

今回はそのバリエーションとして、剣の「刃」の方ではなく「峰」を使って相手を崩していく動きをやってみましょう。


峰で攻める2


「峰を使って」?どういうことか、分かりませんよね。
動画を見てください。





相手が道着の二の腕の部分を掴んできます。「袖捕(そでどり)」です。
相手の攻撃線を外すようにやや外側に捌きながら、手刀を親指の方から相手の上腕部に絡めるように差し込みます。

ここがポイントです。
以前、自分の腕を「小指側が刃になった剣」として映像化してイメージしよう、と書いたことがありました。
小指側=刃ですので、親指側は刀の背の部分、つまり「峰」となります。
刃がついていないので斬ることはできませんが、硬く丈夫なので強い打撃を与えることが出来ます。
「峰打ちじゃ、安心せい」なんて時代劇の台詞を聞いたことがある人もいるかもしれません(年配者に限ります)。

この峰の部分を使うことで、腕を反すような動きで相手を攻めることが出来ます。


峰で攻める1


動画にもありますが、相手の肘と、自分の肘が一直線になるように突き込みましょう。
腕だけで操作するのではなく、剣を使う意識で、身体全体の動きと連動させてくださいね。

さらに大事なのは、手刀を柔らかく使うこと。
脱力して、芯を作る意識を思い出してください。

柔術特有の「絡み付ける」動きで、相手の手首を殺すんですね。
このときに腕に力が入っていると、抵抗が出来て、うまくいきません。


峰で攻める3


うまく剣を差し込むことができれば、相手は崩れます。
面白い動きですよ。東京稽古会で、やってみませんか。




Posted on 2018/07/12 Thu. 17:36 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

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其の百九十二、真ん中に集める 大東流合気柔術 東京稽古会  

相手との接点を真ん中で操作する動きの最終回です。

今回取り上げるのは「裏落」
前々回の「真下に落とす」でやった動きの発展形になります。


真ん中に集める1


「裏落」は初伝の一ヶ条に出てくる型ですが、その基本形は、相手の裏に踏み込んで重心を後ろにかけさせ、腕を反す動きで腰を崩し、そのまま真下に落とすというものです。

ただ、今回は相手に踏み込むときに、肘の関節をとって崩すやり方で倒していきます。

動画を見てください。





相手が二の腕のあたりの道着を掴んできます。袖捕(そでどり)ですね。
受け側は、ただ掴むのではなく、相手に刀を抜かせないように押さえるイメージで掴んでください。
受け側の攻撃の強度も大事な要素ですよ(「受け手の攻撃について」)。

袖を掴まれたら、自分も軽く肘を曲げ、相手の袖に小指を引っかけましょう。
次に相手に並ぶように前進するのですが、袖を引っ張ってはいけません。


真ん中に集める3


何度も言うように、脱力して芯を作った状態で出ます。
このときに、空いている方の腕も、合掌するように自分の中心で上げてみてください。

ちょうど相手の肘の上あたりで接触しますよね。

こうすることで、全身で前に出ながら、身体全体の力で相手の肘を極めるような状態になります。


真ん中に集める4


腕の力で持ち上げようとするのではなく、あくまで真ん中に力を集めてくるようにしましょう。身体を連動させることが秘訣です。

相手の腰が浮いたら、お辞儀をするように前傾します。
真下に相手を落とすように倒し、固めます。


真ん中に集める2


真ん中で接点を処理する操作法は、どの型の中にも入って来る要素です。
修練して、ぜひ身につけてくださいね。

Posted on 2018/07/05 Thu. 17:29 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  重心  連動 
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其の百六十一、肘を制する(裏落) 大東流合気柔術 東京稽古会  

3回にわたった「肘を制する」シリーズも今回が最後となります。型は「裏落」です。

これまで「逆腕捕」「肘返」と取り上げてきました。どちらも胸を掴んできた相手の腕を捉え、捌きを入れたり角度を変えることで制する操作法でしたね。


肘を制する(裏落


裏落も考え方は同じですが、お互いが立っている分、相手との距離感が大事になります。間合いですね。

動画を見ましょう。






相手(受け手側)が道着の二の腕の辺りを掴んできます。袖捕ですね。
毎度言っていることですが、掴まれたら次の攻撃を受けないために捌きます。

その時に、ただ捌くだけではなくて、相手が掴んでいる接点を利用して、肘を制してしまうんです。

相手の出方によって微修正は必要になりますが、基本的には相手の横に並ぶように足を進めます。
気をつけたいのは、この時に相手に掴まれている袖の位置がブレることです。
どこに自分が動いても、自分の身体の中心を基準にして、相手との接点は同じ位置にあることが重要です。
そうしないと、相手は崩れてくれません。


肘を制する(裏落)1


捌きを入れたら、接点は相手から離れます。必然的に相手の肘は伸びる方向です。
ただ、あまりに距離が空き過ぎると相手を引っ張ることになってしまいます。
すると、抵抗されるか、くっ付いてこられるか。いずれにしても上手くいきません。

相手を引っ張らない適切な位置に移動しながら、こちらも相手の袖を掴みます。
先生が動画内で言っているように、小指から巻き込むようにして握ってください。


肘を制する(裏落)3


さらに、相手が掴んでいる接点と、自分が掴んでいる接点とを一つの直線と意識して、
その角度を変えます

その時に肘の逆関節をとって、肩を詰めるようにしてみましょう。
ぴたりとハマれば、相手は爪先立ちになって無力化されます。
これは実際にはかなり難易度の高い操作ですが、それだけに稽古のし甲斐があります。


ここまで出来れば、後は相手の裏(背中)に踏み込んで投げ倒すだけです。
なかなか、そうはいかないですけどね。


肘を制する(裏落)2


さて、「肘を制する」というテーマで3つの型を解説してきました。
技へのアプローチはこの他にもいろいろありますが、肘の逆関節をとるという考え方は比較的理解しやすいですよね。

これからの稽古でもこの考え方を意識すると、幅が広がるんじゃないでしょうか。





Posted on 2017/11/21 Tue. 19:30 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  体重移動 
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其の九十八、裏落詳解(続) 大東流合気柔術 東京稽古会  

「裏落」の続きです。技のキレを一段上げるためのコツを解説します。


裏落(続)


手順に従って技をかけているのに、どうしても相手が倒れてくれない、または、力ずくで引っ張り倒すようになってしまうという方は必見です。

動画を見ます。





前回の動画解説でもふれたように、最初に相手の体勢を崩すことがこの技の目的です。
この時、やみくもに相手の手を引っ張ったのでは、相手の崩れは不十分になります。

大事なことは、攻撃に来た相手から強い抵抗を受けないように、相手が力を出せない場所に導くことです。


裏落(続)2


それが、動画にあったように「重心の崩れるところ」です。
相手がギリギリ自分を支えられるところで何とか立っていられるようにしてやるのがミソです。

近すぎると、相手は楽に自分を支えて立っていられますし、遠すぎるとこちらに寄りかかるようになり、次の動きに移りづらくなります。


裏落(続)4


さらに、その時に重要なのが「低くなること」です。
「抵抗を受けないように」相手を導くためには力技で引っ張ってはダメです。
これは、稽古をしていると常にぶつかる壁だと思います。

「其の九十六、沈んで止める」で解説したように、相手の力を受け止めた瞬間に、体勢を低くして足を踏み出します。
そうすることで、相手の抵抗を受けずに移動することが出来ます。


裏落(続)3


「相手の重心が崩れるところ」に、「体勢を低く」して、重心を移動する。
この二つが「裏落」の秘訣です。

試してみてください。

Posted on 2016/04/21 Thu. 10:15 [edit]

category: 袖捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  手刀 
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其の九十七、裏落詳解 大東流合気柔術 東京稽古会  

毎度おなじみの「詳解」シリーズ。今回は「裏落」です。
相手の裏(後ろ)に体重移動して崩し、突き落とす技です。

動画を見てください。





受け手側(技をかけられる方)の攻撃は袖捕です。
肘のやや上あたりの胴着を掴んで、相手の体を押し込みます。

この攻撃が中途半端だと稽古になりません。しっかりと攻め込みましょう。


裏落詳解


袖捕を受けたら、捕手側(技をかける方)は相手に並ぶように側面に踏み込みます
この時に相手が捕りに来た手の袖口を掴みます。
手だけで捕りに行くのではなく、身体ごと進む方向に向きを変えることで相手の袖口が自然に手の中に入って来るようにします。

踏み込んだら、「寄せ足」をしてしっかりと体重移動。
当身を相手の腰に打ちます。
体重移動と当身で相手の体が崩れるように


裏落詳解2


さらに、当身を打った腕を伸ばしながら、相手の裏(後ろ)に踏み込みます。
この時気を付けるのは、相手の袖口をとった腕をゆるめないこと。
前傾にならず、正しい姿勢を取ることが秘訣です。
胸を張って、弓を引き絞るようなイメージを持つとうまくいきます。

相手の体勢の崩れを維持したまま「裏の三角点=相手のかかとを結んだ線を底辺とした三角形の頂点」に重心を移動します。
自分が相手の腰に当てている腕を、肩甲骨から回すようにします。


裏落詳解3


これを「腕(かいな)をかえす」といいます。外側を向いている掌が正反対の内側を向くように操作するのですが、先端を回すのではなく、先ほども書いたように肩甲骨の辺りから、付け根から「返していく」ことで効果を生みます。

これで、相手は立っているのがやっとという状態になっているはずです。
慌てずに、前方に礼をするように腰を折ります。
すると自然に相手は背中から落ちていきます。


裏落詳解4


倒れた相手の脇腹を伸ばすように腕を制し、膝でおさえ、止めを打ちます。
残心。

ここまでが、裏落の「一応の段取り」です。


裏落詳解5


何度も言うようですが、これはあくまで型の説明にすぎません。
この行間に、稽古の中で発見した「気付き」を無数に詰め込んでいくことが必要です。

次回はさらに、技のキレを増す秘訣を解説する予定です。
お楽しみに!


Posted on 2016/04/16 Sat. 08:58 [edit]

category: 袖捕

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tag: 大東流  合気柔術  姿勢  手刀  古武術 
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