次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 3月11日(日) 11時から13時まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。




また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百六十一、肘を制する(裏落) 大東流合気柔術 東京稽古会  

3回にわたった「肘を制する」シリーズも今回が最後となります。型は「裏落」です。

これまで「逆腕捕」「肘返」と取り上げてきました。どちらも胸を掴んできた相手の腕を捉え、捌きを入れたり角度を変えることで制する操作法でしたね。


肘を制する(裏落


裏落も考え方は同じですが、お互いが立っている分、相手との距離感が大事になります。間合いですね。

動画を見ましょう。






相手(受け手側)が道着の二の腕の辺りを掴んできます。袖捕ですね。
毎度言っていることですが、掴まれたら次の攻撃を受けないために捌きます。

その時に、ただ捌くだけではなくて、相手が掴んでいる接点を利用して、肘を制してしまうんです。

相手の出方によって微修正は必要になりますが、基本的には相手の横に並ぶように足を進めます。
気をつけたいのは、この時に相手に掴まれている袖の位置がブレることです。
どこに自分が動いても、自分の身体の中心を基準にして、相手との接点は同じ位置にあることが重要です。
そうしないと、相手は崩れてくれません。


肘を制する(裏落)1


捌きを入れたら、接点は相手から離れます。必然的に相手の肘は伸びる方向です。
ただ、あまりに距離が空き過ぎると相手を引っ張ることになってしまいます。
すると、抵抗されるか、くっ付いてこられるか。いずれにしても上手くいきません。

相手を引っ張らない適切な位置に移動しながら、こちらも相手の袖を掴みます。
先生が動画内で言っているように、小指から巻き込むようにして握ってください。


肘を制する(裏落)3


さらに、相手が掴んでいる接点と、自分が掴んでいる接点とを一つの直線と意識して、
その角度を変えます

その時に肘の逆関節をとって、肩を詰めるようにしてみましょう。
ぴたりとハマれば、相手は爪先立ちになって無力化されます。
これは実際にはかなり難易度の高い操作ですが、それだけに稽古のし甲斐があります。


ここまで出来れば、後は相手の裏(背中)に踏み込んで投げ倒すだけです。
なかなか、そうはいかないですけどね。


肘を制する(裏落)2


さて、「肘を制する」というテーマで3つの型を解説してきました。
技へのアプローチはこの他にもいろいろありますが、肘の逆関節をとるという考え方は比較的理解しやすいですよね。

これからの稽古でもこの考え方を意識すると、幅が広がるんじゃないでしょうか。





Posted on 2017/11/21 Tue. 19:30 [edit]

category: 袖捕

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其の九十八、裏落詳解(続) 大東流合気柔術 東京稽古会  

「裏落」の続きです。技のキレを一段上げるためのコツを解説します。


裏落(続)


手順に従って技をかけているのに、どうしても相手が倒れてくれない、または、力ずくで引っ張り倒すようになってしまうという方は必見です。

動画を見ます。





前回の動画解説でもふれたように、最初に相手の体勢を崩すことがこの技の目的です。
この時、やみくもに相手の手を引っ張ったのでは、相手の崩れは不十分になります。

大事なことは、攻撃に来た相手から強い抵抗を受けないように、相手が力を出せない場所に導くことです。


裏落(続)2


それが、動画にあったように「重心の崩れるところ」です。
相手がギリギリ自分を支えられるところで何とか立っていられるようにしてやるのがミソです。

近すぎると、相手は楽に自分を支えて立っていられますし、遠すぎるとこちらに寄りかかるようになり、次の動きに移りづらくなります。


裏落(続)4


さらに、その時に重要なのが「低くなること」です。
「抵抗を受けないように」相手を導くためには力技で引っ張ってはダメです。
これは、稽古をしていると常にぶつかる壁だと思います。

「其の九十六、沈んで止める」で解説したように、相手の力を受け止めた瞬間に、体勢を低くして足を踏み出します。
そうすることで、相手の抵抗を受けずに移動することが出来ます。


裏落(続)3


「相手の重心が崩れるところ」に、「体勢を低く」して、重心を移動する。
この二つが「裏落」の秘訣です。

試してみてください。

Posted on 2016/04/21 Thu. 10:15 [edit]

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其の九十七、裏落詳解 大東流合気柔術 東京稽古会  

毎度おなじみの「詳解」シリーズ。今回は「裏落」です。
相手の裏(後ろ)に体重移動して崩し、突き落とす技です。

動画を見てください。





受け手側(技をかけられる方)の攻撃は袖捕です。
肘のやや上あたりの胴着を掴んで、相手の体を押し込みます。

この攻撃が中途半端だと稽古になりません。しっかりと攻め込みましょう。


裏落詳解


袖捕を受けたら、捕手側(技をかける方)は相手に並ぶように側面に踏み込みます
この時に相手が捕りに来た手の袖口を掴みます。
手だけで捕りに行くのではなく、身体ごと進む方向に向きを変えることで相手の袖口が自然に手の中に入って来るようにします。

踏み込んだら、「寄せ足」をしてしっかりと体重移動。
当身を相手の腰に打ちます。
体重移動と当身で相手の体が崩れるように


裏落詳解2


さらに、当身を打った腕を伸ばしながら、相手の裏(後ろ)に踏み込みます。
この時気を付けるのは、相手の袖口をとった腕をゆるめないこと。
前傾にならず、正しい姿勢を取ることが秘訣です。
胸を張って、弓を引き絞るようなイメージを持つとうまくいきます。

相手の体勢の崩れを維持したまま「裏の三角点=相手のかかとを結んだ線を底辺とした三角形の頂点」に重心を移動します。
自分が相手の腰に当てている腕を、肩甲骨から回すようにします。


裏落詳解3


これを「腕(かいな)をかえす」といいます。外側を向いている掌が正反対の内側を向くように操作するのですが、先端を回すのではなく、先ほども書いたように肩甲骨の辺りから、付け根から「返していく」ことで効果を生みます。

これで、相手は立っているのがやっとという状態になっているはずです。
慌てずに、前方に礼をするように腰を折ります。
すると自然に相手は背中から落ちていきます。


裏落詳解4


倒れた相手の脇腹を伸ばすように腕を制し、膝でおさえ、止めを打ちます。
残心。

ここまでが、裏落の「一応の段取り」です。


裏落詳解5


何度も言うようですが、これはあくまで型の説明にすぎません。
この行間に、稽古の中で発見した「気付き」を無数に詰め込んでいくことが必要です。

次回はさらに、技のキレを増す秘訣を解説する予定です。
お楽しみに!


Posted on 2016/04/16 Sat. 08:58 [edit]

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其の六十三、腕を伸ばす  

相手が腕を使って(掴んで)攻撃して来るとき、相手の腕は曲がっていることが多いはずです。

これは攻撃する側が屈筋(曲げる筋力)を使っているからですが、それに対抗するのにこちらも屈筋を使って対抗するとただの力比べになってしまいます。


腕を伸ばす1


そうなると、私のようなおじさんは、不利ですね。
大東流合気柔術では、力比べではなく、相手を崩し、無力化することを修行の目的としています。

簡単に言うと、掴んできた相手の腕を伸ばしてしまえば攻撃の力を弱めることが出来るんです。

動画を見ましょう。





拍子抜けするほど単純な方法です。
相手の腕を伸ばそうとするならば、まず自分の腕を伸ばす。

無理やりに引っぱったり、腕を振り回したりするのではなく、自分の腕を伸ばして相手の腕に添わせます。


腕を伸ばす2


腕を自然に伸ばすことで、相手は手首と肘を極められた状態になります。
こうなると、攻撃してきた側は、掴んだ手を離せなくなるんです。

以前の記事(「其の五、伸ばす」)で、手首を掴まれたときに指を伸ばすことによって相手が手を離せなくなるという不思議な技を解説しました。
実際に先生の手を捕ると、手がくっついてしまうように感じてしまいます。

今回の身体操法も、それと同じような考え方です。


腕を伸ばす3


闇雲に抵抗するのではなく、相手の攻撃に応じて、自然に自分の充分な姿勢を取る。
現代にも通用する、古武術の極意と言えるのではないでしょうか?

Posted on 2015/10/13 Tue. 08:44 [edit]

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其の五十四、個人稽古 裏落  

東京稽古会では、希望者による個人稽古も行っています。


個人2


今回は体重移動と、まっすぐに立つこと(姿勢)に重点を置いて稽古しました。



<「個人稽古 裏落」動画は上の画像をクリック!>

少人数ですから、細かいところまでしっかり、じっくり取り組めます。
たくさんの技をやるのではなく、ポイントを絞って繰り返せるところも、いいんです。

またやりますので、どうぞ参加してください。

Posted on 2015/08/14 Fri. 09:53 [edit]

category: 袖捕

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