次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 7月22日(日) 10時半から12時半まで
場所は BumB東京スポーツ文化館 柔道場  です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、8月5日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百九十四、巻き込む 大東流合気柔術 東京稽古会  



通常は片手で行う手刀詰」を両手でやってみましょう。
やるべき基本は同じですが、片手の時とは違って気を付けるべきところがいくつかあります。

また、この相対稽古ですが、実際に受け手側が力いっぱい握ってきたときにこういう形で極め落とすことが出来るかというと、少し難しいです(よほど達人なら話は別ですが)。


巻き込む3


あくまで、この動作は「手首の鍛錬」の一環だと考えてください。
相手の手首を捕ることによって、技をかけられ、手首の柔軟性を高めるのが目的です。
決して、(技に)かかるものかと意地になったり、反対に相手を必要以上に痛めつけるようとすることはやめてくださいね。

二人で行う柔軟体操、くらいの意識でやりましょう。

前置きが長くなりました。動画を見てください。





両手を捕られますが、まずは片手捕の手刀詰めと同じように、片方ずつ手刀を操作していきます。
そのとき、反対側の手刀はしっかりと相手に対して張りを作っておいてください
そうすることで、抵抗なく手刀を操作できます。

外側から手刀を突きこんだら、同じように反対側の手首にも手刀をかけます。

さて、ここで上手くいかない人は、自分の肩を意識してください。
力が入っていませんか?脱力してください


巻き込む1


それでもうまくいかない人は、今度は膝の力を抜きましょう
肩を抜き、膝を抜いたら、自ずと手首の力が抜けてきます。

そうすることによって、相手の手首に自分の手刀が絡みつきます。

大東流合気柔術にはその名の通り、柔らかく絡みつくような動きで相手を制していく技法が多くあります。
指先までしっかりと張る意識を持ちつつ、柔らかく脱力して、まさに「巻き込む」ようなイメージで相手の手首を攻めましょう。


巻き込む4


簡単には修得できませんが、稽古のし甲斐のある操作法ですよ。




Posted on 2018/07/19 Thu. 17:42 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢 
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其の百七十七、手首を伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会では稽古の初めに必ず基礎鍛錬というものを行います。
一般のスポーツなどで言うところの準備運動のようなものですが、身体を曲げたり伸ばしたりするなかにも、大東流合気柔術独特の術理がこめられています。

ですから、単純な準備体操というわけではないんですね。
真剣にやれば、それだけでも十分な身体操法の稽古になる鍛錬です。


手首を伸ばす1


今回行う基礎鍛錬も、いつもは単独で行っている操作なのですが、二人が相対して型稽古の要領で技をかけあっていきます。

動画を見てください。





お互いが座って向かい合います。居捕(いどり)ですね。
相手が手首を掴んで来るところを、かわしながら逆に相手の手首を捕ります。
これを掛け手といいます。

掛け手」をすることによって、相手の重心を前のめりにさせます
この時点で相手はもう崩れているんですね。


手首を伸ばす2


掛け手」は少し難しいですが、実は、ここが出来ればあとは割と簡単なんです。
小指を締めるようにして相手の手首を捕り、刀を立てる要領で相手の腕を操作します。
そうして相手の肩を詰めたら、今度はまっすぐ前に刀を突き出すようにして相手の手を交差させます。

この時に、手首や小手先の力で相手を動かそうとしては上手くいきません。
しっかりと重心の移動を使って、身体全体で自分の中心から動かす意識を持ってください。
相手の腰を浮かせることが出来れば、正しい身体の使い方が出来ていますよ。


手首を伸ばす3


こうしたことは、常に稽古の中で言われていることですよね。
基礎鍛錬の中には、そうした根本術理が豊富に含まれています。
準備運動としてやるか、基礎力をパワーアップさせる鍛錬として位置付けるのか?
そのあたりで、大きな差が出てきますよ。


手首を伸ばす4


後は動けなくなった相手の掌を捕って「小手返」。倒したところで小指丘を挟んで持ち替え、膝を使って相手をひっくり返して「逆腕捕」。
相手の手首をゆっくりと伸ばしてあげてください。受ける側も、ガチガチに固まらず、リラックスしてストレッチをするような意識で受けを取ることが大事ですよ。
受け方を知ることで、怪我の防止にもつながりますから。

Posted on 2018/03/22 Thu. 17:58 [edit]

category: 両手捕

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其の百七十三、触れる 大東流合気柔術 東京稽古会  

やったことがない人が見ると「やらせ」みたいに見える身体操作です。
押し込んで来た相手をクシャっとつぶすように膝から折って崩してしまいます。
そう思えるのも無理ないですよね。


触れるサムネ3


簡単にやっているように見えますが、上手く相手を崩すためにはいくつかポイントがあります。

さっそく動画を見てみましょう。





両手を掴んできた相手の力に逆らわずに前に出ます。
すると自分の手が相手に触れます。
触ったところで、すとんと落ちるように体勢を低くしてください。
これだけで、相手はたまらず倒れてしまいます。

さあ、やってみましょう。

…出来ましたか?

まず、「相手の力に逆らわず」というところでつまづいてしまいます。
手首を掴んで攻撃してくる相手に対して、少しでも対抗しようと押し返してしまうと、たちまちにして抵抗を受けます。


触れる1


ポイントは相手の力とぶつからないところに進み出ることです。
相手の掴み方にもよりますが、相手の手の伸びている方向、さらに相手の体の側面に添った方向を試してみてください。

この時、手だけを単独で動かしてはいけません。身体全体で進み出ること。その動きに手を追随させます。これがもう一つのポイントです。

相手の体に触れるような感覚で前に出たら、体勢を低くしますが、この時にもポイントがあります。
それは、姿勢を崩さないこと
骨盤の上にしっかり乗った状態で真っすぐ低くなってみましょう。
相手を引っ張り落とそうと前傾姿勢になった途端に、失敗しますよ。


触れるサムネ2


上の3つのポイントを意識しながら、もう一度やってみてください。
…出来ましたか?ダメ?

もう少し詳しく知りたい方は、東京稽古会へどうぞ。
丁寧に、出来るようになるまで一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/02/23 Fri. 18:55 [edit]

category: 両手捕

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其の百七十二、崩す(両手捕) 大東流合気柔術東京稽古会  

攻撃を受けながらも相手を崩して制する身体操法の第2弾です。
前回は片手捕でした。今度は両手首を捕られます。


崩す(両手捕)1


両手を押さえられているわけですから、より不利になると考えるのが自然ですが、
大東流では必ずしもそうではありません。
相手との接点を利用して力を伝えていくという思考法をもつこの古武術では、接点が多くなるほど有利に転じさせることが可能なんですね。

まず、動画を見てみましょう。





受け手側が両手捕で攻撃してきます。

捕り手(技をかける方)は真正面からぶつからずに、相手の攻撃線をずらしながら両手の接点を上下に操作していきます。
動画にあるように、相手の力と当たらず、且つ自分の力が逃げないところを探りましょう。これは稽古を積むことが一番の近道ですが、少しだけコツをお教えしますね。


崩す(両手捕)2


それは、腕に力を入れて操作しないことです。
これも実際に試してみればわかりますが、上下に動かす腕を肩から先の力で動かした途端、相手は抵抗してきます。
相手からしてみれば、動きを封じようとして掴んできているわけですから当然の反応ですよね。
そのために、肩から先の腕部分は脱力させながら動かさなければなりません。

「脱力」とは力がなくなってフニャフニャになることではありません。指先までしっかりと張りを作りながら、腕の中に力の芯を通すような感覚が必要です。
これは以前「其の百六十七、真下に沈む」で解説した思考法に通じます。そちらも参照してください。

その腕の状態を作れたら、今度は全身の動きと連動させながら上下に分けていきます。腕だけ、足だけを動かさないでくださいね。上半身と下半身が一体となれば、あっさりと技がかかりますよ。


崩す(両手捕)3


それでも出来ないという方のために、さらに秘訣があります。手刀を動かす軌道を相手の体のむにゃむにゃもにゃ・・・
これ以上言うと怒られそうなので(誰に?)続きは道場でお伝えしますね。
東京稽古会で、お会いしましょう。

Posted on 2018/02/16 Fri. 18:51 [edit]

category: 両手捕

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其の百六十八、両手捕四方投(裏) 大東流合気柔術 東京稽古会  



初伝一ヶ条の立合の中で、最も美しい技がこの四方投(裏)。
(※個人の感想です)

四方投(表)は相手の側面に真っ直ぐ斬り進んで投げます。
この(裏)では転換しながら相手の側面に入身します。
受け手と同じ方向を向くように入っていくのが(表)との違いですね。


四方裏2


四方投は大東流が「剣の理合」に基づく古武術である特徴がはっきりと表れている型です。
出来るようになってくると、とても面白い技ですが、まずは形を覚えるのが先決です。
今回は、基本の動きを中心に解説していきますね。

動画を見ましょう。





受け手が両手を掴んできます(両手捕)。
相手の攻撃してくる力を手首に乗せながら、出足の方に足を進め、転換します。

最初のうちは、自分の爪先を相手の足に並べるように出し、180度回転させると同時に体を転換させるようにしてみましょう。

技の手順を分かり易くするために上のように書きましたが、本来は足から先に動かすのではなく、身体全体が同時に動かなければいけませんよ。
腰の回転、全身の動きに足も手も追随するのが基本です。


四方裏4


初めの一挙動で相手の攻撃を手首に乗せたまま動くのですが、ここが本当に難しいんです。
両手で刀を構えるようにして、相手の体重を感じ続けてください。

よくやってしまうのですが、転換するときに腕を伸ばしすぎ、相手を引っ張り出してしまいがちです。強引に崩していくやり方ですが、相手の抵抗を生んでしまいます。
ここは難しいところですが、「相手を乗せる」技術を修練していきましょう。

コツは体勢を低くすること、相手を引こうとしないこと、肩から先(小手先)の力に頼らないことです。
それが出来れば上級者なんですけどね。


四方裏3


相手の横に並んだら、剣を擦り上げるように手刀を振りかぶります。
それと同時に、今度は相手の背中に自分の正面を向けるように再度転換します。
ここも、刀を構えた状態で身体の向きを変えるんですね。
初心者ほど、相手の腕の下をくぐるような形になってしまいますが、それでは技はかかりません。

「剣の理合」を思い出してください。
木刀でも何でもよいので、上段に構えたまま身体の向きを180度転換する動きを繰り返し練習してみましょう。

相手の背面に斬りこむように手刀を振り下ろして倒し、制します。
受け手の習熟度によって、最後の部分は加減してくださいね。
割と高い位置から、完全に背中で落としますので、受身がしっかりとれないうちは危ないですから。


四方裏1


ざっと書いたつもりですが、けっこう長くなってしまいました。
でも、これでまだ四方投のホンの入り口部分しか解説出来てないんです。

この美しい技に興味がある人は、実際に道場で稽古してみませんか?
手をとってやってみると、この数十倍、数百倍の情報量がありますよ!

Posted on 2018/01/14 Sun. 11:01 [edit]

category: 両手捕

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