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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(金・祝) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、12月23日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の二百四、座礼の仕方 大東流合気柔術 東京稽古会  



礼に始まり、礼に終わる。
大東流合気柔術は日本に伝わる古武術ですから、伝統的な日本の考え方に基づいて稽古のはじめと終り、さらにそれぞれに組んだ相手とのやり取りのはじめと終りに、礼を行います。

お互いを尊重し、相手の体を借りて稽古出来ることへの感謝の気持ちをこの礼で表現するんですね。


座礼の仕方


さて、この日本人なら誰でも知っているはずの「礼」ですが、武術的に正しい動きが出来るひとは稀です。
大東流において、礼が正しく出来るということは、武術的に正しい動きが出来るということに等しいんですね。

どういうことでしょうか?動画を見てみましょう。






まずは正しい座り方からです。

膝を立てて、上体を真っすぐにしてみましょう。
骨盤の上に真っ直ぐに上半身を乗せるようにします。このとき、体重は膝にかかっているはずです。
次に、そのまま真下に沈むように腰を低くしていきます。
膝に荷重している意識を保ってください。

かかとの上にお尻を乗せるように座らないようにしてください。
後ろ荷重になって、結果「居ついて」しまうことになります。


座礼の仕方2


さて、正しく座れたら、次に「礼」です。

相手に肩に体重をかけてもらい、その重みを丹田から太腿にかけて感じてください。
そのまま正しい姿勢を保って、立ち上がってみましょう。

できましたか?
後ろ荷重になると、重みが腰、尻、かかとにかかるので、とても身動きがとれるようなものではないですね。

正しい姿勢は、例えば「合気上」をするときなどには必須です。
また、居捕では座ったままで自在に膝行して動かなければなりませんが、それも後ろ荷重ではままなりません。


座礼の仕方3


さらに相手が肩に重みをかけている状態で、礼をしてみましょう。

正しい姿勢で、骨盤の上から頭の先までをひとつの塊として、まっすぐ前に倒すようにします。尾てい骨(背骨の下端)から頭頂までを一直線にするような意識を持ちましょう。

すると、肩に手をかけていた相手はあっけなく前に投げ飛ばされてしまいます。

姿勢が正しくない場合、相手の重みはまっすぐ腰に向かってかかります。
動画にもあるように、上からぐしゃっと潰されてしまうような形になってしまうんですね。


座礼の仕方5


姿勢の力が、丹田から発揮されることで、相手に直接力を伝えます。
ロスのない、強い力の伝達です。
稽古のはじめと終りに、毎回意識してみてくださいね!






Posted on 2018/09/27 Thu. 19:12 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  中心  丹田  合気上 
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其の百九十一、受け手の攻撃について 大東流合気柔術 東京稽古会  


今日はものすごく基本的なことですが、稽古するときにとても重要なポイントのお話しです。

大東流合気柔術では、相対稽古といって受けと捕りに分かれて稽古することが大半です。
最初に攻撃をしていく方が受け、その攻撃に対処して技をかける方が捕りです。


受け手の攻撃について


大東流の考え方では、初めに攻撃を仕掛けるということは、盤石の姿勢を崩すことである、と捉えます。
そのバランスの崩れに乗じて、自分を有利な立場に立たせ、相手を制していきます。

さて、その受け側の攻撃ですが、小手先だけで手を伸ばしたり、正面打ちをしたりということでは、有効な攻撃になりません。
それと同時に、今も書いたように、体勢の崩れ方も中途半端になってしまい、捕り手側の技が効いているか、検証できなくなるんですね。

短いですが、動画を見てください。





大東流合気柔術に限らず、古流の動きは「なんば」が基本です。

上半身を動かすときには、腰、下半身が連動して動かなければなりません。

つまり、右手で掴むときは右足で踏み込み、右の腰が出ることで右腕が出る。という基本の考えです。(状況によって、異なる動きに変化することもあります

これを行わずに、手だけを伸ばす、手だけで打つようなことをやっていると、攻撃としては効果的なものになりません。「小手先の動き」は、良くないものの代名詞です。


受け手の攻撃について2


全身を連動させ、「なんば」を意識して、有効な攻撃を行ってください。

そうすることで、技をかける捕り手側の稽古の効果も上がりますから。

Posted on 2018/06/28 Thu. 17:26 [edit]

category: 基本動作

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  連動  重心 
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其の百二十八、肚で止める  



今回取り上げるのは、大東流合気柔術の重要基本操作です。

これまでにも「合気上(あいきあげ)」といったタイトルで何度か登場したことを覚えている人もいると思います。


肚で止める5


私は、「合気上」というのは「鍛練法」だと思っています。
力を使わずに「合気で」人を持ちあげて投げ飛ばす、みたいなイメージでとらえられることが多く、「合気上」自体が不思議な技のように思われているようですが、それにはちょっと違和感があります。

でも、「合気上」って、人気あるんですよね。
ウェブで「合気上」を検索すると、山のように解説サイトがヒットします。
youtube上で公開しているこのブログの動画でも、合気上関連の動画閲覧回数はいつも上位に来ています。

合気系武術にまつわる独特のファンタジーの効果、みたいなものでしょうか?

閑話休題。
動画を見てみましょう。





座った状態で両手をとられて押し込まれます。
この時、相手の力を受け止め、さらに相手の重心の下に入るような意識で腰を浮かさせる、というのがいわゆる「合気上」です。
過去記事(「其の百、合気上」)で詳しく解説していますので読んでみてください。

ここでは、合気上の基礎となる身体の使い方を解説します。
それは相手の力を、「下丹田(肚)で受け止める」ということです。

稽古をしていて、どうもよく分からないという表情を見せる方が多いのは、ここです。
それはそうですよね。握られているのは手首ですから。
「ハラ、関係ないやん」
わかります。皆、初めはそうです。


肚で止める1


重要なことは、姿勢です。
正しい姿勢を保つことで、地面の反発力を利用すると言い換えると良いでしょうか?

まず、膝に重心がかかるように座ってみましょう。お尻が若干浮くような感覚です。

骨盤の上に、上半身を乗せているイメージを持ってください。
乗せているわけですから、上体は垂直を保たないと、安定しません。
だからと言って、上半身をガチガチにしないように。
力を抜いて、重力が最も素直にかかるように、まっすぐ座ります

この姿勢が、強い状態、正しい座り方です。


肚で止める3


初めに戻りましょう。

相手が手首をとって押してきます。
この時、腕に力を入れて対抗しようとすると、「肩から先の力」しか出ません。

力みをとって、正しい姿勢のまま、丹田と上半身、腕が一体になっているイメージを持ってください。

ここの感覚をつかむのが一番難しいのですが、腕を身体の中心を起点に伸ばすようにするのがコツです。
そして、相手が押してくる力を感じましょう。

さらに、相手の力が手首から腕、肩を通って自分の肚にまで到達するようにイメージします。
これが、「肚で止める」身体操作です。


肚で止める2


次回は、この操作法を使って、技をやってみますよ!


Posted on 2016/11/05 Sat. 00:40 [edit]

category: 基本動作

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tag: 古武術  大東流  合気柔術  姿勢  丹田 
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其の九十六、沈んで止める 大東流合気柔術 東京稽古会  

大東流古武術ですから、その身体操作法には日本古来の身体の使い方や考え方が色濃く含まれています。


沈んで止める (2)


今回紹介する「沈む」という考え方も、その一つです。

動画を見ましょう。





相手の強い力を受けても、自分が押し込まれないようにするために、重心を下げます。
すると、自分の身体に向かって来ていた相手の力がその方向を変えて、下に向かいます。
相手は地面を押しているような感じになってしまい、力を効率的に伝えることが出来なくなります。

逆に自分の方は、地面と一緒に相手を押し返しているような感覚になります。
いわば地球を味方につけているようなものです。


沈んで止める2


農耕民族である日本人は、永年「重心を低くして動く」感覚を培ってきました。
今では相撲をとって遊ぶ人も少ないのでしょうが、「沈んで動く」ことは相撲の基本です。
現代人にとってはなじみが薄くなってしまった考え方ですが、幸いこうして古武術の中に保存されているのです。

ただ、重心はいつ下げても良いわけではなくて、相手と接触して、力がこちらに向かってきた瞬間に、「ググッ」と沈みこんでやるんです。

この呼吸は、実際に相手についてもらって稽古することでしか会得できません。
今回は腰を押されるという負荷のかけ方ですが、片手捕でも、正面打ちでも同じことです。


沈んで止める3


相手の力を受けた瞬間に、「沈む」呼吸を覚えることで、自分の体勢を一気に有利に転じ得ることを覚えておいてください。

そして毎日の稽古の中で、試してみましょう。

Posted on 2016/04/12 Tue. 10:58 [edit]

category: 基本動作

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其の九十五、軸を作る 大東流合気柔術 東京稽古会  

今回はグッと地味になりますが、とても重要な内容です。


軸を作る


相手から攻撃を受けた時に、だらしなく後ろに下がり続けてしまうと、自分が次の行動に移ることはできません。
そればかりか、相手は図に乗ってさらに攻め立ててくるでしょう。


軸を作る2


そうならないように、自分の中心をしっかりと感じて、そこで相手を受け止める必要があります。これを、「軸」といったり「芯」といったりしています。
相手を受け止めるときだけでなく、自分が行動を移すときにも、この「軸」がしっかりしていなければなりません。

動画を見ましょう。





足を一直線上に置くことで、バランスがとりにくくなりますね。
その代わり、自分の中心はその直線上に乗っているわけですから感じやすくなります。

次に、相手と向かい合い、押してもらいます。
この時自分が乗っている直線の上に相手を乗せないと、簡単に押されて、崩されます。
この稽古の中で、自分の軸を作っていきます。


軸を作る4


注意しなければならないのは、上半身を反らせたり、前かがみにならないこと。
正しい姿勢腰の上に上半身を乗せて動くように意識する必要があります。

これを感得出来たら、歩幅を広げて立ちながらも、軸を保持して動けるようになります。


軸を作る3


と、簡単に言っていますが、これは相当に難しいことです。

私自身、技の最中に軸がブレることはしょっちゅうです。
もっと稽古しなければ。日常の中での意識も大事ですね。


Posted on 2016/04/08 Fri. 09:56 [edit]

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