次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 3月11日(日) 11時から13時まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。




また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百六十七、真下に沈む 大東流合気柔術 東京稽古会  

新年あけましておめでとうございます。
今年、大東流合気柔術東京稽古会は創設4年目となります。
ここまで継続できたのもひとえに皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
初心を忘れず、これまで以上に精進していく所存です。
どうぞ、この動画解説ブログともどもに、お引き立てのほどよろしくお願いいたします。


真下に沈む1


さて、本題に入りましょうか。

またちょっと不思議な動きが出てきましたね。
平成30年の開幕はこの「真下に沈む」からです。解説むずかしいですけど。

動画を見てみましょう。





受け手が交叉捕で捕ってきます。

捕り手側は「そのまま」相手の出足に触れるようなイメージでしゃがみます。




で・・・?


それだけです。


なんだか無責任なようですが、
単純に動きだけを解説すると本当にそれだけなんですね。

ただ、この「そのまま」しゃがむというのがかなり難しいんですね。
どうしても掴まれた腕で相手を引っ張ってしまいがちです。
そのために「力を抜け」と指導されますが、ただ力を抜くだけだと相手の腕はついてきてくれません。


真下に沈む2


悩ましいのですが、相手に掴まれている(ここでは手首)接点と自分の中心との位置関係は変えずに動くことが必要です。
そのために「力を入れないのだが、芯は通っている」状態を作らねばなりません。
自分の身体に「芯」のような力の通り道を仮想して、その「芯」を「固定する」意識を修得しましょう。

そして、それを突き詰めていくと、無意識に、本当に「落ちているものを何気なく拾う」ような感じに行きつきます。
それが一番かかり易いんです。

こちらが相手に何かを入力しようとしなければ、相手もそれに対して抵抗心を起こす余地が限りなく少なくなります
そうするうちに体軸上に重心を持ってこられて、崩されてしまうというのがこの動きのカラクリです。


真下に沈む3


動画の後半で、先生が「少し腕を前に出して」しゃがむという方法を提示していましたが、これは予備的に崩しを入れてから技を始めるパターンです。
最初はその方が理解しやすいかもしれません。

ただそれよりも、「力を入れず」に「力を通す」意識を養成してみましょう。
この意識は昨年来、東京稽古会の自主稽古で何度か取り上げてきました。

今年も引き続き鍛錬していきましょうね!






Posted on 2018/01/03 Wed. 10:58 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  重心 
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其の百五十七、小手をとる 大東流合気柔術 東京稽古会  

これまでにも何度か小手返という形を取り上げてきました。
相手(受け手側)の攻撃方法に対応して、捌き方や崩し方は変わりますが、相手の手を「小手返」のかたちに捕るところは共通しています。


小手をとる2


今回は、その手の取り方をクローズアップして解説します。

まずは動画を見てみましょう。






ここでは交叉捕に捕られます。これが両手捕や正面打ち、あるいは胸捕になったりするわけですね。

さて、手首を捕られたら、あわてずに捕られた腕を外側に回します。

おっと失礼。
ここで「腕を回す」という表現が誤解を生むんですね。

いつも言っているように、肩から先の「小手先」で腕を回してはダメなんです。
相手に力が伝わっていきません。

そうではなく、腕は必ず自分の正面で操作しましょう。
そこに、腰の回転が加わることで、あたかも腕が外側に回っているように見えるんでしたね。


小手をとる3


このとき、指をしっかり開いて操作してください。
こうすることで、相手の親指の内側に、自分の拇指丘が引っかかっていきます。
力で押し込むのではなくて「引っかける」感覚が重要です。

身体全体を使って上手く相手の親指を引っかけたら、もう片方の手を自分の前に伸ばし、相手の拇指丘を捕ります。

この時に、小指を手首と拇指丘の境目、膨らんでいるところに引っかけるようにしてください。
握りこむのではなく、「引っかける」。

相手が強くつかんで来れば来るほど、自分の手首を柔らかく使うことが上達の秘訣です。
そのときに有効なのが、「引っかける」操作法なんですね。


小手をとる1


さらに親指を相手の手の甲、小指と薬指の付け根の間の部分に当ててください。
最後に、相手の手の甲に、もう片方(掴まれていた方)の掌を添えるようにして斬り落とします。

初めは、指の位置が上手く合わずに慌ててしまうかもしれません。
練習を重ねるうちに、引っかけるポイントが分かるようになってきますよ。
稽古しましょう!



Posted on 2017/10/14 Sat. 11:47 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  小手返  正面打  手刀 
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其の百四十八、交叉捕小手返  


何度か取り上げた「小手返」です。
今回は受け手に「交叉捕」の形で攻撃を受けた場合の対処法です。


交叉捕小手返1


小手返しにはいくつかのポイントがありますが、今回は手首の捕り方を中心に解説していきます。

動画を見てください。





相手に手首を捕られます。攻撃線を外側に捌きながら、空いた方の手で相手の手首をつかみます。
この捕り方が「小手返」なのですが、どこを掴んでもいいというわけではありません。

まずは、自分の小指が相手の母指丘のふくらみにしっかりと掛っていること。
さらに親指が相手の手の甲、薬指の付け根あたりに当たっていること。この状態で固定できているのが「小手返」です。


交叉捕小手返3


何度も言っているように、強く握りしめるから相手が崩れるわけではないですよ。
「引っかけて」「固定する」ことが重要です。
そして全身の連動で崩していくんですね。

ここでちょっと練習してみましょう。
自分の左手の掌を顔の前に掲げてください。次に右手を肘に当て、親指と小指で輪を作るようにして、上腕部から手首に向かって滑らせてみてください。
右手の小指が、左手の母指丘のふくらみに引っかかりましたね。

この感覚を覚えてください。


交叉捕小手返2


さて、正しく掴むことが出来たら、後は身体の連動です。
形の名前は「小手返」ですが、小手先の技になってしまってはかかりませんよ。
必ず足を使ってしっかり体の向きを変えることが重要です。掴んだ相手の手首を、自分の中心で操作してください。


交叉捕小手返4


相手を倒そうと思うあまり前かがみにならないように正しい姿勢で斬り落としてくださいね。
稽古を重ねれば、必ずできるようになりますから。


Posted on 2017/07/05 Wed. 11:52 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  丹田 
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其の七十一、手刀で斬る  



前回(「其の七十、押し引き」)解説した、相手を崩す動きの応用編です。


手刀で斬る1


相手が手首を掴んでくるのですが、前回が両手だったのに対して今回は片手で捕られます。
それを、手刀で斬り落とすようにして制します。

動画を見てみましょう。






捕られた手を内側から回して相手の手首に密着させます。
腕を伸ばし、相手の体がバランスを崩したところで手を下におろします。

と、書きましたが、出来ましたか?
単純に上に書いた通りやっても、かからないはずです(当たり前ですが)。


手刀で斬る2


ポイントは、手を剣に見立てて使うこと。「手刀」の意識です(過去記事「其の三十三、手刀」)。
剣を使うときには、小手先で使ったのでは威力を発揮しません。必ずからだの中心で操作します(「其の三十四、中心」)。


手刀で斬る3


動画にあるように、捕られた手で抜刀するように腕を伸ばします。
この時、しっかりとからだの中心が伸びた手刀の方向を向いていることが重要です。
相手の手首に密着した手刀が、からだ全体の力を相手に伝えます。
今回の稽古を通して積み上げた「力を伝える」からだの使い方です。


手刀で斬る


崩れた相手をさらに斬り落とす場合も同様です。
その場でただ手を押し下げるのではなく、手刀を使って斬り落とすように。
剣を自分の中心で使えるように足を捌いて、からだを動かします。


手刀で斬る4


最初は細かすぎるくらい、足を動かしましょう。
その場に立ち止まって(「居着く」といいます)いては自分の技がかからないばかりか、相手から反撃を受けやすくなります。


手刀で斬る5


マメに動く。
それから自分の最適のポジション、相手との正しい距離を掴んでいきましょう。


Posted on 2015/11/27 Fri. 15:22 [edit]

category: 交叉捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  からだ  姿勢  手刀  丹田 
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