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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月26日(日) 11時半から13時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、9月2日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八十二、天秤にかける 大東流合気柔術 東京稽古会  


今回は、人の身体構造を利用して相手を制します。
大東流のルーツである柔術の要素が強く感じられる動きになります。


天秤にかける1


前にも取り上げましたが、人間の身体には構造上、曲がりにくい(あるいは曲がらない)関節の方向がありますよね。
そこを捉えることで相手の自由を奪う、という考え方です。

動画を見てみましょう。





受け側が胸を掴みに来るところを、攻撃線を外すように捌きます。
この時に捕り側は、伸びてきた手首に触れるように手刀を出します。
ちょうど力士が「ごっつぁんです」をするときのように、自分の中心に差し出しましょう。

同時に相手の脇下を擦るようにして、もう片方の手刀を伸ばします。
相手はその攻撃を防ごうとして、防御の手を出してきます。

自分が伸ばした手刀が相手の手に触れたら、受け側の掌に親指、手の甲に四指が来るように挟み込みます。
強く握りしめてはいけません。「挟む」意識ですよ。


天秤にかける2


同じく「ごっつぁんです」の手刀でも相手の手を挟みます。
挟んだら、次に伸ばした方の手刀を振りかぶるようにして差し上げます。
手首で持ち上げようとするのではなく肘を出すようにするのがコツです。

相手の手を捻ろうとして手刀を回転させるように操作しては上手くいきません。
「手刀は縦に使う」という基本を意識してください。

もう片方の手は、バランスをとるように引き込みます。ちょうど「天秤をかける」ように相手の手首と手首の距離を離すんですね。


天秤にかける3


一連の操作が機能すると、相手の体は裏返されたようになって、捻じれます。
柔術的に言うと、関節を逆にとることによって、相手の上半身に抵抗できない「張り」を作り出すんですね。

そのあとは、その「張り」を維持したまま、相手を導き倒します。
初心者は受けが上手くとれないので、配慮して投げてあげましょう。


天秤にかける4


この操作を行うには以前に解説した「其の百二十七、手鏡」の方法論が参考になります。
こちらも、読んでみてください。

Posted on 2018/04/26 Thu. 18:38 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  攻撃線  重心  中心 
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其の百七十九、胸捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  


胸捕を制するシリーズの2回目です。
護身術的な考え方として、上段突き(ストレートパンチ)への対処法として稽古することが出来ます。


胸捕小手返1


前回は攻撃に対して内側に捌いてから逆腕に捕っての小手詰でしたね。
外側に捌くとどうなるのでしょうか?

動画を見てみましょう。





相手が腕を伸ばしてくるのに対して、外側に捌いて攻撃線を外します。
この時、前回と同じく半身になっているはずです。
そうなっていない場合は、相手の攻撃に添うように捌くことを心がけてください。

相手に向いている方の腕で肘打ちをするような形になると、自然と相手の伸ばした手首を掴めるような位置にいるはずです。


胸捕小手返3


ここで相手の手首を捕ります。
相手の腕の伸びている方向に添うように手を重ね、相手の拇指丘に小指をかけるようにしましょう。
親指が当たる位置は薬指と小指の付け根のあたりです。
慣れないうちはここが難しく感じられるかもしれませんね。
継続して稽古すると、ぴたっと会う感覚が出てきますから、まずはゆっくり丁寧に修練を積んでいきましょう。

次に、手首を捕った方とは反対の手で、相手の手の甲を包むように斬り下ろしていきます。
この時にしっかりと足を踏み込んで、体重移動とともに斬りこんでください。
小手先の操作では相手に力が伝わりません。


胸捕小手返2


相手を倒したら、あおむけになっている相手をうつ伏せにします。
小手返しに捕っている手をゆるめずに、腕を伸ばしながら相手の頭上をまわるのがコツです。
腕を極め続けていることで、自然と身体が回転していきますよ。

護身術としては、この小手返しが割と取り組み易いかもしれません。
東京稽古会で、やってみませんか?






Posted on 2018/04/05 Thu. 18:29 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  小手返  姿勢  手刀  中心  攻撃線  重心  体重移動 
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其の百七十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から4度にわたって、胸捕への対処法を解説していきます。
胸捕は読んで字のごとく、胸倉を掴まれる動きですが、相手の腕が一直線にこちらの顔面近くに向かってきますから、「上段突き」のかたちに似ています。

いわゆるパンチですね。


胸捕小手詰1


稽古では女性や初心者も多いので、最初から上段突きでやり始めると受け損なって顔面にモロに入ったりします。
いきなりそんなことしてくる道場はイヤですよね。

そんなわけで護身術的な考え方を学ぼうとするときに、この胸捕は便利なんです。

前置きが長くなりましたが、動画を見ていきましょう。





パッと見が複雑そうな動きですが、これも今までやってきた操作の発展形です。
こちらに向かってくる相手の手を、捌いて流します。
動画では「掴ませないように」という表現をしていますが、これは「突きを外す」と同じ意味です。


胸捕小手詰4


捌く方向は相手の突きの内側です。
これを外に捌くと技が変わってきますよ。

内に捌くと身体が半身になりますね。相手に近い方の腕で肘打ちをするような形になると、自然に相手の手首のあたりを捕ることが出来ます。


胸捕小手詰5


手首を逆腕捕にとって、相手の肘をロックするように手前に引き込みながら、刀を立てるように手首を上に向けます。
こうすることで相手の小手(橈骨と尺骨で構成された上腕部分)が極まります。

お辞儀をするように小手を沈めると、相手はたまらず崩れ落ちます。


胸捕小手詰2


逆腕捕の手首を、剣を立てる要領で上に向けるところが難しいかもしれませんが、あとはこれまでやってきた動きです。
東京稽古会で、やってみましょう。

Posted on 2018/03/29 Thu. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  当身  攻撃線  剣の理合 
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其の百七十五、突きこむ 大東流合気柔術東京稽古会  

今回は、「力を作用させる」ということに視点をおいて、身体操法の解説をしていきます。
この「力の作用」で相手との接点を制し、身体全体を崩していきます


突きこむ1


普通に考えれば、相手に強い力を与えることでその結果を得ようというのが自然ですが、大東流合気柔術ではそういう思考法はとりません。

動画を見てください。





相手が片方の手首を掴んできます。
いつも言うように、これは次の攻撃のための準備のようなものです。
つまり、もう片方の手で突くなり、斬るなり、別の攻撃を意図していると考えないといけません。

そのために攻撃線を外す捌きを入れます。
同時に手刀を使って相手の拇指丘に斬りこみましょう。手刀は縦に使うことが肝心ですよ。


突きこむ3


手刀で斬りこむことで、相手の手首が掌に入ってきますので、素直に握りこみましょう。
この時、両手で相手の小手を捕ります。ちょうど刀を中段に構えるような要領ですね。
そのまま、身体全体で突きこむように前に出ます。

先ほど言った通り、相手の二次攻撃を警戒しなければいけませんから、突きこむ方向は相手の自由な腕を封じる方向となります。
この操作で、相手は大きく崩れるはずです。


突きこむ2


さて、ここからの操作が「力の作用」に関わります。
今、相手の小手を刀の柄に見立てて両手で握っています。
柄の延長上には相手の肘があります。この肘を床につけていくように操作するんです。

まさに刀で斬り下げるようなイメージですが、この時、手前の手を支点にして、奥の手の方のみを動かす意識で操作します。
この時、腕力はさほど必要としません。むしろ、両手の力のバランスの違いの方が重要です。ちょうど、刀を振るときのように。
相手の小手(橈骨と尺骨で構成され部分)には関節がありませんから、この「てこ」のような使い方が相手に大きな力となって伝わるんですね。


突きこむ4


これも大東流の基本原理である剣の理合い」の一つです。
非常にわかりやすい動きですので、何度も繰り返して稽古することをお勧めします!

Posted on 2018/03/08 Thu. 19:10 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  攻撃線  剣の理合 
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其の百七十四、絞る 大東流合気柔術東京稽古会  

目の前で見た手本を、自分なりに試行錯誤しながらやってみる。
これはすなわち、視覚情報を自分の動きとして変換するプロセスですね。

大東流合気柔術の稽古には、こうした思考回路を開発する効用もあります。


絞る2


稽古では視覚情報と、言葉による技の説明を複合させて身体の動きに置き換えて行きます。
このブログでは文章による解説も加えて、多角的に身体操作を解析出来るように試みてもいます。

ただ、そうした言葉や文字の補助を一度取っ払って、目で見たものだけで何とか技を構築してみるのも、重要な鍛錬法です。
これを「見取り稽古」と言います。

では、動画を見てみましょう。





双方が座って行う、居捕です。
片手捕に来た相手の腕を制し、倒し、固めます。

身体の捌きで攻撃線を外し中心の力で手首を捕ったのち、肘を突きあげ、剣の理合で制します。
肩を膝で押さえて、腕を逆に取り、固めます。


絞る1


便宜上、このように文章で動きの説明を行いましたが、今回に限ってはこうした文字や言語による情報を一旦遮断したうえで稽古に臨んでみてください。

…どうですか?
試行錯誤の度合いが普段と違う、と感じませんでしたか?
こうした稽古は、これまでに公開した動画を利用しても、簡単に出来ます。
動画の音をミュートして、動きそのものを模倣してみるんです。


絞る3


事前情報なしに身体を動かすことで、自分自身に由来する神経回路がひらかれると言えばいいでしょうか?
東京稽古会では、こういう試みにも取り組んでいます。

興味のある方、お問い合わせはメールフォームでどうぞ!


Posted on 2018/03/01 Thu. 09:52 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  剣の理合  攻撃線  中心 
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