次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 6月17日(日) 12時半から14時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、7月8日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百七十三、触れる 大東流合気柔術 東京稽古会  

やったことがない人が見ると「やらせ」みたいに見える身体操作です。
押し込んで来た相手をクシャっとつぶすように膝から折って崩してしまいます。
そう思えるのも無理ないですよね。


触れるサムネ3


簡単にやっているように見えますが、上手く相手を崩すためにはいくつかポイントがあります。

さっそく動画を見てみましょう。





両手を掴んできた相手の力に逆らわずに前に出ます。
すると自分の手が相手に触れます。
触ったところで、すとんと落ちるように体勢を低くしてください。
これだけで、相手はたまらず倒れてしまいます。

さあ、やってみましょう。

…出来ましたか?

まず、「相手の力に逆らわず」というところでつまづいてしまいます。
手首を掴んで攻撃してくる相手に対して、少しでも対抗しようと押し返してしまうと、たちまちにして抵抗を受けます。


触れる1


ポイントは相手の力とぶつからないところに進み出ることです。
相手の掴み方にもよりますが、相手の手の伸びている方向、さらに相手の体の側面に添った方向を試してみてください。

この時、手だけを単独で動かしてはいけません。身体全体で進み出ること。その動きに手を追随させます。これがもう一つのポイントです。

相手の体に触れるような感覚で前に出たら、体勢を低くしますが、この時にもポイントがあります。
それは、姿勢を崩さないこと
骨盤の上にしっかり乗った状態で真っすぐ低くなってみましょう。
相手を引っ張り落とそうと前傾姿勢になった途端に、失敗しますよ。


触れるサムネ2


上の3つのポイントを意識しながら、もう一度やってみてください。
…出来ましたか?ダメ?

もう少し詳しく知りたい方は、東京稽古会へどうぞ。
丁寧に、出来るようになるまで一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/02/23 Fri. 18:55 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 姿勢  大東流  合気柔術 
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其の百七十一、崩す(片手捕) 大東流合気柔術東京稽古会  

相手の攻撃を受け止めつつ崩す身体操法です。
片手捕と両手捕の場合を、2回にわたって解説していきますよ。


崩す(片手捕)


前回(手刀詰)でも触れましたが、受け手側もしっかりと攻撃することが大事です。
そうすることでお互いに稽古の効果が上がりますから。

動画を見てください。





相手が片方の手首を握ってきます。
軽く身体を開くように捌きながら握られた側の手刀で相手を攻めます。
次に大きく身体を開いて、手刀を返します

身体を大きく開くことで、相手の倒れるスペースを作るんですね。
それとともに手刀を返すように動かすことで、相手の体勢が崩れます。
小手先だけを動かすのではなく、手刀全体を斬り払う意識が重要です。
手刀は腕全体であることをイメージしてください。
今回のポイントはここですよ。


崩す(片手捕)1


崩れたところで相手の肘をもう片方の手刀で斬り落とします。

前傾にならず、自分の足元に連れてくるような意識で行ってください。
自然と体勢が低くなるはずです。

肩を膝で押さえるようにして、止めを刺します。

動画の手本は、ほとんど身体を動かしていないように見えますが、実際にはあの動きで、攻撃線を外し肩を詰め大きく崩しをかけています。
それぞれの動きが小さすぎて分からないんですね。


崩す(片手捕)2


初心者のうちはああいう風にはなかなかいきません。
慌てなくてもいいので、最初は大きく確実に動かしていきましょう。

骨盤を安定させ、正しい姿勢を保ちながら、腰の動き、下半身の動きと連動させて下さい。
そうすることで、地面からの大きな力を相手に伝えます。それが精密に出来るようになるほど動きは小さくなっていきますから。
稽古しましょう!


Posted on 2018/02/09 Fri. 18:39 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  攻撃線  中心  連動 
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其の百七十、手首を鍛える 大東流合気柔術東京稽古会  


「手刀詰」で行う手首の鍛錬です。

大東流合気柔術の稽古では受けと捕りに分かれて2人で相対して行うことが多く、受け手も捕り手もそれぞれの課題を見つけながら修練します。


手首を鍛える1


この「手刀詰」では、受け手側の手首を伸ばすことを一つの目的にしています。

早速、動画を見てみましょう。





片手捕に捕ってきた相手の外側に捌きながら、手刀を擦り上げるようにして相手の手首の外側に回し、斬りこみます。

動画の中の言葉にあるように「相手の攻撃線を外し、自分の攻撃線に(相手を)入れる」ことが重要です。
これはどの技を行うときにも必須の基本動作ですね。

相手の手首を斬りこむときに陥りがちなのが、力任せに上から押さえつけることです。
これでは、手刀詰は効力を発揮しません。

しっかりと腕を伸ばすことを意識してください。



手首を鍛える2


この身体操作は、自分の正しい姿勢で行うことも重要です。
腕を伸ばそうとするときに前傾になってしまう人が多いのですが、そうすると上手く伝わっていきません。
丹田の力を相手に届けるような意識を持ちましょう。
下半身を沈め、骨盤を安定させた状態で行うと、大きなパワーが出ますよ。

さて、受け手側にも注意点があります。
まず相手の手首を握って、しっかりと中心に押し込むこと。
詰められたときの痛みを嫌って、ふんわり握ったり、腰を引いたりする人がいますが、それでは手首の鍛錬になりません。


手首を鍛える3


それに、攻撃が甘いと捕り手側も技が掛けにくいんですね。
初めのうちは痛いですが、不思議なものでやってるうちにだんだん慣れてきますよ(マヒしてくるともいいますが…)。


Posted on 2018/02/01 Thu. 10:30 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 姿勢  攻撃線 
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其の百六十五、抜手捕 大東流合気柔術 東京稽古会  


今回も居捕です。
両手を捕られた状態から相手を崩し、最後は逆腕捕のかたちで制していきます。

最初に相手が掴んでいる手を外すのですが、これは自分の手首でも訓練出来るのでやってみましょう。
手解き(てほどき)というれっきとした技術です。


抜手捕2


まずは右手で左手首を強く握ってみてください。
その状態で一所懸命に左手を外そうと思ってもなかなか外れませんね。
そこで、左手を少し回転させて、小指側(尺骨)を右手の親指と人差し指の隙間に合わせます
そのまま、左腕を水平に開くようにして伸ばすと…あっけなく外れましたね。

この抜手捕では、小指側ではなく親指側を使いますが、相手の掴み手の切れ目に小指側か親指側を合わせ、肘を伸ばすか曲げるかすると、比較的簡単に切ることが出来ます。

簡単な護身術として覚えておいてくださいね。

前置きが長くなってしまいました。
動画を見ましょう。





両手を捕られたところで、脇を締め、相手に向けて指を立てます。
手刀相手の喉元を突くようなイメージを持つとよいでしょう。

やや身体をずらすようにして、片手を突き出します。
先ほどの要領で抜手を行い、手が外れると同時に、首筋に手刀当身を打ちます

この時、手だけで打っては効果がありません。
しっかりと膝を立てて踏み込んでください。

さらに同時に、相手が掴んでいる手を上方に伸ばし、親指で相手の肩を突くように攻めます。


抜手捕1


ここまでの動作を一挙に行うことで相手を崩します。

ただ、慌ててはいけませんよ。
重要なことは、踏み込む方向、当身を打つ方向、さらに掴まれている腕を制する方向が一致することです。
両手と踏み込んだ膝、つま先の方向が一直線上に乗っていることを意識してください。


抜手捕3

ここまで来たら、逆腕捕にとって制していきます。
攻め手をゆるめずに、しっかりと全身で押さえましょう。

前回(「其の百六十四、居捕逆腕捕」)同様、重心の掛け方で技の成否が決まります。
少しづつでもいいですから、継続して稽古を積みたいですね。

Posted on 2017/12/21 Thu. 10:47 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 姿勢  手刀  重心  当身  居捕 
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其の百六十四、居捕逆腕捕 大東合気柔術 東京稽古会  

居捕の逆腕捕。これも何度か取り上げた型です。

同じ型を稽古しても、その時々によって意識するポイントが異なるのが、古武術の面白いところです。


居捕逆腕捕1


相手の攻撃の仕方や強さ、または身体的特徴によっても、こちらの対処法が変わってきます。
出来るだけ多くの引き出し(対処法)を身につけておくと技に深みが出てきますよ。

今回は身体を「適切な位置に動かす」ことの重要性について書いてみたいと思います。
動画を見てみましょう。





双方座って技を行います。受け手の攻撃は胸捕です。

この時に、胸を掴んできた相手のもう一方の手を警戒してください。
相手は必ず攻撃してくるという意識が大切です。
実際に、相手に模擬短刀などを持ってもらって稽古するといいかもしれません。

相手のもう片方の手からの攻撃を受けないようにするためには、そのままの位置に留まっていてはダメです。


居捕逆腕捕2


自分の正面に手刀を擦り上げるようにして、相手の肘に手を当てます。
同時に身体をやや外に移動しながら相手の肩を詰めるように踏み込みます

と、実際にやってみると感じることですが、
正座をしているので、立っている時よりは身体を自由に動かしにくいですね。
そこで、相手の外側に重心をかけつつ、膝を前に進めるようにしてみましょう。

この時、膝に重心がかかっていますね。
上半身で相手を押し込もうとしては力が伝わりませんよ。
正しい姿勢で自分の中心からまっすぐに相手に力を向けてください。


居捕逆腕捕3


さらに、相手の中心に当身を打ちながら大きく踏み込みます。
中心と言いましたが、胸を掴んでいない方の肩に向かって踏み込むようなイメージでもいいでしょう。
これで、相手の攻撃は完全に無効化されます

初心者ほど大きく足を動かしがちですが、稽古を積めば、ほんの少し重心を移動させるだけで、相手を制することが出来ます。
自由に動きにくい居捕では、特にその効果がはっきりと表れますよ。


Posted on 2017/12/15 Fri. 10:44 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 手刀  姿勢  古武術  中心  居捕  連動  重心 
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