FC2ブログ

大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(金・祝) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、12月23日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の二百十一、置く 大東流合気柔術 東京稽古会  



また難易度の高い操作が出てきました。
大東流合気柔術の不思議な術技といえる身体操作ですね。

「置く」とありますが、これは相手に対して自分の体の一部を乗せ、脱力することです。
すると、相手に伝わるのは重力(手の重み)だけということになります。理論上は。


置く1


そうすることで、相手が抵抗できなくなる。そんなことがあるんですね。
うまく解説できればいいのですが。

さて、動画を見てください。





両手を掴んできた相手の肩を詰めるように手刀を使います。
手を外側から回すようにして、相手の肘を少し曲げるようにしてみましょう。

次に刀を構えるように両手を合わせ、相手の腰が崩れるように力を伝えていきます。


置く4


この時に自分の腕で相手を押し下げるようにしてしまいがちですが、そうすると崩すことはできません。力は相手の肩のあたりで止まってしまい、腰には届かないんですね。

そのまま、自分の手をそこに「置く」ようにします。
相手の肩が、しっかりと詰まっていることが重要です。
上手く力が相手の腰に伝われば、体勢を低くしてその接点を下げていくことで、相手はたまらず膝を折ってしまいます。


置く3


さて、この手を「置く」という操作ですが、最初はその意味が分からないと思います。

まずは「自分の肩から先の力を使わない」という風に考えてみましょう。
いわゆる「脱力」ですね。
ただ、単純に力を抜いてしまったのでは当然相手を崩すには至りません。
動画の中にもありますが、身体の芯は通したまま、筋肉の緊張を緩めるんですね。
肩から先に力を入れると、どうしても筋肉の力に頼ることになります。
筋肉の力ではなく、姿勢を含めた体全体の力を使うようにすることが、秘訣です。


置く2


力を入れずに、力を届かせる。

この感覚がなかなかつかみづらいのですが、ここは稽古が必要です。
東京稽古会では、毎回この「芯を通して脱力する」ための修練を行っていますよ。
稽古に参加してみませんか!?

Posted on 2018/11/15 Thu. 19:21 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢 
tb: 0   cm: 0

其の二百十、両肘返 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝一カ条、後捕の三回目です。

形の稽古は、相手の攻撃方法を定め、それに対応する身体操作で崩していく道筋を反復訓練するものです。


両肘返4


受け手はその前提で、正しく、またしっかりとした攻めの意識をもって形を始めることが大切ですよ。

動画を見てください。





受け手側が後ろから、肘のやや上を掴んで、持ち上げるようにします。
相手のかかとを上げ、つま先立ちにすることが目的です。
そうすることで、捕り手側は力を出せなくなります。連行術の一つですね。

そのままではマズいので、捕り手側は全身を沈めるようにして重心を下げます
この時に、肩から先は柔らかく脱力させることが重要です。
指を張り、しっかりと手刀を作ってください。
この操作がうまくできれば、相手はバランスを崩し、背中の方に引き付けられるはずです。


両肘返2


次に、相手を腰の上に乗せるように腕(かいな)を反し、肘を立てていきます
この操作も、肩から先の力だけで行ってしまうと相手との接点が切れてしまいます。

重心を低く置き、体全体で相手の下から攻める意識を持ってください。
また、持ち上げようとするあまり、姿勢を崩してしまう人が多いのですが、背中はまっすぐに伸ばすように。
そうすることで、相手に力が効率的に伝わります。

肘に乗せると同時に、相手の方を振り向くようにします。上半身だけでなく、しっかりと腰を切ることで、相手は大きく崩れるはずです。


両肘返1


さらに、外側の足に重心をかけ、内側の足を相手の裏側に踏み込みます。
この時、足だけではなく、上半身も一体にして攻めてくださいね。
前回の「両肩捻」でも出てきた全身の連動がポイントです。

上半身と下半身で挟むようにして崩したら、もう相手はどうにも身動きが取れません。後ろに投げ倒して、残心。


両肘返3


難易度の高い操作がいくつか出てきますが、これは稽古を積み重ねる中で、必ず克服できます
習得できるように、一緒に研究していきましょう!


Posted on 2018/11/08 Thu. 18:26 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  連動  重心 
tb: 0   cm: 0

其の二百九、両肩捻 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回も後ろからの攻撃に対処する動きです。

大東流合気柔術には、初伝だけで118カ条の形が存在します。
最初は一カ条の30本の手順を覚えるだけでも大変です。
この両肩捻なども一見複雑な動きを見せますので、なおさら覚えにくく思えるかもしれません。


両肩捻2


ただ、形は「相手を崩す」ための動きのつながりであることを念頭に置いて整理していくことで、シンプルに技をとらえていくことができるようになるはずです。

さて、動画を見てみましょう。





受け手側が後ろから肩を掴み、押さえつけるようにします。
わざわざ「受け手側が」と書いたのは、この攻撃がちょっと肩に触れているだけだったり、道着を掴まずに手をのせているだけだったりすると、この形は成立しにくいからです。

もちろん武田惣角先生級の達人ならば、どう取られてもバンバン投げるんでしょうが、初心者同士の稽古の場合は、そんなことは起こりえません。

しっかりと道着を握って押さえられることで、捕り手は力を伝えやすくなります。


両肩捻4


肩を取られたら、相手の出足の方に身体を回転させます。
この時、軸となる足を千鳥に切って腰を回してください。

相手が掴んでいる肩の接点を通じて、力を伝え、崩していくわけですが、やってしまいがちなのが、相手の手を肩で引っ張ること。
すると、逆に自分の上半身が前傾して崩れてしまい、相手に引き倒されてしまいます。

いつも言うように、全身を連動させて動きましょう。腰の動きに全身を追随させる意識ですね。


両肩捻


回転して相手のほうを向いたら、相手の顎を下から斬り上げるようにして腕を伸ばします。
それと同時に相手の裏側に踏み込むように足を出しましょう。

ここでも、連動が大事になってきます。
上半身と、下半身で相手を挟み込むようにして崩していきます
この崩しは、立ち合い技の「切返」と同じ原理ですね。


両肩捻1


上半身が腰の上にしっかりと乗っていることが成功の秘訣ですよ。



Posted on 2018/11/01 Thu. 18:08 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  連動  武田惣角  転換 
tb: 0   cm: 0

其の二百八、立襟捕 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術には、後捕という後ろからの攻撃に対処する技の体系があります。
以前にも少しだけお伝えしたことがありましたね。


立襟捕1


今回からは、初伝一カ条の形の中にある後捕の技を取り上げていきます。
東京稽古会の昇級審査では、2級から、この後捕が審査項目に入ってきますよ。

まずは、動画を見ましょう。





相手が後から、首の裏側にある襟(立襟)をつかんできます。
敵の出足と逆の方向、つまり、相手の内に入るように、半円を描いて向き直ります。

これが相手の外側に向くように捌くと、別の技になります(「突倒」という二カ条の形)。

一つ目のポイントとしては、この時、相手を自分の方に引き込んでバランスを崩させることです。
しっかりと腰を落として動き、自分の身体の軸を安定させておく必要があります。



立襟捕4


次に自分の首を、相手の腕の外側に出すようにします。
当然、頭を下げて腕をくぐらせるようにするのですが、この時、前傾しすぎてしまうと、相手がバランスを取り戻してしまいます。
体軸を保ったまま首の位置を入れ替えるような意識で動いてください。


立襟捕3


相手の外側に出たら、襟を掴まれている手首を逆腕に捕り、お辞儀をするようにして崩します。
ここは逆腕捕の要領と同じですね。
肩から先の力で操作しないことを心がけてください。

慣れるまでは、かなり複雑な手順を踏まなければならないように感じますが、後ろから掴まれると同時に、一気呵成にこの動きを行うことで、あっという間に相手を制圧することができます。


立襟捕2


稽古を重ねて、少しづつ、熟成していきましょう!



Posted on 2018/10/25 Thu. 16:48 [edit]

category: 後捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢 
tb: 0   cm: 0

其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

稽古への参加希望はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top