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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月26日(日) 11時半から13時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、9月2日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八十五、腕を立てる 大東流合気柔術 東京稽古会  


手首の鍛錬法です。


腕を立てる3


一見簡単そうに見えますが、これが出来るようになるには、大東流の基本的な考え方をしっかりと身につける必要があります。

動画を見てください。





相手が自分の手首を握ってくるところを躱して、逆に握り返します。
「掛け手」ですね。
これをうまく使うと、相手の重心が前のめりになった状態で手をとることが出来ます。


腕を立てる2


次に相手の腕を剣に見立てて、肩を詰めます。
相手の手首が刀の柄、肩先は剣の切っ先だとイメージしましょう。

これは、いつも稽古でお話しする「剣の理合い」です。


腕を立てる4


刀を使うときのことを考えてください。手首、または腕の力だけで刀を振る(動かす)よりも、身体全体の動きに乗せて操作した方が力の伝達を効率よく行うことができます。

テレビのチャンバラ(最近はあまり見ませんが)などでは、手首だけで剣を「振り回す」様子がでてきますが、あれは「見た目」の良さを重視したもので、実際には、全身の力を使わなければ剣は使えません。


腕を立てる6


肩を詰め、相手の踵が浮き上がったら、斜めに斬りこむようにして相手の腕を交叉させます。
その状態でさらに踏み込んで、重心を崩し倒しましょう。

最初のうちはどうしても握力や手首の力に頼ってしまいがちです。
身体の一部だけで無理に力をかけることで、自分の方が関節を痛めてしまうこともありますので、気をつけてください。


腕を立てる5


「剣の理合い」「全身の連動」
基本を押さえて、鍛錬してみましょう。


Posted on 2018/05/18 Fri. 18:23 [edit]

category: 掛け手

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  剣の理合  重心  掛け手 
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其の百七十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から4度にわたって、胸捕への対処法を解説していきます。
胸捕は読んで字のごとく、胸倉を掴まれる動きですが、相手の腕が一直線にこちらの顔面近くに向かってきますから、「上段突き」のかたちに似ています。

いわゆるパンチですね。


胸捕小手詰1


稽古では女性や初心者も多いので、最初から上段突きでやり始めると受け損なって顔面にモロに入ったりします。
いきなりそんなことしてくる道場はイヤですよね。

そんなわけで護身術的な考え方を学ぼうとするときに、この胸捕は便利なんです。

前置きが長くなりましたが、動画を見ていきましょう。





パッと見が複雑そうな動きですが、これも今までやってきた操作の発展形です。
こちらに向かってくる相手の手を、捌いて流します。
動画では「掴ませないように」という表現をしていますが、これは「突きを外す」と同じ意味です。


胸捕小手詰4


捌く方向は相手の突きの内側です。
これを外に捌くと技が変わってきますよ。

内に捌くと身体が半身になりますね。相手に近い方の腕で肘打ちをするような形になると、自然に相手の手首のあたりを捕ることが出来ます。


胸捕小手詰5


手首を逆腕捕にとって、相手の肘をロックするように手前に引き込みながら、刀を立てるように手首を上に向けます。
こうすることで相手の小手(橈骨と尺骨で構成された上腕部分)が極まります。

お辞儀をするように小手を沈めると、相手はたまらず崩れ落ちます。


胸捕小手詰2


逆腕捕の手首を、剣を立てる要領で上に向けるところが難しいかもしれませんが、あとはこれまでやってきた動きです。
東京稽古会で、やってみましょう。

Posted on 2018/03/29 Thu. 18:00 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  当身  攻撃線  剣の理合 
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其の百七十五、突きこむ 大東流合気柔術東京稽古会  

今回は、「力を作用させる」ということに視点をおいて、身体操法の解説をしていきます。
この「力の作用」で相手との接点を制し、身体全体を崩していきます


突きこむ1


普通に考えれば、相手に強い力を与えることでその結果を得ようというのが自然ですが、大東流合気柔術ではそういう思考法はとりません。

動画を見てください。





相手が片方の手首を掴んできます。
いつも言うように、これは次の攻撃のための準備のようなものです。
つまり、もう片方の手で突くなり、斬るなり、別の攻撃を意図していると考えないといけません。

そのために攻撃線を外す捌きを入れます。
同時に手刀を使って相手の拇指丘に斬りこみましょう。手刀は縦に使うことが肝心ですよ。


突きこむ3


手刀で斬りこむことで、相手の手首が掌に入ってきますので、素直に握りこみましょう。
この時、両手で相手の小手を捕ります。ちょうど刀を中段に構えるような要領ですね。
そのまま、身体全体で突きこむように前に出ます。

先ほど言った通り、相手の二次攻撃を警戒しなければいけませんから、突きこむ方向は相手の自由な腕を封じる方向となります。
この操作で、相手は大きく崩れるはずです。


突きこむ2


さて、ここからの操作が「力の作用」に関わります。
今、相手の小手を刀の柄に見立てて両手で握っています。
柄の延長上には相手の肘があります。この肘を床につけていくように操作するんです。

まさに刀で斬り下げるようなイメージですが、この時、手前の手を支点にして、奥の手の方のみを動かす意識で操作します。
この時、腕力はさほど必要としません。むしろ、両手の力のバランスの違いの方が重要です。ちょうど、刀を振るときのように。
相手の小手(橈骨と尺骨で構成され部分)には関節がありませんから、この「てこ」のような使い方が相手に大きな力となって伝わるんですね。


突きこむ4


これも大東流の基本原理である剣の理合い」の一つです。
非常にわかりやすい動きですので、何度も繰り返して稽古することをお勧めします!

Posted on 2018/03/08 Thu. 19:10 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  攻撃線  剣の理合 
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其の百七十四、絞る 大東流合気柔術東京稽古会  

目の前で見た手本を、自分なりに試行錯誤しながらやってみる。
これはすなわち、視覚情報を自分の動きとして変換するプロセスですね。

大東流合気柔術の稽古には、こうした思考回路を開発する効用もあります。


絞る2


稽古では視覚情報と、言葉による技の説明を複合させて身体の動きに置き換えて行きます。
このブログでは文章による解説も加えて、多角的に身体操作を解析出来るように試みてもいます。

ただ、そうした言葉や文字の補助を一度取っ払って、目で見たものだけで何とか技を構築してみるのも、重要な鍛錬法です。
これを「見取り稽古」と言います。

では、動画を見てみましょう。





双方が座って行う、居捕です。
片手捕に来た相手の腕を制し、倒し、固めます。

身体の捌きで攻撃線を外し中心の力で手首を捕ったのち、肘を突きあげ、剣の理合で制します。
肩を膝で押さえて、腕を逆に取り、固めます。


絞る1


便宜上、このように文章で動きの説明を行いましたが、今回に限ってはこうした文字や言語による情報を一旦遮断したうえで稽古に臨んでみてください。

…どうですか?
試行錯誤の度合いが普段と違う、と感じませんでしたか?
こうした稽古は、これまでに公開した動画を利用しても、簡単に出来ます。
動画の音をミュートして、動きそのものを模倣してみるんです。


絞る3


事前情報なしに身体を動かすことで、自分自身に由来する神経回路がひらかれると言えばいいでしょうか?
東京稽古会では、こういう試みにも取り組んでいます。

興味のある方、お問い合わせはメールフォームでどうぞ!


Posted on 2018/03/01 Thu. 09:52 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  剣の理合  攻撃線  中心 
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其の二十二、正面打  

大東流の型稽古では、自分に向けられた攻撃に対応して動くことから技が始まることがほとんどです。
攻撃には打つ、掴む、突く、絞めるなどたくさんのバリエーションがありますが、「正面打」はその中の一つです。

大東流剣の理合が元になっている武術です。実際に刀は持ちませんが、剣を使う意識で技を行います。
ですからこの正面打ちも、剣で相手の正中線を断ち斬る心構えが肝要です。



ここで少しお勉強を。

大東流合気柔術中興の祖といわれる武田惣角先生は、幼少のころに小野派一刀流を修め、幕末の剣豪として名高い榊原健吉から直心真影流の免許を受けたほどの剣の達人でした。

惣角2

その後、合気の術、空手、軽業、槍、手裏剣、果ては修験道での密教修行まで追求しまくり、現在の大東流の巨大な技の体系を築きあげられたそうです。

そんな惣角師は晩年、昭和になっても、短刀を抜き身で帯に手挟んで往来を歩いていたといいますから、かなりブッ飛んだ人だったことは間違いありません。
惣角3

でも、そのおかげで大東流が現在このような形で残っているわけです。仰げば尊し。

Posted on 2015/04/19 Sun. 21:08 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  武田惣角  剣の理合  正面打 
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