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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月26日(日) 11時半から13時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、9月2日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百九十七、縦に伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回も「縦に使う」概念を修得するための考え方です。

何度も言いますが、大東流合気柔術剣の理合を念頭に置いて考えることで、理解が進みます。
つまり自分の手や腕、相手の腕を刀に見立て、それを操作するという仮想を行うんですね。


縦に伸ばす2


その際に、剣(刀)の峰から刃を「縦」と認識しよう、ということなんです。

動画を見ましょう。





相手が手首を掴みに来るところを外し、逆に相手の手首を捕ります。
掛け手の技法ですね。

素直に掬い上げるように手を捕れば、相手の小指側に掌が当たります。
同時にもう片方の手で、かぶせるように親指側をとります。
このとき、刀を握った自分の手をイメージしてください。
 
刀を握った両手で、やや下方向に薙ぐように斬りましょう。
あくまでも剣を使う意識で行うことが重要です。
捻じったり、ひっぱったりすると、相手の体は動いていきません。


縦に伸ばす4


親指側、つまり峰の方に遠心方向にかかる力によって相手の肘は伸びます。
これも、刀を振る様子を映像として思い浮かべると、分かり易いかもしれません。
あくまでも、峰と刃を結ぶ線をブレさせずに、動かすんですよ。

刀を効率的に使うためには、斬る対象に対して刃を垂直に進入させますよね。
これが、「縦に使う」考え方です。


縦に伸ばす3


さて、以上の操作によって、相手の肘が伸び、その延長上にある肩を動かし、さらにその詰まりを利用して全身を崩していきます。

内容が、少し高度になってきました。
次回からは、もう少し馴染みある型に戻りますので!

Posted on 2018/08/09 Thu. 19:01 [edit]

category: 掛け手

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  剣の理合  掛け手  手刀 
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其の百九十五、合わせる 大東流合気柔術 東京稽古会  

今回取り上げる身体操作は、理解するのに少し時間がかかるかもしれません。
私も出来るだけ分かり易く解説しますので、頑張って読み取ってください。


合わせる2


この動きもやはり、最初の一挙動に技の成否がかかります。
そこで使われる考え方は剣の理合です。相手の腕を刀に見立てて、肩を詰めていきます。
この操作法は、このあと数回にわたって取り上げていくので、是非覚えておいてくださいね。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってくるところを外して、逆に相手を掴みます。
掛け手という技法ですね。
これによって相手の重心を前に誘い出し、体勢を崩しやすくさせます

先ほど言ったように、相手の腕を剣に見立てます。すると、相手の腕の小指側が「刃」の方、親指側が「峰」の方とイメージできますね。
ちょうど刀を構えるように小指側を下、親指側を上にして握ってみましょう。
すると剣を「縦に構える」状態になりました。


合わせる4


ここで、しっかりと縦に構えることが出来ていれば、相手の肩が詰まっているはずです。手の力で無理やりに突き上げるのではなく、まさに刀を構えるように脱力して操作してくださいね。

次に、相手の腕を交叉させて腕を押さえます。
空いた方の手を柔らかく伸ばし、相手の顎に差し入れるようにしましょう。
決して力で押し込まないように。「そっと」当てるぐらいの感覚でちょうどいいです。


合わせる3


すると、相手の手首と顎の間に張りが出来ます。この二つの接点にかかる力の方向が一直線になるように調整してください。

ぴったり合うと…相手はたまらず爪先立ちになってしまいます。
そのまま崩して、倒します。
両手がふさがっているので、ゆっくりお願いしますね。


合わせる1


この「力の方向を合わせる」技法は、いろいろなところに使われています。

慣れないうちは分かりにくいかもしれませんが、稽古で感覚をとっていきましょう!





Posted on 2018/07/26 Thu. 17:47 [edit]

category: 掛け手

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  剣の理合  掛け手 
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其の百九十、真下に落とす 大東流合気柔術 東京稽古会  



このところ、自分の真ん中(中心)で操作することを連続して取り上げています。

これらは大東流合気柔術の基盤となる思考法ですので、当然、この考え方を適用した型が何通りも存在します。


真下に落とす4


前回(「縦に動かす」)は「一本捕」、前々回(「真ん中でとる」)は「手刀詰」といったように、相手からの攻撃法や捌き方は多種ありますが、「接点を中心で扱う」という点においては共通しているんですね。

今回の動きは「裏落」の基礎となる動きです。

動画を見ましょう。





相手が片方の手首を握ってきます。片手捕ですね。
このとき、自分の真ん中に手を保持したまま、相手とすれ違うように前に出ます。

握られた腕に力を入れては上手くいきません。
柔らかく腕を伸ばし、引っぱるのではなく、かといって力負けして曲げてしまうのでもなく、握られたその時のままの状態で前進します。


真下に落とす


最も難しいのはここです。

この「真ん中(中心)で操作する」ための要諦が、「脱力して芯を作る」というところにあることは何度も解説してきました。
この感覚を、稽古することでつかみましょう。

さて、真ん中に接点を保持したまま前進すると、相手の肘もまた、自分の中心付近にあると思います。
もう片方の手で手刀を作り、斬り落とすようにしてください。


真下に落とす3


このときに、相手を押し込むように手刀を操作するのではなく、自分の方に引き込むような意識で真下に落としましょう。
これも剣の理合いの一環です。

剣で斬り落とすときに、操作する手は身体から離れず、引き付けられるようになることを想像してください。

そうすることで、相手の体を自分の中心に保ったまま、固めに入ることが出来ます。


真下に落とす1


文による解説では、すこし複雑に思われるかもしれませんが、実際に稽古してみると、感覚的に理解できるはずです。




Posted on 2018/06/21 Thu. 20:47 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  剣の理合 
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其の百八十九、縦に動かす 大東流合気柔術 東京稽古会  


中心で操作するという基本動作を、今回も違うバリエーションで解説してみます。

同じ考え方の動きではありますが、相手の攻撃法が異なったり、崩し方が違うだけで感覚が大きく変わってきます。


縦に動かす5


そうした稽古を繰り返す中で大東流合気柔術を使える身体を作っていくんですね。

動画を見てみましょう。





相手が交叉捕で手首を握ってきます。
掴まれた手首を、相手の腕の外側から回すようにして自分の目の前に掲げます。

前回やった「真ん中でとる」の考え方を使います。
すると相手の肘が自分の正面に来ていますので、下から掬い上げるようにつかんでください。
さらに、両手を同時に斬り下げ、崩します。


縦に動かす4


初動で、「相手の手首の外側から回すようにして」と書きましたが、今回の要点はここです。

大東流では、掴まれた手首を含む自分の小手は手刀として使うんでしたね。
これは私の個人的な方法論ですが、映像的なイメージを持つことをお勧めします。

自分の肘から先が「小指側が刃になった剣」として認識することで稽古の効果が上がりやすくなりますよ。


縦に動かす3


手刀=剣を小手先で振り回すのではなく、身体の中心で操作します。
「外側から回すように」するわけですから、必ず自分の中心線の移動が伴います。
最初のうちはしっかりと足を捌いて、身体の方向を変えながら稽古しましょう。

すると、手刀の動きは自分の中心線上を縦にうごかすことになっているはずです。
縦に上下する運動に、中心線の移動が組み合わされて「外側から回す」動きになっていきます。



縦に動かす1


同時に、手刀を使うわけですから、その刃=小指側は必ず自分の前方に向けましょう。
剣は刃を向けた時にこそ、その威力を発揮しますから。

動画にも出てきていますが、これは稽古をしてみると比較的簡単に実感できます。
東京稽古会で試してみてはどうでしょう。


Posted on 2018/06/16 Sat. 17:38 [edit]

category: 交叉捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  剣の理合  中心線 
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其の百八十六、引き込む 大東流合気柔術 東京稽古会  


手を捕って、肘関節を極めて制する身体操作です。


引き込む1


見慣れない動きのようですが、やっていることはこれまでに何度も稽古してきた技と同じですよ。

動画を見てください。





相手が片手を掴んできます。
ここで、とられた接点を引っ張らず、また押し返さず、「止めます」。

そのまま相手の横に並ぶように入身しましょう。
この時、相手の肘の状態はどうなっていますか?接点を自分の中心で操作すること、また自分の手刀を活かしていれば、肘は伸びているはずです。
手刀相手を攻める意識が大事です。


引き込む3


続いて空いている方の手で相手の手の甲を挟むようにして捕ります。
親指が相手の拇指丘に、小指を含む四指が相手の薬指の付け根辺りに当たっているでしょうか?
この形で捕ることによって、相手の小手から肘には強くロックがかかります。

どこかで見た形ですよね…そう、小手返の捕り方です。
これで、相手は腕を極められて動けなくなります。


引き込む4


この時に小手返しにとることに固執しがちですが、あくまでも手刀を使っている意識を忘れてはいけませんよ。
手首が曲がったり、姿勢を崩して相手の手の甲ばかりを見ているようでは技になりません。

剣の理合い」を思い出しましょう。刀を使うように、自分の腕をしっかりと伸ばし、操作してください。
そうすることで、無理なく相手に力を伝えられます。

さらに相手の腕を脇にはさむようにして、固めて下さい。


引き込む5


正確な位置で小手返しにとることはもちろん必要ですが、そこにばかりこだわっていると、動きが小さくなってしまいます。
足の捌き、手刀の使い、全身を連動させる中で、小手返しのディテールも活かせるようにしていきましょう!

そのためには、稽古、稽古。繰り返しが大事ですよ。

Posted on 2018/05/24 Thu. 16:55 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 姿勢  連動  入身  小手返  手刀  剣の理合 
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