次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 7月17日(月・祝) 14時00分から16時00分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。



また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の八十八、捌いて打つ  

型稽古を基本にしている大東流では、修行する者同士が如何に真剣に相手に対峙することが出来るかというところが重要になってきます。


受け(初めに攻撃する方)の攻めがしょぼいと、捕り(技をかける方)の稽古になりません。
かと言って毎回ムチャクチャに殴りに行っても困るのですが。
大人ですので加減してくださいね。


捌いて打つ3


さて、今回は以前にもやった横面打ち(「其の四十一、横面打ち」)です。
ただ、発想を少し変えています。


互いに剣を持って対峙している場合、馬鹿正直に正面から振りかぶって斬りに行ったりはしません。ノドを突かれて殺されてしまいますから。
やはり、相手の中心を避けて攻め込みます。


捌いて打つ2


同じように、攻撃を受けた時も、相手の攻撃線を外すように捌いてから打ち込みます。
動画を見ましょう。





先生の手本のように、横面打ちとは相手の攻撃を外すために「外側に捌いてから行う正面打ち」なんです。

だから、剣を斜めに振り回してはいけないんです。
「横面打ち」という言葉から、手刀を水平チョップみたいにする人がいますが、それは相手から容易に避けられてしまいます。ただ、しゃがめばいいんですから。


捌いて打つ1


正面打ちを受けたら、その手をゆるめないようにして、相手の側面に入身するようにします。
この時に自分の中心が相手の方にしっかりと向いているようにしましょう。


捌いて打つ4


この、相手の攻撃の中心線を外しながら、自分の攻撃はしっかりと中心線上で行っている・・・という考え方が、重要です。

次回も、この横面打ちを使った技を解説していきます。
 

Posted on 2016/03/09 Wed. 11:08 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  正面打  手刀  入身  中心線 
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其の十五、逆襷  

「タスキ」というものを使った経験のある方がどれぐらいいるでしょうか?

何か作業をするとき、袖や袂(たもと)が邪魔にならないようにおさえるための布や紐のことですが、和服を着て生活することなどない殆どの人にとって、無縁のものですよね。

身近にあるタスキと言えば、駅伝のバトンの代りをしているやつ、ぐらいでしょうか?選挙演説のとき、候補者が名前をでかでかと書いてるアレも、そうですね。

ekiden.jpg


でもあれは、本来のタスキの役割に使うものではないので、輪っかを斜めがけにしているだけです。実際にはタスキは背中で斜めに交差します。

今回の技の「逆襷(ぎゃくだすき)」は、相手の胸に斜めに腕を絡めていくところから、その名がついたものと思われます。背中ではなく、胸に巻きつけるので「逆襷」。なかなかいいセンスだな~と感じます。



相手の攻撃に対して「入身」。巻き付けるように腕を添わせます。さらに体そのものを相手の身体に密着させるように「体重移動」し、崩します。

腕の力で制しているように見えますが、実際にやってみると相手の体の重心を崩すのは、腕の力だけでは無理があります。また、力任せに腕力を使うと強い抵抗を受けます。

相手の身体を崩したいなら、自分の重心を移動する。大東流の身体操法、考え方が、ここでも活かされます。

Posted on 2015/04/12 Sun. 21:08 [edit]

category: 短刀取

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  古武術  合気柔術  受身  逆襷  入身  体重移動  重心 
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其の十三、小手返  

刃物を持った相手に突きかかってこられたら、どうするか?その対応法として考えだされたのが「短刀取り」という各種の技です。ここで紹介するのは「小手返」。

これまで積み重ねた基本の動きが、技の各所に活かされます。
相手の攻撃線から外れるための入身、転換。次の動作に移るための体の捌き。
自分の姿勢を保ったまま技を行うことも重要です。



「刃物で???」そんなことは起こらないと思う方が殆どでしょうし、実際そんなことが起きないまま生涯を終える人の方が圧倒的多数のはずです。

でも、包丁で突きかかられなくとも、ある瞬間に人生を左右するような決断を下さなければならなくなったら?
pnk11.jpg
冷静に、相手や状況に圧倒されることなく、自分の尊厳を保ちながら、尚且つ正しいと信じる選択を行わねばなりません。あらゆる意味で「生き延びなければ」なりません。

そこに、古武術である大東流を修行する意味があるのではないかと私は思っています。


Posted on 2015/04/10 Fri. 21:15 [edit]

category: 短刀取

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 小手返  短刀取り  合気柔術  入身  大東流  転換 
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其の十一、入身  

敵が刀で斬りかかってくる、あるいは突きや蹴りで攻撃してきたとき、その攻撃を避けるために退がって距離をとると、自分は安全圏にいられますが、相手も同じく安全です。

相手は前に出て次の攻撃に移りますから、再び距離をとるために後退しなければならなくなります。これでは相手の攻撃線の延長上に身を置いたままです。



大東流の初伝一ヶ条では、相手の攻撃に対してまず前に出ることを教えます。その一つの方法が「入身」です。

相手の攻撃線(腕、剣など)に「沿う」ように相手に近づきます。こうすると、相手の攻撃から外れるうえ、接近しているので自分の攻撃も有効になります。

避けるのではなく、より接近して状況を打開する。
古流武術に特徴的な示唆に富んだ発想といえるのではないでしょうか。


Posted on 2015/04/08 Wed. 23:32 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  古武術  入身  攻撃線 
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