次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 6月17日(日) 12時半から14時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、7月8日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八十九、縦に動かす 大東流合気柔術 東京稽古会  


中心で操作するという基本動作を、今回も違うバリエーションで解説してみます。

同じ考え方の動きではありますが、相手の攻撃法が異なったり、崩し方が違うだけで感覚が大きく変わってきます。


縦に動かす5


そうした稽古を繰り返す中で大東流合気柔術を使える身体を作っていくんですね。

動画を見てみましょう。





相手が交叉捕で手首を握ってきます。
掴まれた手首を、相手の腕の外側から回すようにして自分の目の前に掲げます。

前回やった「真ん中でとる」の考え方を使います。
すると相手の肘が自分の正面に来ていますので、下から掬い上げるようにつかんでください。
さらに、両手を同時に斬り下げ、崩します。


縦に動かす4


初動で、「相手の手首の外側から回すようにして」と書きましたが、今回の要点はここです。

大東流では、掴まれた手首を含む自分の小手は手刀として使うんでしたね。
これは私の個人的な方法論ですが、映像的なイメージを持つことをお勧めします。

自分の肘から先が「小指側が刃になった剣」として認識することで稽古の効果が上がりやすくなりますよ。


縦に動かす3


手刀=剣を小手先で振り回すのではなく、身体の中心で操作します。
「外側から回すように」するわけですから、必ず自分の中心線の移動が伴います。
最初のうちはしっかりと足を捌いて、身体の方向を変えながら稽古しましょう。

すると、手刀の動きは自分の中心線上を縦にうごかすことになっているはずです。
縦に上下する運動に、中心線の移動が組み合わされて「外側から回す」動きになっていきます。



縦に動かす1


同時に、手刀を使うわけですから、その刃=小指側は必ず自分の前方に向けましょう。
剣は刃を向けた時にこそ、その威力を発揮しますから。

動画にも出てきていますが、これは稽古をしてみると比較的簡単に実感できます。
東京稽古会で試してみてはどうでしょう。


Posted on 2018/06/16 Sat. 17:38 [edit]

category: 交叉捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  剣の理合  中心線 
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其の百八十八、真ん中でとる 大東流合気柔術 東京稽古会  


相手との接点は、自分の中心で操作するということを、これまでにも何度も繰り返して稽古してきました。


真ん中でとる4


古武術の身体操作は自転車に乗ることと似ていて、一度覚えてしまうと何度でも同じように出来るようになります。

とはいえ、習得するのはかなり難しいんですが。

動画を見てみましょう。





相手に手首を握られます。片手捕です。

外側から手刀を操作して自分の顔の前で手刀を構えます。
このときに、手先だけで操作しないことが大事なんでしたよね。
常に身体の真ん中に相手の接点を置き続けるようにします。

正しい動きが出来ていれば、相手の肘が曲がり、腰が崩れた状態になっているはずです。そのまま手刀を斬り払うようにして相手の腕を伸ばしましょう。


真ん中でとる3


すると、相手の肘が同じように自分の真ん中に来ているはずです。
そこを、もう片方の手刀で斬り落として、固めます。

手先だけで操作しないということを、このブログでも何度書いたかわかりませんが、常に言い続けていますよね。


真ん中でとる2


そのために自分の真ん中、力が発揮できるところで動かすというのが大東流の身体の使い方なのですが、このときにもう一つ意識していてほしいことがあるんです。


真ん中でとる1


それは肩の力を抜き、出来るだけ脱力した状態で操作することです。
動画のなかにも出てきていますよね。
ただダラ~ンと力を抜くのではなく、「芯を張った」状態で脱力します。


真ん中でとる


前回の「其の百八十七、固定する」でも同じような内容を解説しました。
もう一度、併せて読んでみてください。




Posted on 2018/06/08 Fri. 11:50 [edit]

category: 片手捕

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tag: 大東流  手刀  姿勢  中心  古武術  合気柔術 
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其の百八十七、固定する 大東流合気柔術 東京稽古会  


腕を自分の前に上げて、固定してみてください。

「固定する」というのは、自分が右を向いても左を向いても、腕が「体と一緒になって動く」ということです。


固定する5


何や、そんなん簡単やで。と、思う方もいるでしょう。

でもこれが意外に難しいんです。今日はそのお話。

動画を見てみましょう。





相手が胸を掴んできます。胸捕ですね。
冒頭でも言いましたが、腕を身体の真ん中になるように上げてみましょう。
相手の腕が胸を掴んでいるので、ぶつかりますよね。

大東流合気柔術では、相手との接点を自分の中心において操作していくというのが基本でした。


固定する4


ここでも、その例に倣って接点を真ん中に持っていきます。
このとき、腕の力に任せて押し込んではだめですよ。
足を捌いて、身体を動かすことで、接点を中心に合わせましょう。

さて、その先です。
相手の肘に軽く当てがった状態の手刀を斬りおとすのですが、腕を身体に固定したままで動かしていきます。


固定する3


出来ましたか?
たいていの人は、ここで腕を動かしすぎてしまいます。
もちろん角度を変えたり、ちょっとした上下はあるのですが、自分の中心で固定するという基本は失わずに動かなければいけません。

そして、これが結構難しいんですね。


固定する2


コツは、脱力して、芯を通す。

言葉にすれば簡単ですが、これまでも何度も継続して取り上げているように、一朝一夕ではモノになりません。

逆を返せば、稽古を重ねれば、習得につながるということです。
東京稽古会で、修行しましょう。





Posted on 2018/05/31 Thu. 16:56 [edit]

category: 胸捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  からだ  中心  連動 
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其の百八十四、抜ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回の「其の百八十三、腰に乗せる」と同じく後捕(うしろどり)の身体操作です。
今度はさらに密着度の高い攻撃を受けた時の対処法になりますね。


抜ける1


「腰に乗せる」の動画や解説を見て気付いた方もいると思いますが、初動で相手との接点をつなげた後に、ある部分を攻め続けることによって、相手の自由を奪っているんです。
今回の操作も、同じところを攻めます。

動画を見てみましょう。





後から腕を回されて、グッと絞められます。これだけなら何ということはありませんが、他の人間から攻撃を受けたり、また何よりも身動きが取れないのは気持ちが悪いですからね。
さっさと抜けてしまうに越したことはありません。

さて、絞められてはいますが、相手の手は自分の顔の下で交差しています。
まずはここを何とかします。
「いただきます」をするように手刀中心に摺り上げて、親指の外側で相手の手を持ち上げます。


抜ける2


小指(小指丘)を攻めることで、相手の掌を外側に向けることが出来ます。
これは相手の肘関節が曲がりにくい方向に刺激していることになり、それによって相手の肘から肩がひらきます。

すると、密着していた相手の腕と自分の間に隙間が出来ます。
そこを抜けるんですね。


抜ける3


抜けるときには、腰を引いてはいけません。軸足を中心に内側に回転しつつ、やや沈むような形で隙間の下側に身体を持っていきましょう。

この時、相手の小指丘を攻めている手刀は離さずにいてください。
身体が相手から抜けた後も、その接点を利用することで、相手を制していきます。


抜ける4


動画では、小指丘を攻めつつ肘関節を伸ばして、肩の近くを斬り落としています。
小指の攻めはこれまでにも何度か出てきていますが、非常に効果的です。
繰り返し稽古して身につけていきましょう。

Posted on 2018/05/10 Thu. 18:57 [edit]

category: 後捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  重心 
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其の百八十二、天秤にかける 大東流合気柔術 東京稽古会  


今回は、人の身体構造を利用して相手を制します。
大東流のルーツである柔術の要素が強く感じられる動きになります。


天秤にかける1


前にも取り上げましたが、人間の身体には構造上、曲がりにくい(あるいは曲がらない)関節の方向がありますよね。
そこを捉えることで相手の自由を奪う、という考え方です。

動画を見てみましょう。





受け側が胸を掴みに来るところを、攻撃線を外すように捌きます。
この時に捕り側は、伸びてきた手首に触れるように手刀を出します。
ちょうど力士が「ごっつぁんです」をするときのように、自分の中心に差し出しましょう。

同時に相手の脇下を擦るようにして、もう片方の手刀を伸ばします。
相手はその攻撃を防ごうとして、防御の手を出してきます。

自分が伸ばした手刀が相手の手に触れたら、受け側の掌に親指、手の甲に四指が来るように挟み込みます。
強く握りしめてはいけません。「挟む」意識ですよ。


天秤にかける2


同じく「ごっつぁんです」の手刀でも相手の手を挟みます。
挟んだら、次に伸ばした方の手刀を振りかぶるようにして差し上げます。
手首で持ち上げようとするのではなく肘を出すようにするのがコツです。

相手の手を捻ろうとして手刀を回転させるように操作しては上手くいきません。
「手刀は縦に使う」という基本を意識してください。

もう片方の手は、バランスをとるように引き込みます。ちょうど「天秤をかける」ように相手の手首と手首の距離を離すんですね。


天秤にかける3


一連の操作が機能すると、相手の体は裏返されたようになって、捻じれます。
柔術的に言うと、関節を逆にとることによって、相手の上半身に抵抗できない「張り」を作り出すんですね。

そのあとは、その「張り」を維持したまま、相手を導き倒します。
初心者は受けが上手くとれないので、配慮して投げてあげましょう。


天秤にかける4


この操作を行うには以前に解説した「其の百二十七、手鏡」の方法論が参考になります。
こちらも、読んでみてください。

Posted on 2018/04/26 Thu. 18:38 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  手刀  攻撃線  重心  中心 
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