次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 3月11日(日) 11時から13時まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。




また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百七十一、崩す(片手捕) 大東流合気柔術東京稽古会  

相手の攻撃を受け止めつつ崩す身体操法です。
片手捕と両手捕の場合を、2回にわたって解説していきますよ。


崩す(片手捕)


前回(手刀詰)でも触れましたが、受け手側もしっかりと攻撃することが大事です。
そうすることでお互いに稽古の効果が上がりますから。

動画を見てください。





相手が片方の手首を握ってきます。
軽く身体を開くように捌きながら握られた側の手刀で相手を攻めます。
次に大きく身体を開いて、手刀を返します

身体を大きく開くことで、相手の倒れるスペースを作るんですね。
それとともに手刀を返すように動かすことで、相手の体勢が崩れます。
小手先だけを動かすのではなく、手刀全体を斬り払う意識が重要です。
手刀は腕全体であることをイメージしてください。
今回のポイントはここですよ。


崩す(片手捕)1


崩れたところで相手の肘をもう片方の手刀で斬り落とします。

前傾にならず、自分の足元に連れてくるような意識で行ってください。
自然と体勢が低くなるはずです。

肩を膝で押さえるようにして、止めを刺します。

動画の手本は、ほとんど身体を動かしていないように見えますが、実際にはあの動きで、攻撃線を外し肩を詰め大きく崩しをかけています。
それぞれの動きが小さすぎて分からないんですね。


崩す(片手捕)2


初心者のうちはああいう風にはなかなかいきません。
慌てなくてもいいので、最初は大きく確実に動かしていきましょう。

骨盤を安定させ、正しい姿勢を保ちながら、腰の動き、下半身の動きと連動させて下さい。
そうすることで、地面からの大きな力を相手に伝えます。それが精密に出来るようになるほど動きは小さくなっていきますから。
稽古しましょう!


Posted on 2018/02/09 Fri. 18:39 [edit]

category: 片手捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  攻撃線  中心  連動 
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其の百六十七、真下に沈む 大東流合気柔術 東京稽古会  

新年あけましておめでとうございます。
今年、大東流合気柔術東京稽古会は創設4年目となります。
ここまで継続できたのもひとえに皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。
初心を忘れず、これまで以上に精進していく所存です。
どうぞ、この動画解説ブログともどもに、お引き立てのほどよろしくお願いいたします。


真下に沈む1


さて、本題に入りましょうか。

またちょっと不思議な動きが出てきましたね。
平成30年の開幕はこの「真下に沈む」からです。解説むずかしいですけど。

動画を見てみましょう。





受け手が交叉捕で捕ってきます。

捕り手側は「そのまま」相手の出足に触れるようなイメージでしゃがみます。




で・・・?


それだけです。


なんだか無責任なようですが、
単純に動きだけを解説すると本当にそれだけなんですね。

ただ、この「そのまま」しゃがむというのがかなり難しいんですね。
どうしても掴まれた腕で相手を引っ張ってしまいがちです。
そのために「力を抜け」と指導されますが、ただ力を抜くだけだと相手の腕はついてきてくれません。


真下に沈む2


悩ましいのですが、相手に掴まれている(ここでは手首)接点と自分の中心との位置関係は変えずに動くことが必要です。
そのために「力を入れないのだが、芯は通っている」状態を作らねばなりません。
自分の身体に「芯」のような力の通り道を仮想して、その「芯」を「固定する」意識を修得しましょう。

そして、それを突き詰めていくと、無意識に、本当に「落ちているものを何気なく拾う」ような感じに行きつきます。
それが一番かかり易いんです。

こちらが相手に何かを入力しようとしなければ、相手もそれに対して抵抗心を起こす余地が限りなく少なくなります
そうするうちに体軸上に重心を持ってこられて、崩されてしまうというのがこの動きのカラクリです。


真下に沈む3


動画の後半で、先生が「少し腕を前に出して」しゃがむという方法を提示していましたが、これは予備的に崩しを入れてから技を始めるパターンです。
最初はその方が理解しやすいかもしれません。

ただそれよりも、「力を入れず」に「力を通す」意識を養成してみましょう。
この意識は昨年来、東京稽古会の自主稽古で何度か取り上げてきました。

今年も引き続き鍛錬していきましょうね!






Posted on 2018/01/03 Wed. 10:58 [edit]

category: 交叉捕

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tag: 大東流  合気柔術  中心  重心 
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其の百六十六、搦投 大東流合気柔術 東京稽古会  

今回は搦投(からめなげ)です。
この型は大東流合気柔術の中でも特徴的な、大東流らしい」技だと思います。あくまで個人的にですが。


搦め投げ1


関節や身体の構造を利用して技をかけることで、相手はひとりでに固まっていくんです
「自縄自縛(じじょうじばく)」という言葉がありますが、そんな感じですね。

まずは動画を見てください。





受け手側の攻撃は「胸捕正面打です。
前襟をつかんだ状態から、正面打ちを打ちこみます。
捕り手側は、通常の正面打ちの時と同じく、相手の攻撃線を外して手刀を受けます。

ただ、胸倉を掴まれていますから、大きく動くというよりは、わずかに「太刀筋をかわす」くらいの捌きが良いでしょう。
ここで、前々回解説した重心の移動」が活きてきます。


搦め投げ2


大事なことは、胸を掴んだ相手の腕と、正面打ちを打ってきた相手の腕を深く交叉させることで、相手の肩を詰めてしまう操作です。
この時に大きく自分の位置を動かしてしまうと、ピシャッとハマらなくなるんですね。
これは私自身の稽古から来る感覚なので、人によっては違うと思われる方がいるかもしれません。

しっかり相手の肩を詰められたら、正面打ちを打ってきた腕を、相手の下腹部に向けてくっつけます。
動画で先生が言っているように、「相手の手刀で斬りこんでいく」イメージです。

腕を横に振り回さず、縦に斬ること。
自分の中心で操作することを心がけてください。


搦め投げ3


相手の両腕が、肘の上、二の腕の中間部分で交差しているような状態になっていれば、相手は自分から腕を絡みつけていくような状態になります。
肩関節を詰められて、そこから逃れようとして、さらに行き場を失っていくような状態ですね。

その交差部分を弛めないように、倒し、固めます。

固め方については…ちょっと文章にはしづらいですね。

ということで、この続きは道場でお伝えします!。
東京稽古会で、お待ちしていますよ。



Posted on 2017/12/30 Sat. 10:54 [edit]

category: 胸捕正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  重心  攻撃線  正面打 
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其の百六十四、居捕逆腕捕 大東合気柔術 東京稽古会  

居捕の逆腕捕。これも何度か取り上げた型です。

同じ型を稽古しても、その時々によって意識するポイントが異なるのが、古武術の面白いところです。


居捕逆腕捕1


相手の攻撃の仕方や強さ、または身体的特徴によっても、こちらの対処法が変わってきます。
出来るだけ多くの引き出し(対処法)を身につけておくと技に深みが出てきますよ。

今回は身体を「適切な位置に動かす」ことの重要性について書いてみたいと思います。
動画を見てみましょう。





双方座って技を行います。受け手の攻撃は胸捕です。

この時に、胸を掴んできた相手のもう一方の手を警戒してください。
相手は必ず攻撃してくるという意識が大切です。
実際に、相手に模擬短刀などを持ってもらって稽古するといいかもしれません。

相手のもう片方の手からの攻撃を受けないようにするためには、そのままの位置に留まっていてはダメです。


居捕逆腕捕2


自分の正面に手刀を擦り上げるようにして、相手の肘に手を当てます。
同時に身体をやや外に移動しながら相手の肩を詰めるように踏み込みます

と、実際にやってみると感じることですが、
正座をしているので、立っている時よりは身体を自由に動かしにくいですね。
そこで、相手の外側に重心をかけつつ、膝を前に進めるようにしてみましょう。

この時、膝に重心がかかっていますね。
上半身で相手を押し込もうとしては力が伝わりませんよ。
正しい姿勢で自分の中心からまっすぐに相手に力を向けてください。


居捕逆腕捕3


さらに、相手の中心に当身を打ちながら大きく踏み込みます。
中心と言いましたが、胸を掴んでいない方の肩に向かって踏み込むようなイメージでもいいでしょう。
これで、相手の攻撃は完全に無効化されます

初心者ほど大きく足を動かしがちですが、稽古を積めば、ほんの少し重心を移動させるだけで、相手を制することが出来ます。
自由に動きにくい居捕では、特にその効果がはっきりと表れますよ。


Posted on 2017/12/15 Fri. 10:44 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 手刀  姿勢  古武術  中心  居捕  連動  重心 
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其の百六十三、逆腕に捕る 大東流合気柔術 東京稽古会  



片手を捕られたとき、その手を逆腕捕で制します。
稽古会では何度も出てきている逆腕に捕るという身体操作ですね。

今回は捕り方の復習と、さらにプラスしてちょっとしたコツを解説していきます。


逆腕に捕る1


逆腕捕の主要な部分については繰り返しになりますが、その反復こそが稽古です。

動画を見て、確認していきましょう。





相手が片手の手首を握ってきます。
毎度のことですが、攻撃線を外すように捌いて手刀腕の外側から攻めます。

もう片方の手を上げ、相手の手首の小指丘の膨らんだ部分に、小指を引っかけるように当てます。
親指は相手の親指の付け根に当て、手の甲を包み込むように握ります。


逆腕に捕る2


「引っかける、包み込む」感覚はどちらも力任せに握りこむことを避けるためでした。
以前の動画解説を参照してください。
其の百三十、小指をかける」「其の百三十五、包む

こうしておいて、もう片方の手を添え、相手の肘を軽く曲げます
肘を動かなくする(ロックをかける)ことで、肩~腰へ力をダイレクトに伝えるための操作です。

刀で斬りこむように、やや相手の手首を前に倒します。
かなりの力が加わりますから、むやみに大きく押しこまないこと。手首の硬い人は怪我をしてしまうおそれがありますから。


逆腕に捕る4


手の力ではなく、身体全体で軽くお辞儀をするようにしてみましょう。
正しい姿勢と形で操作できていれば、相手はたまらず崩れます。

手首を逆腕に捕るときに、あわてて腕を伸ばすのではなく、自分の中心で両手を合わせるようにすることが上達の秘訣です。
手刀の動きを小手先で行うのではなく、身体全体で連動させます。

その時に重要なポイントですが…


逆腕に捕る3


ここに書いてしまうとあまりにアレなのでそこは稽古会で伝え
ますね。
道場でお待ちしてます!



Posted on 2017/12/08 Fri. 10:39 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 姿勢  手刀  中心  攻撃線  連動 
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