FC2ブログ

大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 11月23日(金・祝) 15時半から17時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、12月23日(日)にも本稽古を行う予定です。自主稽古は随時開催しています。
(※自主稽古には東京稽古会会員のみ参加可能です)詳細はお問い合わせください

其の二百七、片手捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



大東流合気柔術の初伝技にある裏落(うらおとし)の基本動作です。

初伝一カ条では、受け側の攻撃は袖捕になります。道着の二の腕部分を掴んで攻撃されます。
今回は片手を握られますが、崩し方の基本原理は同じです。


片手捕裏落4


これまでにも何度か取り上げてきた形ですが、今回は特に、相手との接点をどう扱っていくかということについて考えてみようと思います。

動画を見てみましょう。





相手が手首を握ってきます。片手捕ですね。
動画では最初、掛け手(かけて)で対応していますが、途中から相手につかませたまま対応しています。ここでは通常の片手捕で解説します。

掴まれた手首に力を入れず、柔らかく腕を伸ばしてください
そのまま、相手のあごに向けて当身を打ちつつ、相手に並ぶように側面に踏み込みます。

このとき、相手を腕で横に引っ張るようにしてはいけません。
そうではなく、体の動きに合わせて相手につかまれている接点が移動していくような意識で崩していきます。
小手先の動きでなく、全身の連動を使った操作ですね。


片手捕裏落1


初めはどうしても腕の力で何とかしようとしてしまいがちですが、何度もやっているうちに、連動が生みだす大きな効果を感じることができるはずです。

相手の接点を移動させることで、当然相手の体のバランスは崩れます。
さらに、相手の裏に接点を持っていきましょう。


具体的には相手の腰の下あたり。二本の足で支えている点を底辺とした、三角形の頂点に重心を誘導していきます。
これを大東流では裏と呼んでいます。

この時も腕だけを伸ばしたり、上半身を前傾させて接点を持って行ってはうまくいきません。
接点は常に、体の中心にある、ということを意識してください。


片手捕裏落2


接点を下げるには、身体全体を低くします。
手首から先を柔らかく脱力して使うことで、接点に大きな力が伝わり、その結果相手は大きく崩されていきます。

文章では、なかなか伝えづらいですね(*´~`*)
東京稽古会で、一緒にやってみましょう!


Posted on 2018/10/18 Thu. 18:46 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  からだ  中心  連動  重心  当身  掛け手 
tb: 0   cm: 0

其の二百五、手刀で詰める 大東流合気柔術 東京稽古会  


手刀を使って、相手に力を伝える修練です。

大東流合気柔術の核心的な考え方がいくつか含まれる身体操作法です。
東京稽古会では、前半部分を手刀詰」として、型の稽古をする前に行うことが多いですね。


手刀で詰める1


同時に受け手側は、手首の柔軟や可動域を広げる鍛錬にもなります。
お互いに、技のかかり具合を確認しながら、稽古することが大事です。

動画を見てみましょう。





相手が両手首をつかんできます。
それに対して、手刀で下から攻めるように構えます。
押し返すのではなく、相手の脇下に剣先を向けるぐらいの意識でやってみましょう。

こうして相手の動きを止めたら、片方の手刀を相手の手首の外側から斬りこむようにします。
このときに、必要以上に押し込んでは上手くいきません。あくまで「止める」意識です。

さらに、いつも言うことですが、手首だけを回すようにするのではなく、全身を連動させて手刀を操作してください。
これが剣の理合い」です。刀を使うように、動きましょう。


手刀で詰める2


片方の手刀で斬りこんだら、その手刀は保持したまま、もう片方の手刀も同じように操作します。
どうですか?両方の手刀が相手の中心に向いていますか?

大東流合気柔術の考え方に、「手刀を縦に使う」というものがあります。
剣の威力を発揮するためには「刃」の方を相手に向けますよね。
手刀を縦に操作することによって、自然と「刃」が相手の中心を攻めることになります。

ここまで出来たら、相手の手首を乗り越えるようにして、手刀を伸ばし、剣先を相手のヘソのあたりに向けます
これも、剣の使い方を応用したものです。


手刀で詰める3


押さえつけるようにしてしまう人がいますが、刀を使っていることをイメージして動かしてみましょう。全く効果が違ってくることが分かるはずです。

さらに、相手を掬い上げるようにして前後に斬り分けていきます。
このとき、手刀と手刀を擦り合わせるようにして操作しましょう。
自分の中心から力を出すことで、相手にぶつかることなく崩すことが出来ます。


手刀で詰める5


最後は駆け足になりましたが、自主稽古では頻繁に取り上げる操作法です。
東京稽古会で、やってみましょう(´∀`*)


Posted on 2018/10/04 Thu. 19:00 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  剣の理合  連動 
tb: 0   cm: 0

其の二百四、座礼の仕方 大東流合気柔術 東京稽古会  



礼に始まり、礼に終わる。
大東流合気柔術は日本に伝わる古武術ですから、伝統的な日本の考え方に基づいて稽古のはじめと終り、さらにそれぞれに組んだ相手とのやり取りのはじめと終りに、礼を行います。

お互いを尊重し、相手の体を借りて稽古出来ることへの感謝の気持ちをこの礼で表現するんですね。


座礼の仕方


さて、この日本人なら誰でも知っているはずの「礼」ですが、武術的に正しい動きが出来るひとは稀です。
大東流において、礼が正しく出来るということは、武術的に正しい動きが出来るということに等しいんですね。

どういうことでしょうか?動画を見てみましょう。






まずは正しい座り方からです。

膝を立てて、上体を真っすぐにしてみましょう。
骨盤の上に真っ直ぐに上半身を乗せるようにします。このとき、体重は膝にかかっているはずです。
次に、そのまま真下に沈むように腰を低くしていきます。
膝に荷重している意識を保ってください。

かかとの上にお尻を乗せるように座らないようにしてください。
後ろ荷重になって、結果「居ついて」しまうことになります。


座礼の仕方2


さて、正しく座れたら、次に「礼」です。

相手に肩に体重をかけてもらい、その重みを丹田から太腿にかけて感じてください。
そのまま正しい姿勢を保って、立ち上がってみましょう。

できましたか?
後ろ荷重になると、重みが腰、尻、かかとにかかるので、とても身動きがとれるようなものではないですね。

正しい姿勢は、例えば「合気上」をするときなどには必須です。
また、居捕では座ったままで自在に膝行して動かなければなりませんが、それも後ろ荷重ではままなりません。


座礼の仕方3


さらに相手が肩に重みをかけている状態で、礼をしてみましょう。

正しい姿勢で、骨盤の上から頭の先までをひとつの塊として、まっすぐ前に倒すようにします。尾てい骨(背骨の下端)から頭頂までを一直線にするような意識を持ちましょう。

すると、肩に手をかけていた相手はあっけなく前に投げ飛ばされてしまいます。

姿勢が正しくない場合、相手の重みはまっすぐ腰に向かってかかります。
動画にもあるように、上からぐしゃっと潰されてしまうような形になってしまうんですね。


座礼の仕方5


姿勢の力が、丹田から発揮されることで、相手に直接力を伝えます。
ロスのない、強い力の伝達です。
稽古のはじめと終りに、毎回意識してみてくださいね!






Posted on 2018/09/27 Thu. 19:12 [edit]

category: 基本動作

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  姿勢  中心  丹田  合気上 
tb: 0   cm: 0

其の二百二、引きつける 大東流合気柔術 東京稽古会  


相手の肘関節を逆にとって動きを封じる操作です。
大東流合気柔術には「七里引」という逮捕術に派生していく技がありますが、最終的にはそのかたちに捕っていきます。


引きつける3


同時に、初動で相手を封じてしまうところがとても重要です。
前回「其の二百一、 片手捕を止める」で解説した操作法と併せて行うことで修得が容易になりますよ。

動画を見て見ましょう。





相手が片手の手首を掴んできます。片手捕です。
とられると同時に指を開き、手刀を張ります。

押し返すのではなく、「止める」意識を使いましょう。
相手の力をからだ全体で受け止めます。

このとき、手刀を柔らかく使うことで、相手の掌の膨らんだ部分、いわゆる掌底を攻めます。強く押し付けるのではなく、密着させていくイメージですね。
(動画では補助として、相手の親指のあたりを押さえています)


引きつける4


手刀の切っ先、つまり指先は相手の中心(正確には遠い方の肩のあたり)に向け続けてください。
これが上手くいくと相手の攻撃を封じることが出来ます。

その「止める」感覚を失わないように、身体を転換させ、相手に並ぶようにします。
やや体勢を低くし、相手の脇の下にくっつくように入身しましょう。

相手の肘のやや上方を、自分の肩に当てるようにして、手刀を自分の方に引きつけます。
そうすることで、手刀相手の掌に密着したままとなります。ここがポイントです。


引きつける2


相手の腕を担いで、力任せに折るようにすると、密着が失われてしまいますので注意してくださいね。


Posted on 2018/09/13 Thu. 19:02 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 合気柔術  大東流  手刀  からだ  入身  転換  中心 
tb: 0   cm: 0

其の二百一、片手捕を止める 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回は、小手返の手の取り方、また、極め落とす際の力の方向について解説しました。
しかし、技を効かせるためには、その前の操作がさらに重要になって来るんですね。


片手捕を止める1


大東流合気柔術では、技の成否は初動によって決まるとよく言われます。
重要項目ですので、しっかり読んでくださいね。

動画を見ましょう。





相手が片手で手首を掴みに来ます。片手捕です。
攻撃をしてくるわけですから、グッと押し込んでくるか、引っぱりこんでくるか、いずれにしても次の攻撃につながる動きが来るはずですね。
今回は、相手が押し込んできたと想定し、稽古しましょう。

このときに、相手の押してくる力を「止めます」。
良く間違われることが多いのですが、「止める」と「押し返す」は異なります


片手捕を止める2


相手の力を吸収するような意識を持ってもらえるといいと思いますが、手にかかってきた力を身体全体で受け止めるようにしてみましょう。
最初はどうしても肩から先に力が入ってしまうと思います。

感覚として、肩の力を抜き、腰を落としてみてください。相手の力が手首から肩~背中を通って腰のあたりに来ることが感じられるでしょうか?


片手捕を止める3


足を前後に開き、後ろ足で地面に向けて相手の力を流し込むようにしてみましょう。

難しければ、手首を自分の腰にくっつけてみてください。
身体で止める感覚がつかめたら、肩の力を抜き、相手の力を止めたまま半歩下がり、手首を腰から離してください。


片手捕を止める4


このときに手の指を柔らかく張り、手刀を作ってその剣先を相手の中心に向けておきます

この「止める」動きが実は小手返などの初動にとって、非常に重要なんですね。
感覚がつかめるまで、何度も修練しましょう!



Posted on 2018/09/06 Thu. 18:58 [edit]

category: 片手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  中心  剣の理合  小手返 
tb: 0   cm: 0

プロフィール

稽古への参加希望はこちらから

大東流合気柔術って何?

これまでの動画と記事

最新記事

最新コメント

カテゴリ

アクセス数

月別アーカイブ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top