次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 9月18日(月・祝) 14時00分から16時00分まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。



また、自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百五十四、腰で動く 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回やった形「其の百五十三、両手捕小手返」の後半部分で、上半身と下半身の動きは常に連動していなければならないと言うくだりが出てきました。

稽古をしていても、ここのところが言葉では理解できても実感としてどういう効果があるのか、また動きの訓練法が良く分からないという感じを受けます。


腰で動く3


これまでにも何度か取り上げた身体操作ではありますが、今回その部分をもう一度分かりやすく解説していきます。

動画を見てみましょう。





相手が両手捕に捕ってきます。捕られた手を真っ直ぐ中心に伸ばすようにしてください。手が交わりましたね。
重なった手の上手側を相手の手の甲を押さえるように乗せます。

次に、上手側の足を一歩踏み出すと同時に腰を回転させます。
この時に自分の手は中心に置いたまま腰の動きに追随させることが重要です。

しっかりと相手に力が伝わっていれば、相手は腰から崩れて、倒れて行きます。


腰で動く2


やってみると分かりますが、実際にはそう簡単に相手は崩れてくれません。
上半身の力で抵抗してくるので、お互いに力比べみたいになって押し合いへしあいする…という光景を稽古場では良く見ます。

実はここが一番難しいのですが、相手に手首を捕られたその瞬間に、腰でその力を受け止めることが出来ないといけないんです。受け止める…いや、吸収すると言った方がいいかな?これは各自それぞれ固有の感覚として体得しなければいけない部分ですね。


腰で動く1


攻撃を受けたときは、肩から先の力で押し返してしまいがちです。
それを、押しこまれるのではなく、突き返すのでもなく、柔らかく体全体で受け止めること。

腕を伸ばし手を重ねるときにも、肩から先の力で伸ばすのではなく、身体全体を使うことを意識しましょう。
そこを突き詰めて稽古していくと、相手を崩す際の上半身と下半身の連動のコツもつかめてくるはずです。








Posted on 2017/09/16 Sat. 09:31 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  連動  中心 
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其の百五十三、両手捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  


今回は大東流合気柔術初伝の一ヶ条にある、小手返(立合)の解説を試みます。
形としては、相手(受け手)が両手捕で攻撃してくるところから入ります。

小手返はこれまで何度かこのブログで取り上げてきたように、受け側の攻撃が正面打ちであったり、片手捕であったり、交叉捕であったり、どんなパターンからでも移行できます。


両手捕小手返1


捕り手(技をかける側)も、本来の考え方としては、相手の攻撃に応じて、またその時の状況に応じて、一番崩しやすい手法を選択し、制するわけです。
形稽古といえども、そうした心構えを持ちながら行うようにしたいものです。

前置きが長くなってしまいました。動画を見てみましょう。





両手を捕ってきた相手の肘を伸ばし肩を詰めるようにします。その状態で相手をやや持ち上げるようにすると、相手の踵が浮きつま先立ちになります。
そのまま、両手を合わせるように重ね、相手の拇指丘に小指をかけるように捕ります。
この捕り方が「小手返」です。

小手返に捕ったら、反対側の手刀で、相手の親指を斬りこむようにします。
相手の体勢が崩れたら、さらに手の甲の指の付け根辺りに手刀をあてがうようにして斬りこみ、倒して制します。


両手捕小手返3


段取りをざっというと以上のようになりますが、この通りやれば出来るというわけではないですよね。

まず、相手の踵を浮かすというところで行き詰ってしまうと思います。
これは、前回「其の百五十二、くっつける」でやった身体操作が必要になります。
力の方向をしっかりと相手に向け、手首が「切れて」しまわないように攻め続けましょう。


両手捕小手返2


自分の中心に相手の力を乗せることも大事です。
手先ではなく、身体全体で相手に対処することを忘れないでください。

身体全体で動かすという操作は、その後の小手返に捕り、斬りこむときも同様です。
動画を見ればわかると思いますが、腕の動きと、腰の動き、足の捌きは常に連動しています。


両手捕小手返4


難しいと思いますが、形は一連の流れでとらえることも大事です。
ここに上げたポイントをひとつひとつ修練しながら、技をトータルで考えることを意識して稽古していきましょう。





Posted on 2017/09/03 Sun. 16:05 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 正面打  小手返  中心  手刀  合気柔術  大東流 
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其の六十六、肘を伸ばす  

相手の肘を伸ばして、逆関節をとることで制する技です。

この前に教わった動き(「其の六十三、腕を伸ばす」「其の六十四、前に斬る」)が、複合されて技となっています。

派手さはありませんが、かなり実戦的な動きと言えるでしょう。
動画を見てみます。





相手が胸倉をつかんできます。
その動きに逆らわず、そのまま相手の腕を伸ばしていきます。
自分の手で相手の手首を挟むようにします。先生の動きにあるように腕を直角に交差させています。


肘5


腕を伸ばさせると、小指が自然に上を向きます。すると、同じように肘も上向きになります。

この時、引っぱろうとしすぎないように。
自分の力が加わると、相手の腕は伸びにくくなります。


肘を伸ばす


そのまま、相手の手首を捕った自分の肘を、相手の肘に添わせるようにします。

極められた方は、身動きが取れません。逆らうと腕が折れそうな感覚に陥ります。
実際に、危険が伴いますので、練習の時にはしっかりと相手を見て、加減してくださいね。


肘3


ここでも、力任せに体重をかけたり、腕に力を籠めたりしては技になりません。
あくまで相手の動きに沿って、操作すること。

それともう一つ重要なのは、自分の中心で操作することです。
動画の中にもあったように、相手からそっぽを向いていると、うまくいきません。
それが、相手の方に向いた途端に、技は威力を発揮します。


肘


まさに「面白いように決まる」といった感じでしょうか。


Posted on 2015/10/31 Sat. 07:30 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  実戦  中心 
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其の四十六、居捕一本捕  

一本捕は、大東流合気柔術の入門者がまず最初に教わる技だと、以前の記事(「其の十四、一本捕」)に書きました。
その時は短刀で中段を突いてくる相手への対応でしたね。


ことは 一本捕


今回は正面打ちです。

一本捕とは、攻撃してきた相手の腕、肘を捕り、崩して制する技です。


ゆみ 一本捕


最初に教わる技だから、簡単なのかと思った方、大きな間違いです。
やればやるほど、自分の技の未熟さが思い知らされるという奥の深い技、それが一本捕なんです。

先生の技を動画で見ましょう。



<「居捕一本捕」動画は上の画像をクリック!>


正面打ちを受け、微妙に捌きつつ、全身を「一本にして」前に出ます。
手で押してはいけません。むしろ、腹が先行するような意識のほうがうまくいきます。


芙実子 一本捕2


そして、大事なのは前に出るその方向です。
前回の記事(「其の四十六、立合逆腕捕」)で書いたように、相手の中心を攻めます。
相手の腰が崩れていく方向です。


なな子 一本捕


再三言うようですが、自分の中心を意識するよりも、相手の中心を捉えるのは困難です(「其の三十四、中心」)
悔しいけれど、これは稽古を重ねるしかありません。


堤 一本捕


焦らず、お互いの身体を通して研究しましょう。


Posted on 2015/07/02 Thu. 22:31 [edit]

category: 正面打

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  一本捕  古武術  中心  正面打  合気柔術 
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其の三十四、中心  

これから技を修行していく中で、よく出てくる言葉に「中心」があります。

あっちゃん 中心

「自分の中心で技をかける」「相手の中心を攻める」「中心を外すように捌く」・・・いろいろ出てきます。

杉本 中心

で、中心とは何でしょうか?


<「中心」動画は上の画像をクリック!>


動画の中で先生が教えてくれているように、人間の頭頂から垂直に身体の中を通っている芯棒みたいなものをイメージしてください。
相手に向かい合っているときはその芯棒が「相手の中心」です。そこを攻めます。

東松

ただ、自分が相手に向いている角度、相手の体勢によっては、その中心の位置は微妙にずれていきます。
それをとっさに捉えるのが難しいんです。稽古の中で繰り返し感覚を磨いていかなくてはなりません。

ことは 中心

それに比べると、「自分の中心」を感じることはやや簡単です。

刀をまっすぐ中段に構えると、両腕は自分の前で交差します。
交差したところに向けて力を出していけば、自ずと中心を意識することができます。

堤 中心

今回の技は、それを応用したものですが、ピタリと自分の中心に照準が合ったような感覚を持てた人もいるかもしれません。

その感覚が、けっこう大事なんです。



Posted on 2015/05/15 Fri. 20:20 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  古武術  中心 
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