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大東流合気柔術 東京稽古会スケジュール

次の本稽古は 8月26日(日) 11時半から13時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は3000円です。 参加ご希望の方は 左のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、9月2日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八十七、固定する 大東流合気柔術 東京稽古会  


腕を自分の前に上げて、固定してみてください。

「固定する」というのは、自分が右を向いても左を向いても、腕が「体と一緒になって動く」ということです。


固定する5


何や、そんなん簡単やで。と、思う方もいるでしょう。

でもこれが意外に難しいんです。今日はそのお話。

動画を見てみましょう。





相手が胸を掴んできます。胸捕ですね。
冒頭でも言いましたが、腕を身体の真ん中になるように上げてみましょう。
相手の腕が胸を掴んでいるので、ぶつかりますよね。

大東流合気柔術では、相手との接点を自分の中心において操作していくというのが基本でした。


固定する4


ここでも、その例に倣って接点を真ん中に持っていきます。
このとき、腕の力に任せて押し込んではだめですよ。
足を捌いて、身体を動かすことで、接点を中心に合わせましょう。

さて、その先です。
相手の肘に軽く当てがった状態の手刀を斬りおとすのですが、腕を身体に固定したままで動かしていきます。


固定する3


出来ましたか?
たいていの人は、ここで腕を動かしすぎてしまいます。
もちろん角度を変えたり、ちょっとした上下はあるのですが、自分の中心で固定するという基本は失わずに動かなければいけません。

そして、これが結構難しいんですね。


固定する2


コツは、脱力して、芯を通す。

言葉にすれば簡単ですが、これまでも何度も継続して取り上げているように、一朝一夕ではモノになりません。

逆を返せば、稽古を重ねれば、習得につながるということです。
東京稽古会で、修行しましょう。





Posted on 2018/05/31 Thu. 16:56 [edit]

category: 胸捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  手刀  からだ  中心  連動 
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其の百七十七、手首を伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会では稽古の初めに必ず基礎鍛錬というものを行います。
一般のスポーツなどで言うところの準備運動のようなものですが、身体を曲げたり伸ばしたりするなかにも、大東流合気柔術独特の術理がこめられています。

ですから、単純な準備体操というわけではないんですね。
真剣にやれば、それだけでも十分な身体操法の稽古になる鍛錬です。


手首を伸ばす1


今回行う基礎鍛錬も、いつもは単独で行っている操作なのですが、二人が相対して型稽古の要領で技をかけあっていきます。

動画を見てください。





お互いが座って向かい合います。居捕(いどり)ですね。
相手が手首を掴んで来るところを、かわしながら逆に相手の手首を捕ります。
これを掛け手といいます。

掛け手」をすることによって、相手の重心を前のめりにさせます
この時点で相手はもう崩れているんですね。


手首を伸ばす2


掛け手」は少し難しいですが、実は、ここが出来ればあとは割と簡単なんです。
小指を締めるようにして相手の手首を捕り、刀を立てる要領で相手の腕を操作します。
そうして相手の肩を詰めたら、今度はまっすぐ前に刀を突き出すようにして相手の手を交差させます。

この時に、手首や小手先の力で相手を動かそうとしては上手くいきません。
しっかりと重心の移動を使って、身体全体で自分の中心から動かす意識を持ってください。
相手の腰を浮かせることが出来れば、正しい身体の使い方が出来ていますよ。


手首を伸ばす3


こうしたことは、常に稽古の中で言われていることですよね。
基礎鍛錬の中には、そうした根本術理が豊富に含まれています。
準備運動としてやるか、基礎力をパワーアップさせる鍛錬として位置付けるのか?
そのあたりで、大きな差が出てきますよ。


手首を伸ばす4


後は動けなくなった相手の掌を捕って「小手返」。倒したところで小指丘を挟んで持ち替え、膝を使って相手をひっくり返して「逆腕捕」。
相手の手首をゆっくりと伸ばしてあげてください。受ける側も、ガチガチに固まらず、リラックスしてストレッチをするような意識で受けを取ることが大事ですよ。
受け方を知ることで、怪我の防止にもつながりますから。

Posted on 2018/03/22 Thu. 17:58 [edit]

category: 両手捕

thread: 古流武術・武道 - janre: スポーツ

tag: 大東流  合気柔術  中心  重心  居捕  体重移動  掛け手  姿勢  手刀  からだ 
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其の百三十二、締めと開き 大東流合気柔術  



基本動作「合気上」の鍛錬です。


締めと開き1


これまでにも何度も登場した基礎的な鍛錬法ですが、今回は特に「接点」の操作について取り上げてみます。

動画を見てみましょう。





双方座った状態で相手の両手首を捕ります。
この時、ただ掴むのではなく、小指から握りこみます

強く握ろうとすると、親指と人差し指の方に力をこめがちですが、ここはむしろ小指と親指で「輪」を作るようなイメージと言えばいいでしょうか?
すると、人差し指の付け根が相手の手首の骨のでっぱりのところに当たります。
「輪」をゆるめないように、小指を締めて相手の手首から肩までを一直線にして動かしていきます。


締めと開き5


しっかりと締まっていると、相手の手首には鋭い痛みが走ります。肩を詰められて、上半身の自由を失わせることが出来ます。

これが、「手首を捕る」という操作です。ポイントは「小指を締める」こと。



締めと開き4


次に、手首を捕られた方の操作です。
相手が先ほどの要領で手首を握ってきます。接点に力が加わろうとするのとタイミングを合わせて、両手の指を開きます。
この時、私はやや指先を伸ばすようにしています。指全体が5ミリくらい伸びるようなイメージと言えばいいでしょうか?

すると、相手の小指の締め込みを無力化することが出来ます。
握られたからと言って手首に力を入れてはいけません。相手の力はますますこちらに伝わってきますし、この後自分が相手に力を伝えようとしても、手首が「切れて」しまい、効力を発揮することが出来なくなります。


締めと開き3


相手には手首を「握らせる」ように柔らかく指を開きます。手の甲全体で「相手の掌に吸い付く」ような意識で鍛錬してみましょう。

言葉で言うと簡単そうですが、これがなかなかに難しいんです。
相手によっても握り方は全く違いますから、対処法もその都度微妙な調整が必要です。

修行あるのみ。
合気上げの鍛錬は、いつまでたっても奥が深いですね。

Posted on 2016/12/11 Sun. 16:38 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  からだ  丹田 
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其の百二十五、切返 大東流合気柔術 東京稽古会  


前回の「捌いて入る」動きを使った型がこの「切返」です。
大東流合気柔術初伝の一ヶ条に出てくる技でもあります。


切返2


大東流のどの技もそうですが、全身を上手く使って崩し、投げると非常に大きな力が相手に伝わります。
この「切返」も同様で、全身の連動が決まるとすごい威力が発揮されます

受けを取る人は、しっかりと顎を引いて、後頭部を守る意識を持って受身をとってください。


切返


後ろに放り投げられますので、初めはどうしても恐怖心が先に立つかもしれませんが、怖がって床に手を着いたりしないでくださいね。手首をねんざしたり、場合によっては骨折をすることもありますので。
日頃行っている受身の鍛錬を信じて、身体を丸くして転がってください

前置きが長くなりましたが、動画を見ましょう。





相手が正面から両袖を取ってきます。

次に来る攻撃は蹴りか、頭突きか?いずれにせよ、相手の目前にボーっと突っ立っているのは得策ではありません。
相手の出足の外側に身体を捌き、攻撃線を外します。これは前回解説した(「其の百二十四、捌いて入る」)動きを参照してください。

全身を連動させて動くんでしたよね。
下半身の動きに、上半身の動きが追随しないと、相手を崩すことが出来ません。

捌きには「千鳥足」を使います。(「其の百十八、千鳥足(一)」「其の百十九、千鳥足(二)」
一動作で腰を切ることが出来るので、非常に実戦的と言えます。


切3返


再度言いますが、この時、腰の動きと上半身の動きが連動していることが重要です。
動画を見ると、先生が外側に捌くと同時に受け手側の私の身体が大きく崩れているのが分かります。

相手の脇をくぐり、下から斬り上げるように身体を寄せます。同時に足を相手の後ろ側に踏み込みます。
脇の下をくぐることに気を取られるあまり、前かがみになってはダメですよ。上半身の姿勢を保ったまま、膝をゆるめて低く入っていきましょう

こうすることで、相手は腕と足の間に挟み込まれるようになってさらに崩れていきます。
肘を地面に向けて突き下ろすようして、投げます。
ここでも、姿勢を正しく、胸を張っていること
上手く決まれば、相手は後方にひっくり返るように落ちていきます。


切返4


連動ですよ。連動。
一つ一つの動きをしっかりと意識して、稽古してくださいね。







Posted on 2016/10/15 Sat. 09:40 [edit]

category: 両袖捕

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其の百二十三、帯落 大東流合気柔術 東京稽古会  

前回の「抱締」を、双方が立った状態(立合)でやるとこの型になります。
「帯落(おびおとし)」

首を締めに来た相手に対し、身体を捌いて腕を伸ばすことで、逆に腰を折るようにして崩し倒します


帯落1


文章を読んでも、何のことだかさっぱりわかりませんよね。

動画を見ましょう。





受け手の攻撃は衣紋締めです。両腕で頸動脈を締めに来ます。
前回同様、そのままでは数秒で意識がなくなってしまいますので、捕られると同時に身体を捌いて攻撃線を外します

この時に使うのが「千鳥足」の身体技法です。「千鳥足」を使うことで足を大きく踏み変えずに腰を切り、身体の方向を変えることが出来ます。

身体を捌くと同時に当身を入れ、相手の腰を引かせます。


帯落3


そこから相手の上手(奥襟をつかんでいる方)側の腕を伸ばし、顎辺りに当たるまで柔らかく伸ばします
前回「抱締」でも解説したように、この腕で相手を押すと技はかかっていきません
ここがポイントです。

柔らかく、相手に絡みつくように伸ばします。
コツは、相手の腹の辺りから、小指でなぞるようにして手刀を摺り上げることです。
これで、力技ではない、相手に密着する感覚をつかんでください。


帯落2


段々複雑になっていきますが、もう少し。
この腕を伸ばす操作と同時に、自分の体勢を低くします。手刀を擦り上げながら、天秤のように腰の位置を下げる要領です。
このようにして腕を伸ばしきったら、首を締めに来ている相手の腕も、同じように伸びているはずです。

そこで、自分の体勢をもとに戻します。しゃがんで、低くなっていたところから、元の体勢になるんですね。
ここで、腕は曲げてはいけません。柔らかく伸ばしたままです。
手で押そうとしてはダメですよ。


帯落4


すると、相手はかかとを浮かせてつま先立ちになります。
ここまで崩したら、あとは倒すだけ。帯の結び目を手前に引くようにしながら、それに合わせて手を前に差し出します。
ここも天秤のようにバランスをとるように動きを合わせることが大事です。

…難しいですか?
実際、本稽古でやってみた人たちも、最初はその複雑さに戸惑っていたみたいです。
ただ、身体の動かし方に戸惑うことって、普段、無いでしょ?


帯落5


この微妙な身体感覚を経験して、習得してくことが、大東流を修行する面白さでもあると思うんですよね。

稽古しましょう!

Posted on 2016/09/30 Fri. 09:16 [edit]

category: 衣紋締

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tag: 大東流  合気柔術  古武術  姿勢  手刀  からだ 
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