次回の稽古スケジュール

次の本稽古は 6月17日(日) 12時半から14時半まで
場所は 世田谷区総合運動場 体育館 第一武道場です。
参加費用は2000円です。 参加ご希望の方は 左上のメールフォームよりお問い合わせください。

 

また、7月8日(日)にも本稽古を行います。自主稽古は随時開催しています。詳細はお問い合わせください

其の百八十五、腕を立てる 大東流合気柔術 東京稽古会  


手首の鍛錬法です。


腕を立てる3


一見簡単そうに見えますが、これが出来るようになるには、大東流の基本的な考え方をしっかりと身につける必要があります。

動画を見てください。





相手が自分の手首を握ってくるところを躱して、逆に握り返します。
「掛け手」ですね。
これをうまく使うと、相手の重心が前のめりになった状態で手をとることが出来ます。


腕を立てる2


次に相手の腕を剣に見立てて、肩を詰めます。
相手の手首が刀の柄、肩先は剣の切っ先だとイメージしましょう。

これは、いつも稽古でお話しする「剣の理合い」です。


腕を立てる4


刀を使うときのことを考えてください。手首、または腕の力だけで刀を振る(動かす)よりも、身体全体の動きに乗せて操作した方が力の伝達を効率よく行うことができます。

テレビのチャンバラ(最近はあまり見ませんが)などでは、手首だけで剣を「振り回す」様子がでてきますが、あれは「見た目」の良さを重視したもので、実際には、全身の力を使わなければ剣は使えません。


腕を立てる6


肩を詰め、相手の踵が浮き上がったら、斜めに斬りこむようにして相手の腕を交叉させます。
その状態でさらに踏み込んで、重心を崩し倒しましょう。

最初のうちはどうしても握力や手首の力に頼ってしまいがちです。
身体の一部だけで無理に力をかけることで、自分の方が関節を痛めてしまうこともありますので、気をつけてください。


腕を立てる5


「剣の理合い」「全身の連動」
基本を押さえて、鍛錬してみましょう。


Posted on 2018/05/18 Fri. 18:23 [edit]

category: 掛け手

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  連動  剣の理合  重心  掛け手 
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其の百八十四、抜ける 大東流合気柔術 東京稽古会  



前回の「其の百八十三、腰に乗せる」と同じく後捕(うしろどり)の身体操作です。
今度はさらに密着度の高い攻撃を受けた時の対処法になりますね。


抜ける1


「腰に乗せる」の動画や解説を見て気付いた方もいると思いますが、初動で相手との接点をつなげた後に、ある部分を攻め続けることによって、相手の自由を奪っているんです。
今回の操作も、同じところを攻めます。

動画を見てみましょう。





後から腕を回されて、グッと絞められます。これだけなら何ということはありませんが、他の人間から攻撃を受けたり、また何よりも身動きが取れないのは気持ちが悪いですからね。
さっさと抜けてしまうに越したことはありません。

さて、絞められてはいますが、相手の手は自分の顔の下で交差しています。
まずはここを何とかします。
「いただきます」をするように手刀中心に摺り上げて、親指の外側で相手の手を持ち上げます。


抜ける2


小指(小指丘)を攻めることで、相手の掌を外側に向けることが出来ます。
これは相手の肘関節が曲がりにくい方向に刺激していることになり、それによって相手の肘から肩がひらきます。

すると、密着していた相手の腕と自分の間に隙間が出来ます。
そこを抜けるんですね。


抜ける3


抜けるときには、腰を引いてはいけません。軸足を中心に内側に回転しつつ、やや沈むような形で隙間の下側に身体を持っていきましょう。

この時、相手の小指丘を攻めている手刀は離さずにいてください。
身体が相手から抜けた後も、その接点を利用することで、相手を制していきます。


抜ける4


動画では、小指丘を攻めつつ肘関節を伸ばして、肩の近くを斬り落としています。
小指の攻めはこれまでにも何度か出てきていますが、非常に効果的です。
繰り返し稽古して身につけていきましょう。

Posted on 2018/05/10 Thu. 18:57 [edit]

category: 後捕

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tag: 大東流  合気柔術  手刀  姿勢  中心  重心 
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其の百八十三、腰に乗せる 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回は後捕(うしろどり)です。
大東流合気柔術には後ろからの攻撃に対処する技の体系があります。


腰に乗せる1


相手が見えない状態で、捕られた部分(接点)からの情報を頼りにして崩していくわけですから、難易度は上がります。
ただ、これまでやってきた基本を組み合わせていくことには変わりありません。

まずは、動画を見てみましょう。





後から両手首を掴まれます。
この時、その手を振りほどこうとして手を引っ張ってしまっては技になりません。
大東流では「掴まれたところを利用する」んでしたよね。

掴まれたら、しっかりと指を開き、手刀を張ります
次に脇を締めて手刀を腰骨のところに固定するような意識で、全身を使って沈み込みます。
相手との接点が繋がっていれば、この操作だけで、相手の腰を崩すことが出来ます。

小手先で相手を引っ張ると、決してこの状態にはなりませんからね。


腰に乗せる2


次に手刀を張ったまま、腕(かいな)をかえします。つまり腕を外側に回転させるのですが、この時に肩から先を回すのではなく肩甲骨から回すような意識を持ってください。
肘の上に相手の体重を乗せるようにするのがコツです。


腰に乗せる3


ここでも相手との接点が繋がっていることが重要になるのですが、腕をかえす操作で相手を引きつけられれば、相手の踵は上がり、つま先立ちにしてしまうことが出来ます。

こうなれば、こちらの意のままに相手を動かすことが出来ます。

動画では、相手を自分の前に出して投げを打っていますが、手刀で相手を攻め続けることでこの操作が可能になっているんですね。


腰に乗せる4


そのためにも、相手との接点をつなげる、初動が大切になってきます。
これは稽古を重ねることで感覚をとっていくほかに道はありません。

今後は自主稽古でも後捕を取り入れていく予定です。

Posted on 2018/05/03 Thu. 18:51 [edit]

category: 後捕

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tag: 大東流  手刀  合気柔術 
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其の百八十二、天秤にかける 大東流合気柔術 東京稽古会  


今回は、人の身体構造を利用して相手を制します。
大東流のルーツである柔術の要素が強く感じられる動きになります。


天秤にかける1


前にも取り上げましたが、人間の身体には構造上、曲がりにくい(あるいは曲がらない)関節の方向がありますよね。
そこを捉えることで相手の自由を奪う、という考え方です。

動画を見てみましょう。





受け側が胸を掴みに来るところを、攻撃線を外すように捌きます。
この時に捕り側は、伸びてきた手首に触れるように手刀を出します。
ちょうど力士が「ごっつぁんです」をするときのように、自分の中心に差し出しましょう。

同時に相手の脇下を擦るようにして、もう片方の手刀を伸ばします。
相手はその攻撃を防ごうとして、防御の手を出してきます。

自分が伸ばした手刀が相手の手に触れたら、受け側の掌に親指、手の甲に四指が来るように挟み込みます。
強く握りしめてはいけません。「挟む」意識ですよ。


天秤にかける2


同じく「ごっつぁんです」の手刀でも相手の手を挟みます。
挟んだら、次に伸ばした方の手刀を振りかぶるようにして差し上げます。
手首で持ち上げようとするのではなく肘を出すようにするのがコツです。

相手の手を捻ろうとして手刀を回転させるように操作しては上手くいきません。
「手刀は縦に使う」という基本を意識してください。

もう片方の手は、バランスをとるように引き込みます。ちょうど「天秤をかける」ように相手の手首と手首の距離を離すんですね。


天秤にかける3


一連の操作が機能すると、相手の体は裏返されたようになって、捻じれます。
柔術的に言うと、関節を逆にとることによって、相手の上半身に抵抗できない「張り」を作り出すんですね。

そのあとは、その「張り」を維持したまま、相手を導き倒します。
初心者は受けが上手くとれないので、配慮して投げてあげましょう。


天秤にかける4


この操作を行うには以前に解説した「其の百二十七、手鏡」の方法論が参考になります。
こちらも、読んでみてください。

Posted on 2018/04/26 Thu. 18:38 [edit]

category: 胸捕

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tag: 大東流  手刀  攻撃線  重心  中心 
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其の百八十一、胸捕四方投 大東流合気柔術 東京稽古会  


シリーズで解説してきた上段突き(胸捕)への対処法シリーズですが、今回で最後になります。


胸捕四方投1


今回は四方投げですね。片手捕の四方投げと同じような動きですが、相手の腕が自分の顔面に向かってまっすぐ伸びてくるところを処理しなければいけないところが、少し難しいかもしれません。

動画を見てください。





相手の攻撃に対して内側に捌きながら、向かってくる手首に手刀を添わせるようにします。
刀を水平に相手に向けるように意識すると良いですね。
捌きながら身体を半身に開くときの腰の動きと、手刀の動きを合わせると、相手の攻撃の行き先を外し、引き込むことが出来ます。
棒立ちにならず、捌いて半身になるときに体勢を低く構えることも意識してください。


胸捕四方投2


ここで相手の体勢を崩してしまうことが出来れば、技は半分出来たようなものです。

水平に構えるようにした手刀で相手の手首を挟むようにします。
ここでグッと握りこんでしまうとうまくいきません。
刀の柄を握るときをイメージしてみましょう。
そのまま相手の肘で突きこむようにして全身で前に出ます。


胸捕四方投3


刀を額の前方で構えるようにして出てください。身体と手刀の動きが連動すれば、相手はさらに大きく崩れるはずです。
そうしたら、体の転換です。身体を百八十度方向転換してください。

動画でも言っていますが相手の肘が常に自分の額の前方に来るように動くことが重要です。
相手の身体が爪先立ちに崩れたところを、刀を振り下ろすようにして倒します。


胸捕四方投4


大きな動きは以上解説した通りですが、他にも柔術的な細かい秘訣がいくつかあります。
そこは、稽古場でお伝えしますね。

Posted on 2018/04/19 Thu. 18:34 [edit]

category: 胸捕

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tag: 転換  連動  手刀  重心 
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其の百八十、胸捕裏落 大東流合気柔術 東京稽古会  



上段突きに対する身体操作法の三回目です。
これまでに引き続いて上段突きの代わりに胸捕で攻撃してくる相手を、裏落で制します。


胸捕裏落1


とは言え、本当に力いっぱい殴ってくる相手に今回の動きで制することが出来るようになるには、余程達人にならないと難しいと思いますよ。
いつも言っているように、まずは「殴られるような状態に陥らない」のが護身術の第一の心構えです。

動画を見てみましょう。





胸捕に来る相手の手首を手刀で捌きます。

この時に重要なのが重心の移動です。
動画ではわかりづらいかもしれませんが、こちらに向かってくる腕に対して、初めはやや外側に、手刀が相手の手首に触れてからは内側に体重を移動させています。
それに手刀が追随することで、小手先の動きになることを回避できます。


胸捕裏落2


プレッシャーをかけられて、切羽詰まれば詰まるほど、手で払いのけてしまいがちですが、稽古を重ねることで、体で捌く感覚をつかんでいきましょう。

手首に手刀が触れたら、自分の外側に手刀を斬り開くようにします。
小手先の動きにならないように!


胸捕裏落3


さらに手刀の接点を維持したまま、前に進み、体勢を低くしましょう。
身体を前に傾けるのではなく、垂直に低くなる意識を持ってください。
相手に並ぶように進みながら、伸ばした手刀によって相手の重心が裏に回るように位置をとることが大事ですよ。
重心を崩された相手はたまらず倒れます。

相手の踏ん張りがきかないところに重心を導くのが難しいかもしれませんが、これは相対稽古の中で相手と受け・捕りを交代しながら探っていきましょう。
自分が倒れてしまう位置は、相手にとっても倒れやすい位置ですから。


胸捕裏落4


もう一つ、手刀で相手を制していく位置にもちょっとしたコツがある…のですが、そこは稽古会に来てくれた方に直接お伝えしますね!
それでは、東京稽古会で、お会いしましょう。

Posted on 2018/04/12 Thu. 18:30 [edit]

category: 胸捕

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其の百七十九、胸捕小手返 大東流合気柔術 東京稽古会  


胸捕を制するシリーズの2回目です。
護身術的な考え方として、上段突き(ストレートパンチ)への対処法として稽古することが出来ます。


胸捕小手返1


前回は攻撃に対して内側に捌いてから逆腕に捕っての小手詰でしたね。
外側に捌くとどうなるのでしょうか?

動画を見てみましょう。





相手が腕を伸ばしてくるのに対して、外側に捌いて攻撃線を外します。
この時、前回と同じく半身になっているはずです。
そうなっていない場合は、相手の攻撃に添うように捌くことを心がけてください。

相手に向いている方の腕で肘打ちをするような形になると、自然と相手の伸ばした手首を掴めるような位置にいるはずです。


胸捕小手返3


ここで相手の手首を捕ります。
相手の腕の伸びている方向に添うように手を重ね、相手の拇指丘に小指をかけるようにしましょう。
親指が当たる位置は薬指と小指の付け根のあたりです。
慣れないうちはここが難しく感じられるかもしれませんね。
継続して稽古すると、ぴたっと会う感覚が出てきますから、まずはゆっくり丁寧に修練を積んでいきましょう。

次に、手首を捕った方とは反対の手で、相手の手の甲を包むように斬り下ろしていきます。
この時にしっかりと足を踏み込んで、体重移動とともに斬りこんでください。
小手先の操作では相手に力が伝わりません。


胸捕小手返2


相手を倒したら、あおむけになっている相手をうつ伏せにします。
小手返しに捕っている手をゆるめずに、腕を伸ばしながら相手の頭上をまわるのがコツです。
腕を極め続けていることで、自然と身体が回転していきますよ。

護身術としては、この小手返しが割と取り組み易いかもしれません。
東京稽古会で、やってみませんか?






Posted on 2018/04/05 Thu. 18:29 [edit]

category: 胸捕

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tag: 大東流  合気柔術  小手返  姿勢  手刀  中心  攻撃線  重心  体重移動 
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其の百七十八、胸捕小手詰 大東流合気柔術 東京稽古会  



今回から4度にわたって、胸捕への対処法を解説していきます。
胸捕は読んで字のごとく、胸倉を掴まれる動きですが、相手の腕が一直線にこちらの顔面近くに向かってきますから、「上段突き」のかたちに似ています。

いわゆるパンチですね。


胸捕小手詰1


稽古では女性や初心者も多いので、最初から上段突きでやり始めると受け損なって顔面にモロに入ったりします。
いきなりそんなことしてくる道場はイヤですよね。

そんなわけで護身術的な考え方を学ぼうとするときに、この胸捕は便利なんです。

前置きが長くなりましたが、動画を見ていきましょう。





パッと見が複雑そうな動きですが、これも今までやってきた操作の発展形です。
こちらに向かってくる相手の手を、捌いて流します。
動画では「掴ませないように」という表現をしていますが、これは「突きを外す」と同じ意味です。


胸捕小手詰4


捌く方向は相手の突きの内側です。
これを外に捌くと技が変わってきますよ。

内に捌くと身体が半身になりますね。相手に近い方の腕で肘打ちをするような形になると、自然に相手の手首のあたりを捕ることが出来ます。


胸捕小手詰5


手首を逆腕捕にとって、相手の肘をロックするように手前に引き込みながら、刀を立てるように手首を上に向けます。
こうすることで相手の小手(橈骨と尺骨で構成された上腕部分)が極まります。

お辞儀をするように小手を沈めると、相手はたまらず崩れ落ちます。


胸捕小手詰2


逆腕捕の手首を、剣を立てる要領で上に向けるところが難しいかもしれませんが、あとはこれまでやってきた動きです。
東京稽古会で、やってみましょう。

Posted on 2018/03/29 Thu. 18:00 [edit]

category: 胸捕

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其の百七十七、手首を伸ばす 大東流合気柔術 東京稽古会  



東京稽古会では稽古の初めに必ず基礎鍛錬というものを行います。
一般のスポーツなどで言うところの準備運動のようなものですが、身体を曲げたり伸ばしたりするなかにも、大東流合気柔術独特の術理がこめられています。

ですから、単純な準備体操というわけではないんですね。
真剣にやれば、それだけでも十分な身体操法の稽古になる鍛錬です。


手首を伸ばす1


今回行う基礎鍛錬も、いつもは単独で行っている操作なのですが、二人が相対して型稽古の要領で技をかけあっていきます。

動画を見てください。





お互いが座って向かい合います。居捕(いどり)ですね。
相手が手首を掴んで来るところを、かわしながら逆に相手の手首を捕ります。
これを掛け手といいます。

掛け手」をすることによって、相手の重心を前のめりにさせます
この時点で相手はもう崩れているんですね。


手首を伸ばす2


掛け手」は少し難しいですが、実は、ここが出来ればあとは割と簡単なんです。
小指を締めるようにして相手の手首を捕り、刀を立てる要領で相手の腕を操作します。
そうして相手の肩を詰めたら、今度はまっすぐ前に刀を突き出すようにして相手の手を交差させます。

この時に、手首や小手先の力で相手を動かそうとしては上手くいきません。
しっかりと重心の移動を使って、身体全体で自分の中心から動かす意識を持ってください。
相手の腰を浮かせることが出来れば、正しい身体の使い方が出来ていますよ。


手首を伸ばす3


こうしたことは、常に稽古の中で言われていることですよね。
基礎鍛錬の中には、そうした根本術理が豊富に含まれています。
準備運動としてやるか、基礎力をパワーアップさせる鍛錬として位置付けるのか?
そのあたりで、大きな差が出てきますよ。


手首を伸ばす4


後は動けなくなった相手の掌を捕って「小手返」。倒したところで小指丘を挟んで持ち替え、膝を使って相手をひっくり返して「逆腕捕」。
相手の手首をゆっくりと伸ばしてあげてください。受ける側も、ガチガチに固まらず、リラックスしてストレッチをするような意識で受けを取ることが大事ですよ。
受け方を知ることで、怪我の防止にもつながりますから。

Posted on 2018/03/22 Thu. 17:58 [edit]

category: 両手捕

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tag: 大東流  合気柔術  中心  重心  居捕  体重移動  掛け手  姿勢  手刀  からだ 
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其の百七十六、親指を攻める 大東流合気柔術東京稽古会  

相手が手首を握ってくるのを、逆に相手の小手を捕って制します。
これまでに何度もやってきたおなじみの技、小手返です。


親指を攻める1


この時、相手の攻撃が片手捕(相対した側の手でつかむ)と交叉捕(握手をするようにつかむ)と2パターン想定されるのですが、どちらの場合にも同じ考え方を使って制していきます。

それが、今回取り上げる「親指を攻める」です。

動画を見てみましょう。





最初は片手捕。相手が片方の手首を掴んできます。
その手を外そうとしてはいけません。相手に掴ませたまま、自分の方に引き込みます。
手首で引っ張りこむのではなく、肘を前に出す要領です。

すると、相手の手首が自分の目の前に来ますので、もう片方の手を合わせるようにして小指から絡めとります。

この時に掴むのが、相手の親指です。実際には親指の付け根から掌底にかけてのふくらみ、いわゆる拇指丘ですね。そこを攻めていきます。さらに掴まれた腕も同時に使って相手の親指を攻めていきましょう。

動画でも言っているように小手先ではなく、身体の捌きと連動させて攻めることがポイントです。
相手が崩れたら、手刀で斬り落として、固めます。


親指を攻める2


さて、今度は交叉捕です。
片手捕の時と同じように相手の攻撃を引き込むように受けます。
さらに身体を捌きつつ、もう片方の手を添わせるようにして相手の手を捕りましょう。
この時、掴むところはまたしても相手の拇指丘です。
片手捕の時は逆方向、交叉捕の時は同方向に添わせるようにと、手の向きこそ違いますが、親指の付け根を攻めるというポイントは変わりません


親指を攻める4


「攻める」という言葉が力いっぱい痛めつけるという風なニュアンスを与えるかもしれませんが、指先そのものはさほど力を入れない方が有効です。
むしろしっかり小指を絡めて、親指と小指側とで「はさむ」ような感覚で握ってみてください。親指の位置は薬指と小指の付け根辺りがベストです。


親指を攻める3


こうして親指を攻める位置をきちんと取れたら、相手の崩れ方が変わってきますよ。
稽古会でも繰り返して鍛錬していきましょう。





Posted on 2018/03/15 Thu. 19:19 [edit]

category: 片手捕

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tag: 手刀  連動  大東流  合気柔術 
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